故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.273 「読書の秋」のお話。

2014年09月30日 | 日記

先日、新潟市中央区礎町にある「クロスバルにいがた」の図書館に立ち寄ってみた。読書の秋である。この日も多くの人々が図書館で読書を楽しんでいた。本棚に並んだ本を覗いてみると「中高年のためのスポーツ医学 Q&A」という図書が目に止まった。「Q&A」形式になっている本で、その中で≪運動は体力づくり、筋力アップ以外にもに効果があるか?≫という興味ある質問が掲載されていた。

 

「運動はストレスの解消、気分の落ち込みなどにも効果がある。運動をすることにより肥満や糖尿病などの生活習慣病のほか、ストレス解消にも役立ち、不安感やうつ病の解消にも効果がある。心理的にも日常生活から離れてスポーツのみに集中することでストレスから解放される。」という回答であった。

 

また体力が向上すれば、自分をコントロールすることも簡単になり、自信や満足感が得られることになるという説もある。スポーツ仲間がいればその人たちに励まされることが心理的な支えになり、一緒に行うことでさらに楽しい時間を共有することができる。また運動による適度な疲労は快い睡眠にも役立つ。ウォーキングなどを行うことにより肉体的な疲労を起こし、眠気を生じるようになる。

 

さらに著者は「仕事が忙しくて運動する時間がないという人も多いと思うが、肉体的、精神的に健康な状態で働くために必要な時間と考えて、時間を見つけて身体を動かすようにしてください。」と指摘していた。

 

 

 

 

 


No.272 「おねがいの張り紙」のお話。

2014年09月29日 | 日記

野球愛好家の多い新潟市。多くの野球チームが練習や試合場所を確保するため、奔走している。しかし土曜日、日曜日となると申込者が多く、野球場がなかなか確保できない状況が続いている。このような中、チームのために練習場を確保していただいている方には心から感謝しなければならない。

 

先日、私の所属している早起き野球チームの「豆九クラブ」は久しぶりに新潟市西区木場にある黒埼地区野球場を借りて練習することになった。この野球場は周囲が「畑」と稲穂が黄色く色づいた「田んぼ」に囲まれた自然豊かなグランドである。外野の芝生には小さな「青蛙」が飛び跳ねていた。

 

ここのトイレには「おねがい」と書かれた張り紙が掲示されていた。そこには「この場所には 東から人がやって来ます 西からも人がやって来ます 南の方からも人がやって来ます 北なくしないで下さい………」と書かれていた。≪トイレを汚く(きたなく)しないでください≫という意味で書かれたものである。張り紙を見てホッとする瞬間でもある。

 

誰が考えた文言であろうか? なかなかのユーモアの持ち主である。それにしてもトイレにはいろいろな表現で利用者に対し、清潔に使用するよう呼び掛けている。

 

 ここのトイレには「おねがい」の紙が掲示されていた。

外野の芝生には小さな「青蛙」が飛び跳ねていた。

稲が黄色に色づいた「田んぼ」に囲まれた自然豊かなグランドである。


No.271 「塁審とボールボーイ」のお話。

2014年09月28日 | 日記

私が参加している「還暦野球大会」も「早起き野球大会」も試合に勝つと、次の試合の「塁審とボールボーイ」をやらなければならない。先日行われた「早起き野球大会」で勝利した我が「豆九クラブ」は、翌日の早朝5時30分開始の試合の「塁審とボールボーイ」を担当することになった。

 

塁審は3人、ボールボーイは1人の計4人の部員が午前5時にグランドに集合した。4人集まらないと次の試合を棄権したことになる。重要な役目がある「塁審とボールボーイ」である。この日、私も4人の中の1人として参加した。試合の主審は公認審判員が行ってくれたが、試合によっては主審まで部員がやらなければならない大会もある。

 

最初に部員の希望により1塁、2塁、3塁の「塁審」を決めた。結果として私は「ボールボーイ」をやることになった。ファウルボールなどでボールが汚れるとそれを水で洗い、きれいに拭き取ってタイミングよく主審に渡すことになる。その他、毎回スコアボードに得点板を張り出すことも重要な仕事の一つである。

 

また、今回の大会はホームラン賞が出るため、ホームランを打った選手の名前や試合結果報告を書いたりする役割もある。野球は選手だけではなく、いろいろな人の協力で成り立っている競技でもある。

 

ボールが汚れるとそれを水で洗い、きれいに拭き取って主審に渡すことになる。

毎回、スコアボードに得点板を張り出すことも仕事のひとつ。

ホームランを打った選手の名前や試合結果報告を書いたりする役割もある。

まだ暗い午前5時にグランドに集合。この日は美しい月が見えた

主審のほか3人の塁審が集まって試合開始となる。

ボールを拭くタオルと汚れを落とすタワシ。

 

 

 


No.270 「引退セレモニー」のお話。

2014年09月27日 | 日記

先日、新潟市中央区長潟にある本格的な野球場の「HARD OFF ECOスタジアム新潟」で新潟アルビレックスBCチームの青木選手の「引退セレモニー」が行われた。青木選手はプロ野球「広島カープ」の出身で、新潟チーム在籍7年目のベテラン選手である。この日は4番・一塁手で先発出場し、ホームラン打者らしく初球からフルスイングを見せてくれた。

 

試合終了後、青木選手のサポーターが作成したビデオがバックスクリーンの大型ディスプレイに流された。セレモニーにはこの日の対戦相手の信濃グランセローズの選手もベンチ前に整列した。マイクの前に立った青木選手は1番目に新潟アルビレックスBCの会社、2番目にチームメート、3番目にサポーター、4番目に家族に対し、心のこもった感謝の言葉を述べられた。

 

時には感極まり、言葉に詰まりながらも堂々と引退の気持ちを言葉にした。青木選手は両チームの選手からマウンドで胴上げをされ、多くのサポーターが温かい拍手を送った。スポーツ選手には引退が付きものである。一方、私の所属している“還暦野球”の選手は70歳以上になると“古希野球”に入部する選手が多い。

 

聞けば参加資格が75歳以上の北信越大会にも今年から参加した選手もおられる。さらに80歳以上の選手による全国大会もあるという。現在≪67歳≫の私にとって「野球選手引退の日」はまだ先のことのようである。

 

マイクの前に立った青木選手は心のこもった感謝の言葉を述べられた。

青木選手のファンが作成したビデオがバックスクリーンの大型ディスプレイに流された。

セレモニーにはこの日の対戦相手の信濃グランセローズの選手もベンチ前に整列した。

青木選手のご家族からも花束が贈られた。

青木選手に温かい拍手を送るサポーター。

青木選手は両チームの選手からマウンドで胴上げをされた。

 

 


No.269 「ホームゲーム最終戦」のお話。

2014年09月26日 | 日記

先日、私は新潟市中央区長潟にある「HARD OFF ECOスタジアム新潟」でルートインBCリーグ公式戦の「新潟アルビレックスBC」と「信濃グランせローズ」との野球のナイトゲームを観戦してきた。この日はホームゲームの最終戦ということもあり、2.538人の観客が集まった。

 

試合は投手戦が続いた。6回を終了し安打数は新潟が「2本」。一方、信濃は「0」。その2本がソロホームランによるもので、得点は《2対0》で新潟がリードした。先発した間曽投手は140キロ台の直球と110キロ台の変化球で三振の山を築いた。信濃の左腕・有斗投手も力投し、連打を許さなかった。

 

新潟「7個」、信濃「10個」と両チーム合わせて17個の三振を記録した。終わってみれば《2対0》で新潟が勝利した。安打数では新潟がホームランを含めて「4本」、信濃は「1本」と投手陣が踏ん張りを見せた試合でもあった。試合終了後、いつものように監督・選手が帰りを急ぐ観客を出口で見送っていた。

 

中には選手と握手をしたり、ボールやシャツの背中に選手のサインをもらっている観客も見られた。

 

2本がソロホームランによるもので《2対0》で新潟が勝利した。

先発した間曽投手は140キロ台の直球と110キロ台の変化球で三振の山を築いた。

間曽投手は140キロ台の直球と110キロ台の変化球で三振の山を築いた。

先制のソロホームランを打った平野選手。

「信濃グランセローズ」の応援団。

安打数は新潟が「2本」。信濃は「0」。その2本がソロホームランによるもの。

5回終了後、選手がグランドを整備していた。

ラッキーセブンの7回には黄色と青の風船を飛ばしていた。

試合終了後、いつものように監督・選手が帰りを急ぐ観客を出口で見送っていた。

ボールやシャツの背中に選手のサインをもらっている観客もおられた。

 

 

 

 

 


No.268 「白龍大権現大祭」のお話。

2014年09月25日 | 日記

先月の行事であるが、今日は我が家から徒歩で約5分のところにある「白龍大権現神社」のお祭りのお話。1年に1回開催されるこの神社の「大祭」に近所の子供たちや買い物客などが集まってきた。このお祭りの中で「お神楽」の舞を見た後に行われる「餅まき」が特に人気が高い。

 

午後5時30分に「白龍大権現神社」の前に到着すると「トコロテン」が振舞われていた。私も甘い蜜のかかった冷たい「トコロテン」を美味しく頂戴した。そしてお目当ての「お神楽」が登場した。太鼓を叩く人、横笛を吹く人の音に合わせ2人の踊り手が優雅に踊り始めた。踊り終わると赤い袴と空色の衣に着替えて再登場した。

 

龍の頭部を頭に乗せ、鬼の面をつけた踊り手も登場し、勇壮な舞を披露した。最後に赤い帽子をかぶった大黒様が登場し、待望の「餅まき」が始まった。「餅まき」といっても「餅」のほかに「煎餅」「飴」「チョコレート」などのお菓子が子供たちの前に撒かれた。

 

地域に根付いた年に1度の神社の「大祭」で、多くの子供たちはビニール袋に自分で拾ったお菓子をいっぱいに詰め込んで楽しそうに家路を急いでいた。

「白龍大権現神社」の前に到着すると「トコロテン」が配られていた。

太鼓を叩く人、横笛を吹く人の音に合わせ2人の踊り手が優雅に踊り始めた。

踊り終わると赤い袴と空色の衣に着替えて再登場した。

龍の頭部を頭に乗せ、鬼の面をつけた踊り手も登場し、勇壮な舞を披露した。

最後に赤い帽子をかぶった大黒様が登場し、待望の「餅まき」が始まった。

 


No.267 「にいがた総踊り」のお話。

2014年09月24日 | 日記

様々な“創作ダンス”で新潟の街を盛り上げる「にいがた総踊り」が3日間の日程で開幕した。会場は新潟ふるさと村、下本町商店街、こんぴら通り、山ノ下市場通り、万代シティ、新潟駅南口広場など8か所で一斉に行われた。踊り子は新潟県内からはもとより、遠くは北は北海道から南は九州まで全国各地から参加した。

 

その数は201団体、約15.000人という。特に大人の踊り子に交じって小学生や中・高校生、専門学校生など、多くの若い元気な踊り子の姿が目に付いた。中には“下駄”をはいた若者、“浴衣”を着たり“扇子”や“傘”を持った団体などがそれぞれリズムに乗りながらスピーカーから流れてくる音楽に合わせて踊っていた。

 

私は我が家から一番近い古町5~7番町商店街で繰り広げられた「にいがた総踊り」を鑑賞した。この場所はオーバーアーケードがかかっており、雨天により踊りが中止されることはない。歩道の両側に鑑賞用の椅子が用意されていたが、座れない人も多く見られた。

 

たくさんの観客が押しかけ、動きの激しい踊りが終わるごとに大きな拍手を送っていた。

 

自分たちのグループの出番を待っている踊り子。

出演者4人の小さなグループも見られた。

中央の上段に座っている4人が踊りの審査を行っている。

 

 

 


No.266 「勝点3」のお話。

2014年09月23日 | 日記

今日は私が熱心に応援しているサッカーJ1リーグの「アルビレックス新潟」のお話。先日、ホームゲームで2連敗していた「新潟」はなんとしても勝たなければならない試合を迎えていた。この日の対戦相手は「ベガルタ仙台」。今年3月、私は仙台まで行って応援してきた。その時の試合は《2対1》で新潟が勝利した。相性のいいチームである。

 

この日の試合、前半戦は「ベガルタ仙台」に押し込まれたが守備陣がなんとか頑張り《0対0》のまま。後半戦の途中から猛烈な雨の降る中での試合となった。ユニフォームはビショ濡れとなり、蹴ったボールは“水しぶき”を上げて止まり、まるで池の中で試合をしているようであった。

 

私たちの観戦している応援団席にも雨が落ちてきた。多くのサポーターは屋根のあるスタンドの方へ移動した。その猛烈な雨の降る中、レオシルバ選手がフリーキックをゴールの右隅に決めてくれた。《1対0》で競い勝ち、待望の「勝点3」を手に入れた。ホームゲームで新潟は3試合ぶりに勝利の味を噛みしめた。

 

午後7時、試合開始のため、スタジアム周辺は暗くなっていた。

黄色のユニフォームを身につけた「ベガルタ仙台」のサポーター。

試合開始前に花火が打ち上げられた。

いよいよ試合開始。

前半戦は守備陣がなんとか頑張り《0対0》のまま。

後半戦の途中から猛烈な雨の降る中での試合となった。

猛烈な雨で視界が悪くなってきた。

レオシルバ選手がゴール隅に決め《1対0》となり、待望の「勝点3」を手に入れた。

試合が終了する頃、雨も上がってきた。

多くのサポーターは屋根のあるスタンドへ移動した。《1対0》で競い勝ち「勝点3」を手に入れた。

 

 

 


No.265 「延長戦」のお話。

2014年09月22日 | 日記

私のブログの9月15日付けNo.257号の《打撃戦》の中で「新潟エージレス野球クラブ」が「上越ライフロング」に《10対9》でなんとか逃げ切った時間のかかった試合を掲載した。来年度の≪全日本古希軟式野球大会≫の出場権をかけた新潟県予選大会での出来事であった。

 

今日はウィナーズカップ決勝トーナメントの準々決勝に出場した「豆九クラブ」のお話。先ずは下の写真のスコアボードをご覧いただきたい。6回終了時《1対5》と敗色ムードが漂っていたが、最終回の7回の表に相手エラーなどで出塁したランナーを坂上主将が走者一掃の2塁打を放ち、続く中村選手の執念のタイムリーヒットが出て4点を入れて同点とした。

 

そして「延長戦」に突入した。8回・9回・10回と両チームとも無得点で決着がつかず、11回からはノーアウト満塁からのエキストラ・イニングに入った。11回表に2点を入れた「豆九クラブ」であったが、その裏に2点を返され同点とされた。12回表に1点を入れ逆転したが、その裏に2点を返され、結局《8対9》で残念ながら力尽きてしまった。

 

普通の試合のほぼ2試合分に相当する3時間15分を超える緊迫した長~い試合となった。審判、監督、選手の皆さん、たいへんお疲れ様でした。

 

3時間15分を超える緊迫した長い試合となった。11回を終了しても同点。

 試合前に気合の入ったバットの素振りをする選手。

先発オーダーを発表する高橋監督。

いよいよ試合開始。

先発した「豆九クラブ」の左腕・工藤投手。

7回に4点を入れ、同点に追いついて延長戦に入る。

力投する「豆九クラブ」の長尾投手。

試合が終了した時、空はやや薄暗くなってきた。

会場の白根球場の周辺は収穫を待つ新潟米の「稲穂」が垂れ下がっていた。

 

 

 

 

 


No.264 「ゲリラ豪雨」のお話。

2014年09月21日 | 日記

異常気象が続いている日本列島である。8月には「ゲリラ豪雨」で広島県で土砂災害が起き、死者が70人を超える大惨事となった。9月に入っても東京都や大阪府に「ゲリラ豪雨」が襲った。そして先日、北海道でもテレビニュースで「重大な危険が差し迫った異常事態です。直ちに命を守る行動をとってください。」との大雨特別警報が出された。

 

気象庁はこの天候不順について30年に1回以下の割合で起こる「異常気象」であると発表した。9月7日付けNo.250号の私のブログでも「降雨によるノーゲーム」を掲載したばかりである。先日「ゲリラ豪雨」のようなものすごい雨が再度、新潟市江南区にある“かわね公園グランド”を襲った。

 

私が所属している「豆九クラブ」の公式戦の前までは曇り空の中で別の大会の試合が行われ、無事「閉会式」も終了した。ところが我々の試合に入る直前に突然、強風に乗って「ゲリラ豪雨」が襲ってきた。グランドはアッという間に水浸しとなった。さらに雨水が川のように流れ始めた。

 

当然、この日の試合は中止となった。選手は屋根のあるベンチに避難したが、横殴りの風雨のため、びしょ濡れとなり、私は一目散に車の中に飛び込んだ。それにしても写真を撮ることを忘れるほど、経験したことのない「ゲリラ豪雨」であった。

 

 「豆九クラブ」の試合の前までは曇り空で別の大会の試合が行われ、無事「閉会式」も終了した。

私たちの試合に入る直前に突然、強風に乗って「ゲリラ豪雨」が襲ってきた。

グランドはアッという間に水浸しとなった。さらに川のように流れ始めた。

この後、グランドが川のように流れるがカメラを撮っている余裕はなかった。

 


No.263 「街角パフォーマンス」のお話。

2014年09月20日 | 日記

先日、新潟市中央区の繁華街である古町通を歩いていたら、若い女性の歌が聞こえてきた。近づいてみると新潟県佐渡市出身のボーカリスト「相川ひとみ」さんが椅子に座った観客を前にギターを片手に美声を聴かせていた。新潟市古町6番町商店街の中央付近にステージがあり、約30人ほどの観客が大きな拍手を送っていた。

 

この「街角パフォーマンス」は“ふるまち街角パフォーマンス実行委員会”が主催し《音楽が街にあふれる!!》をテーマに路上を使っていろいろなパフォーマンスを繰り広げるもの。今年は6月21日~9月28日までの長い期間、土曜日、日曜日、祝日を利用して開催されている。

 

ハワイアンダンス、ジャズ、ポップス、歌謡曲、三味線、そしてマジックから大道芸までいろいろなジャンルの音楽などを楽しむことができる。今年で12回目を迎えるこのイベントが古町通商店街を歩いている人々の目と耳を楽しませてくれる。

 

私も足を止めて「相川ひとみ」さんの歌声に、しばし耳を傾けることにした。

会場で配布されていたパンフレット。

ふるまち街角パフォーマンス2014

 


No.262 「飛行船」のお話。

2014年09月19日 | 日記

午後3時半過ぎに我が家近くの「他門川公園」で孫を連れて遊びに出るのが、最近の私の日課になっている。ここでは滑り台、ブランコ、ジャングルジム、鉄棒、砂場などがあり、幼稚園児や小学生たちの格好の遊び場となっている。多くの子供たちの元気な歓声が聞こえてくる広場ともなっている。

 

この公園の上空は緊急患者がヘリコプターで近くの新潟大学病院へ運ばれてくる飛行コースになっており、私は公園から大きな音を立てた「ドクターヘリ」をたびたび見ている。しかし、この日の音は少し小さく、いつものヘリコプターの音とは異なっていた。上空を見上げるとそこには大きな「飛行船」が浮かんでいた。

 

公園で遊んでいた子供たちも一斉に上空を見上げ、ゆっくりと動く「飛行船」を指差して歓声を上げていた。その「飛行船」をよく見ると青い文字で「メットライフ生命」(Met Life)と書かれてあり、生命保険会社の宣伝用の「飛行船」であった。

 

上空を1時間ほどかけゆっくりと同じコースを5~6回飛行した後、視界から消えていった「メットライフ生命」のホームページには「どんなに落ち込んでいても、きれいに澄み渡る青空を見れば、元気になる。元気が出て笑顔が戻れば、ちょっといい一日になる。…(略)…さあ、上を向こう。」と書かれてあった。

 

幼稚園児や小学生たちの格好の遊び場となっている「他門川公園」。

上空を見上げるとそこには大きな「飛行船」が浮かんでいた。

 

 この上空は緊急患者がヘリコプターで近くの新潟大学病院へ運ばれるコースになっている。

 

「メットライフ生命」のホームページから。 

 


No.261 「中秋節を祝う会」のお話。

2014年09月18日 | 日記

先日、新潟市中央区礎町にある「クロスパルにいがた」で新潟ハルビン友好市民の会が主催した「中秋節を祝う会」を覗いてみた。「中秋節」は陰暦の8月15日、秋の半ば(中秋)にあたり、中国では月を祭る日とされてきた。中秋の名月こそ一年中で最も美しい月とされ、月餅や果物、花などを供えて月を祭った。

 

この日、会場では月餅ではなく、餃子を作って「中秋節」をお祝いした。午前9時30分に調理実習室に30人ほどの人が集まり、本場・中国の餃子を作り始めていた。多くは新潟市に住んでおられる中国人の方々で、部屋には笑い声とともに中国語が飛び交っていた。正確に数えていないが数百個の心のこもった手作り餃子がテーブルの上に運ばれた。

 

そしてお昼から「中秋節を祝う会」が盛大に開催された。会場には来賓として中華人民共和国駐新潟総領事館から3人の先生方も出席された。そして本場の≪月餅≫と≪紹興酒≫を持参され「祝う会」を盛り上げていただいた。「日中関係も間もなく春が来ますよ」との強い言葉も聞かれた。

  

《庆祝中秋会》  

前几天,我参加了{由新潟哈尔滨友好市民协会主办的}庆祝中秋活动。中秋节是阴历8月15号,在秋季的中间,中国人这一天有赏月的风俗。中秋节的月亮是一年中最漂亮的。许多人供月饼、水果以及鲜花来庆祝中秋节。 

 

这天,在会场没有准备月饼,而是包了水饺来庆祝中秋节。上午九点半开始,在料理实习室聚集了三十多人,开始准备包水饺。大部分参加者是{住在新潟市的}中国人。屋子里充满了笑声和汉语。虽然没有准确地数(shǔ)过,但桌子上大约有数百个{大家亲手包的}水饺。  

 

然后,从中午开始,举行了盛大的中秋庆祝活动。{来自中华人民共和国驻新潟总领事馆的}三位领事也参加了活动,并且带来了中国的月饼和绍兴酒,让会场的气氛达到了高潮。我听到了中日关系很快就会好转之类的话。 

 

神戸館長さんの乾杯のご挨拶。

調理実習室に30人ほどの人が集まり、本場・中国の餃子を作り始めていた。

可愛らしい子供も餃子づくりに参加されていた。

正確に数えていないが数百個の心のこもった手作り餃子がテーブルの上に運ばれた。  

主催者である「新潟ハルビン友好市民の会」の会長さんの挨拶。

中華人民共和国駐新潟総領事館から3人の先生方も出席された。

 

 

 

 

 

 

 


No.260 「応援団」のお話。

2014年09月17日 | 日記

どんなスポーツでも「応援団」はいるものである。今日の「応援団」はサッカーJ1リーグの「アルビレックス新潟」チームを熱烈に応援しているサポーターのお話。今年の8月20日付けNo.232号の「勝てないアルビ」と9月8日付けNo.251号の「暗雲」という私の「ブログ」で、現状ではJ2リーグへ降格するかもしれないと私は警鐘を鳴らしてきた。

 

先日「アルビレックス新潟」はJ2リーグ15位のチームに負け、J1リーグ最下位のチームにも負けた。そして最近の「ガンバ大阪」との試合で≪5対0≫とこれまで見たことも聞いたこともない大敗を喫してしまった。私と同じように「アルビレックス新潟」が現在“どん底”状態にいると考えているサポーターも多い。

 

そして先日、私の思いを代弁するかのような投書が新潟県で一番多く読まれている新聞の「新潟日報」に掲載されていた。その投書には「“どん底”からの復活を。」「くよくよ落ち込んでいる暇はない。」「選手もサポーターも前を向き、チーム一丸となって新潟の底力をみせてやろう。ここは踏ん張りどころ。」「全力で最後まで応援するよ。」と書かれていた。

 

私も正にそのとおりであると思っている。頑張れ!! 「アルビレックス新潟」!!。

 

私の思いを代弁するような投書が「新潟日報」に掲載されていた。

熱い声援を送るアルビレックス新潟のサポーター。

 

 

 

 


No.259 「清掃・水環境ポスターコンクール」のお話。

2014年09月16日 | 日記

先日、新潟市民プラザ6階のミニギャラリーで「清掃ポスターコンクール」と「水環境ポスターコンクール」の入選作品展が同時に開催されていた。清掃ポスターコンクールは「ゴミのないきれいなまちづくり」を目指して新潟市内の小学生を対象にポスターを募集したもの。

 

“自分から環境のためにゴミを拾おう”と書かれた小学校6年生のポスターが金賞を獲得した。“ゴミはきちんと分別しよう”と“ポイすて きんし”と書かれたポスターが銀賞を獲得した。一方、水環境ポスターコンクールは「水と緑の環境を大切にして都市と田園が共存する新潟市」の水環境の意識を高めてもらうため、新潟市内の中学生を対象にポスターを募集したもの。

 

応募総数は158点。その中の入選作品がここに展示されていた。“生命育む新潟の水辺”と書かれた標語と、国際保護鳥である「朱鷺」の飛ぶ絵を書いた中学3年生の作品が金賞に輝いた。“守りたい 新潟の澄んだ水を”と“守り続けよう 水もが灯す もうひとつの光を”と書かれたポスターが銀賞に輝いた。

 

ゴミの分別など私たち大人が守らなければならない標語も何点か見られた。小・中学生の環境に対する視線はなかなか厳しいものがある。