「ごりやくめぐり」で訪れた4番目の場所は、安産・子宝・夫婦円満の「道祖神」である。辞書によると「道祖神」とは≪峠や辻・村境などの道端にあって、悪霊や疫病などを防ぐ神≫と書かれてある。
続けて≪丸石・陰陽石・男女2体の石像などを神体とする。≫と説明されていた。この場所には2つの「道祖神」が置かれていた。1つは男女が餅搗きをしている姿が石に刻まれていた。
「臼」を女性、「杵」を男性に見立てたもので「餅搗き道祖神」と呼ばれている。もう1つの「道祖神」には男女が手を取りあっている姿が刻まれていた。夫婦円満にもご利益があるという。
パンフレットには≪結婚や出産を迎える方は、是非お参りください。≫と書かれていた。ここはユーモアを感じる場所でもあった。