故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.334 「我が家周辺の紅葉」のお話。

2014年11月30日 | 日記

我が家周辺にある樹木の“紅葉”もなかなか美しいものがある。いつも孫と遊んでいる我が家から徒歩数分にある「他門川公園」には“桜”や“ドングリ”などが植えられているが、中でも“イチョウ”の葉の黄色が美しい。この日も黄色を楽しんでいたら、先日の強風で“イチョウ”の実である「ギンナン」が地面に落ちていたのを発見した。

 

この「他門川公園」に隣接している礎町通りの“けやき”の“紅葉”も見応えがある。太い幹を持った“けやき”の枝の先端はビルの4階近くまで達している。けやき並木は道路の両側と道路の中央の3列にきれいに植えられている。丁度“けやき”の木のトンネルの中を自動車と人が行きかうような光景が見られる。

 

また我が家から目の前に見える14階建てのマンションの庭にある5本の“けやき”も色づいてきた。この場所はビル風が強く、毎年のことであるが、礎町通りの“けやき”よりも早く落葉してしまう。隣りの家に植えられている晩秋に咲く“ツワブキ”も花茎が60cmほどになり、一斉に目立つ黄色い花を咲かせていた。

 

更に2軒隣りの家にある植木鉢の“もみじ”や“蔦”も色づいてきた。私がいつも通っている道端や公園にも注意してみると美しい“紅葉”や、ひっそりと咲く“花”を鑑賞できるのである。

 

我が家から徒歩数分にある「他門川公園」は“イチョウ”の葉の黄色が美しい。

先日の風で多くの「ギンナン」が地面に落下していたのを発見した。

晩秋に咲く「さざんか」の花が咲いていた。

「他門川公園」に隣接している礎町通りの“けやき”の“紅葉”も見応えがある。

我が家の2軒隣りの家にある“もみじ”や“蔦”も色づいてきた。

14階建てのマンションの前にある5本の“けやき”の葉も色づいてきた。

晩秋に咲く“ツワブキ”も花茎が60cmほどになり、一斉に黄色い花を咲かせていた。

近所にある家の庭に咲く“ツワブキ”。


No.333 「萬代橋周辺の紅葉」のお話。

2014年11月29日 | 日記

先日、我が家から信濃川河畔の「やすらぎ堤」のサイクリング道路を上流へ向かって“紅葉”を楽しむために自転車で走った。(11月27日付けNo.331号 「やすらぎ堤の紅葉」に掲載済。)そしてこの日は逆方向の下流に向けて走ることにした。先ず「やすらぎ堤」に立つと新潟市のシンボルである美しい姿の「萬代橋」が見える。

 

この橋は国の重要文化財に指定され、橋の側面に御影石の化粧板を施した6つのアーチを連ねた長さ306.9mの橋である。現在、「新潟駅」と新潟市の繁華街の「古町」を結んでいるメインストリートの一部をなしている重要な橋となっている。信濃川の左岸を自転車で走ると、右手に日本一の長さを誇る信濃川、左手に《桜》並木の“紅葉”を見ることができる。

 

「萬代橋周辺の紅葉」も見頃を過ぎており、落ち葉が「やすらぎ堤」の芝生の上に重なっていた。しかし一部の木にはまだ美しい“紅葉”を見ることができた。“紅葉”の下ではベンチで休んでいる人、ジョギングを楽しむ人、犬を連れて散歩する人などの姿があり、ここには時間がゆっくりと流れているように感じられた。 

 

「やすらぎ堤」に立つと新潟市のシンボルである美しい姿の「萬代橋」が見える。

落ち葉が「やすらぎ堤」の芝生の上に重なっていた。

犬を連れて散歩する人などの姿があり、ここには時間がゆっくりと流れているように感じられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


No.332 「白山公園の紅葉」のお話。

2014年11月28日 | 日記

先日、青空がのぞく秋晴れの日、気分転換をかねて自転車で久しぶりに「白山公園」へ行ってきた。この公園は1873年、日本で最初に開設された全国25箇所の“都市公園”のひとつで、池・築山・花木などを配したオランダ風の回遊式公園である。この公園に隣接して新潟総鎮守の「白山神社」もあり、この周辺一帯が新潟市民の憩いの場となっている。

 

この公園は1989年に「日本の都市公園100選」にも選ばれた新潟市を代表する美しい公園でもある。私は公園内にある「新潟県民会館」周辺の《桜》の木の密集した場所を最初に訪れた。ここは春になると多くの花見客でごった返している《桜》の名所である。しかしこの日は枯葉の落ちる音が聞こえるほど静かであった。

 

既に紅葉の最盛期を過ぎており、多くの葉が地面に落ちていた。ここは高い遊歩道から《桜》の葉をすぐ目の前で鑑賞できる絶好の場所でもある。また「陸上競技場」周辺は桜の木のほかにイチョウの木が植えられており、黄色い葉が太陽に輝いていた。

 

また公園内にある「蓮池」に植えられた《蓮》の葉は公園の係員によりすっかり刈り取られており、隣りの「ひょうたん池」周辺の紅葉も池に映えてその美しさを増していた。秋、最も遅く咲く花のひとつである「ツワブキ」の黄色い花も、私の目を楽しませてくれた。私はこの日もゆっくりと「白山公園」の美しい紅葉を鑑賞させてもらった。

 

公園内にある「新潟県民会館」周辺の《桜》の木の密集した場所を最初に訪れた。 

既に紅葉の最盛期を過ぎており、多くの落ち葉が地面に落ちていた。

秋、最も遅く咲く花のひとつである「ツワブキ」の黄色い花も目に付いた。

「陸上競技場」周辺はイチョウの木が植えられており、黄色い葉が太陽に輝いていた。

「燕喜館」周辺の紅葉も見応えがあった。 

 「蓮池」の蓮の葉は公園の係員によりすっかり刈り取られていた。

「ひょうたん池」周辺の紅葉も池に映えてその美しさを増していた。

 

 

 

 


No.331 「やすらぎ堤の紅葉」のお話。

2014年11月27日 | 日記

今日から我が家周辺の“紅葉”をシリーズでお送りしたい。今回はその1回目。先日、孫と一緒に信濃川河畔の「やすらぎ堤」にあるサイクリング道路を自転車で約2時間ほど走ってきた。この「やすらぎ堤」には新潟市のシンボルのひとつである「萬代橋」周辺を中心に約1.000本の《桜》の木が植えられている。

 

毎年4月頃「やすらぎ堤」周辺に植えられた《桜》がピンク色の花を付け、多くの新潟市民が“お花見”に訪れる場所となっている。春の《桜》もいいが、秋の「やすらぎ堤の紅葉」もなかなか見応えがある。先日、私が海外旅行で訪れたばかりの「カナダ」の本格的な“紅葉”とはスケールや風情を異にするが、「やすらぎ堤」の“紅葉”も新潟市の秋の風物詩のひとつとなっている。

 

この日私は自宅から数分で「やすらぎ堤」に到着し、ここから上流に向かって約2Kmほどの間、左手には信濃川、右手には桜並木の“紅葉”を楽しむことにした。《桜》の葉の色は真紅の葉は少ないが、赤茶けた葉や黄色い葉が綺麗に太陽の光に反射していた。すでに落葉している葉もあるが、もう少しの期間「やすらぎ堤の紅葉」を楽しむことができそうである。

 

これから寒くなり風雨が強まるとすべての葉が落ちてしまう。そして12月に入ると雪の便りが届けられる。新潟も冬の足音がすぐそこまで聞こえている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


No.330 「たから市」のお話。

2014年11月26日 | 日記

今回で4回目となる「たから市」が新潟市中央区古町7番町通りの“ふるまちモール7”で開催された。「たから市」とは新潟県の特産品である「米」を始め「味噌」「野菜」「果物」「はちみつ」「花」「海産物」「きのこ」などを生産者が直接、店を出して販売するイベントである。

 

「たから市」ではこれまで新潟県内の生産者が中心となり店を出していたという。今回は新潟県全域からの出店のほか、群馬県、茨城県などの生産者の出店もあった。私の大好きな十日町産の「なめこ」も販売されていた。私が訪れたのは平日の昼間であったが“ふるまちモール”は多くの買い物客で賑わっていた。

 

集まった人は特産品を試食したり、生産者から商品の説明を聞いたりして買い物を楽しんでいた。この日会場で配られていたチラシによると、このイベントは新潟市企業支援型雇用創造事業委託事業として行われており、「農山漁村の6次産業を応援します」と書かれていた。

 

このイベントを契機に6次産業化を目指す多くの起業家が育ってくれることを期待したい。

 

会場に建てられていた「たから市」の立看板。

新潟県全域からの出店のほか、群馬県、茨城県などの生産者の出店もあった。

 

 

 

 

 

 

 


No.329 「中国を話そう」のお話。

2014年11月25日 | 日記

古い話で恐縮ですが、先月、私は「新潟ハルビン友好市民の会」が主催した≪「中国」を話そう≫というイベントに参加した。この日の講師は台湾の高雄市出身で新潟市内の専門学校に通う30歳の呂宗翰さん。大学時代に2年間、日本語を勉強し、今年の3月に来日され、更に日本語を猛勉強したというだけあって、落ち着いた流暢な日本語で台湾の街の話、食べ物、文化、歴史などについて分かりやすく解説していただいた。

 

禁煙や飲食禁止の話も興味深かった。日本と同じように台湾でもデパート、スーパー、本屋などでは全面禁煙となっている。地下鉄の中では飲食も禁止されており、違反すると1万元(日本円で約2万8千円)という高額な罰金を徴収されるという。またタクシーの車の色が全て黄色で統一され「小黄」(日本語で“黄色ちゃん”)と呼ばれている。日本のタクシーのような「自動ドア」は備え付けていない。

 

台湾はコンビニの設置されている密度は世界一という。日本の九州とほぼ同じ面積に約10.000の店舗がある。そのうち「セブンイレブン」が約5.000店、「ファミリーマート」が2.900店、「ハイライフ」が1.300店、「サークルK」が900店などとなっており、24時間営業でとても便利だという。台湾で使う言葉は北京語であるが、日本語と同じ発音の台湾語も多いことに驚いた。

 

例えば、タンス、ネクタイ、シャツ、ビール、弁当、まぐろ、アルミ、ドライバー、オジイサン、オバアサン、案内、元気など。台湾では日本と同じこのとおりの発音で通じるとのこと。また台湾では大学を卒業すると1年間の兵役が義務付けられているため、大学生の6~7割は兵役を終えてから自分の将来の進路を決める人が多いという。

 

《谈一谈“中国”吧》 

这是上个月的话题,不好意思。上个月,我参加了{由新潟市哈尔滨友好协会主办的} “谈一谈中国吧” 的活动。这一天的讲师是吕宗翰先生。他三十岁,来自台湾高雄市,现在在新潟市内的专门学校上学。 他在大学学过两年日语,今年三月份来到日本,更加发奋地学习日语。正因为如此,他的日语说得慢,比较流畅。他简单易懂地为我们讲解了台湾的城市面貌、食物、文化、历史等。  

 

禁止吸烟和禁止饮食的话题也让我感兴趣。台湾和日本一样,在百货店、超市、书店等处也完全禁烟。在地铁中也是禁止饮食。违反的话,会罚款高达一万台币(折合日元大约2万8千日元)。还有,出租车的颜色都统一成黄色,被称为小黄(日语称作“kiirochan”)。不像日本的出租车那样装有“自动门”。  

 

据说台湾的便利店开设密度为世界第一。台湾的面积和日本的九州几乎相同,却约有10,000家便利店。其中,“7-11”约5,000家、“全家”约2,900家、“highlife”约1,300家、“circle-k”约900家等等。他说便利店24小时营业,非常方便。在台湾使用的语言是汉语。但是,让我吃惊的是,很多台湾的单词发音和日语相同。  

 

比如说:(tansu)衣柜、(nekutai)领带、(shatsu)衬衫、(biiru)啤酒、(bento)盒饭、(maguro)金枪鱼、(arumi)铝、(doraiba)司机、(ojiisan)爷爷、(obaasan)奶奶、(annai)向导、(genki)有精神、等等。听说,在台湾这些日语发音的单词大家都能理解。还有,据说在台湾,大学生毕业后,要服一年兵役,所以,60%到70%的大学生是服完兵役之后,再决定自己将来的出路。 

 

烏龍茶と中国のお菓子を頂戴しながら、呂さんのお話を楽しく聞かせていただいた。

ホワイトボードを使って説明される講師の呂さん。

烏龍茶と中国のお菓子が出された。

ロビーではインドの民族音楽の演奏会が開かれていた。

廊下ではバザーも行われていた。

過去に新潟市に来られた外国のお客さんから頂戴した記念品が展示されていた。

 

 


No.328 「旅の楽しみ」のお話。

2014年11月24日 | 日記

今回のカナダ旅行の楽しみは3カ所の紅葉名所(ローレシャン高原・アルゴンキン州立公園・ナイアガラの滝)を訪ねることであった。私達は紅葉の最盛期から約2週間ほど遅れての訪問であったため、残念ながら一部の地域では落葉が始まっており、期待した見事な紅葉を見ることができなかった。

 

しかし遊覧船で観光した「ナイアガラの滝」の迫力は想像以上であった。名所・旧跡を巡ったり、素晴らしい景色を眺めたり、現地の人とお話をすることなども≪旅の楽しみ≫のひとつであるが、そのほかに旅行先の食事も≪旅の楽しみ≫のひとつである。今回の旅の食事の写真を最後に掲載してみた。

 

写真を見ていると機内食の日本料理のほか、旅行期間中はチキン・牛肉・パスタ・サーモン・中華・ロブスター料理などいろいろな料理を楽しむことができた。カナダの食事はボリュウムはあるが、野菜類が少ないと感じた。健康志向の日本人観光客には野菜のメニューがもう少し欲しいところであった。

 

今回の旅のように長時間の飛行機の旅は「時差」などが加わり、中高年にとってはかなりの疲労やストレスが伴うものである。日頃からハードスケジュールをこなせる体力をつけておく必要性を痛感した旅行でもあった。

 

 1日目の食事。日本航空の機内食。離陸して1時間後に出された料理。

機内で2回目の食事。

日本航空の機内食。3回目の食事。着陸2時間前に出された料理。

1日目のホテルで出された夕食のチキン料理。

2日目のホテルの朝食バイキング。

2日目の昼食会場のレストラン。

2日目の昼食のパスタ料理。

デザートは本当に甘いものが多かった。

3日目の朝食のレストランの入口。

3日目の昼食は遊覧船で配られた「おにぎり」。

3日目の夕食はホテル近くのレストランで出された「サーモン料理」。

かなり肉厚のキングサーモン料理。

3日目の夕食はサーモン料理のレストランで。

4日目の朝食はホテルでバイキング。

コーヒーに入れるミルク。脂肪分が10%と2%のものがある。どこのレストランでも用意されていた。

4日目の夕食はホテルで中華料理。

中華料理店があるホテルの食堂街。

5日目の朝食はホテルでバイキング。

5日目の昼食は「ナイアガラの滝」を見ながら、ホテルの13階でバイキング。

5日目の夕食はホテルに近いレストランで「ロブスター料理」。

6日目の朝食はシカゴのオヘア空港で軽食。

6日目~7日目の食事はシカゴの空港ラウンジで軽食。

日本航空の機内食。1回目。

着陸予定の2時間前に出される機内食。

 

 

 

 

 

 


No.327 「帰国の途」のお話。

2014年11月23日 | 日記

カナダに入国して6日目。私達はまだ暗い午前3時15分にホテルを出発し、バスでバッファロー空港へと向かった。カナダとアメリカの国境で入国審査があった。アメリカの入国管理職員も早朝3時過ぎから勤務しなければならない大変な仕事であることを痛感した。窓口でパスポートを提示すると「カナダのどこの都市を訪問したのか?」「アメリカのどの空港から入国したのか?」の2点を聞かれた。

 

無事、アメリカへの入国を済ませ、再びバスに乗りバッファロー空港へとバスは走った。ホテルからの所要時間は約2時間、距離にして130Kmの旅であった。バッファロー空港からシカゴのオヘア空港までの飛行機はほぼ満席の小型ジェット機であった。順調に飛行することができ、予定よりやや早く、約1時間30分ほどでオヘア空港に到着した。いよいよ日本に向けて日本航空の大型機に乗り込むだけとなった。

 

しかし出発時刻まで私たちはここで約6時間ほど待たなければならない。ここで6時間も待つようであれば、バッファロー空港でもっと出発時刻の遅い飛行機に乗ればいいのにと思ったりもした。私達はゆっくりと空港ラウンジで時間を潰すことにした。無料ドリンク券とお食事券をもらい、軽い朝食をとった。コーヒーやビスケットなどは無料であった。

 

多くのビジネスマンはパソコンの端末をつなげ、ディスプレイを覗いていた。ここでは朝日新聞と日本経済新聞も読むことができた。小渕経済産業大臣が辞意を表明したことや、私の応援しているプロ野球の「読売巨人軍」が敗れ、日本シリーズに出場できないことなどが分かった。定刻にサービスのいい日本航空のジェット機に乗り込み、約13時間のフライトを楽しむことになった。

 

バッファロー空港(下の写真)からオヘア空港までの小型ジェット機はほぼ満席であった。

シカゴ空港近くの早朝の景色。

小雨のシカゴ・オヘア空港に到着した。

無料ドリンク券とお食事券をもらい、ラウンジで軽い朝食をとった。

 ここでは朝日新聞と日本経済新聞も読むことができた。

無料ドリンク券とお食事券をもらった。

コーヒーやビスケットなどは無料であった。 

私達が乗り込んだ日本航空機。

 


No.326 「ロブスター」のお話。

2014年11月22日 | 日記

この日がカナダで最後の夕食となった。明日の朝は深夜の2時30分にモーニングコールが部屋にかかってくる。そして3時15分に帰国するためバッファロー空港へ向かうことになる。その夕食はナイアガラの滝に近いホテルから徒歩で10数分のところにあるステーキとシーフードの専門店。入口に入ると元気のいい若い店員さんに迎えられた。

 

席に着くと大きな「ロブスター」が運ばれてきた。私が想像していた以上の大きさであった。これをどうやって食べるのか考えていたら笑顔の素敵な若い女性の店員さんがゴム手袋をしてテーブルの前にやって来た。一人ずつ大きな「ロブスター」を食べやすいように解体してくれた。私が力強い作業を見て彼女に「強い筋肉を持っていますね。あなたはロブスター解体の世界チャンピオンですか?」と尋ねた。

 

彼女は笑顔で「そうだ。私は解体屋の世界チャンピオンだ。1日1.000匹のロブスターを解体している。」と冗談を飛ばしながら手際よく解体作業を進めてくれた。「ロブスター」は歯ごたえもあり、身も引き締まっていてビールと一緒に美味しくいただくことができた。食べている途中で男性歌手の歌声が聞こえてきた。聞けば歌手はこの店の店員さんとのこと。

 

引き続いて女性歌手の歌声が聞こえてきた。歌手はマイクを持って私達のテーブルの前に現れ、透き通るような高音の歌声を披露してくれた。楽しい心温まるカナダ最後の夕食であった。

 

私が想像していた以上の大きさの「ロブスター」であった。

宿泊したクラウン・プラザホテルから徒歩で夕食会場へ向かった。

会場へ行く途中の遊園地や繁華街。

繁華街にある傾斜した建物。

夕食会場のレストラン。

「ロブスター」解体屋の世界チャンピオン(?)の見事な手さばき

ライトアップされた「ナイアガラの滝」を見てホテルに戻った。

ホテルに帰ってスーツケースの荷造りを完了。

早朝3時15分にホテルを出発。

カナダからアメリカに入るため、国境の税関で入国審査を受けることになった。

 

 

 

 

 

 

 


No.325 「遊覧船から見た“ナイアガラの滝”」のお話。

2014年11月21日 | 日記

私達は遊覧船に乗り、船の上から「ナイアガラの滝」を見学することになった。添乗員さんから船の2階の左側の前の場所が水しぶきがかかるが、一番迫力のある“特等席”であることを教えてもらった。乗船口には既に30人程の外国人観光客などが並んでいた。私達も同じ赤い色のポンチョウを着て並んだ。

 

乗船が始まると観光客は一斉に2階の“特等席”を目指して階段を登り始めた。幸いにも私達は“特等席”を確保することができた。遊覧船は最初に手前にある落差55m、幅は320mの“アメリカ滝”へ向かった。ここでも水しぶきで虹がかかっていた。この滝の正面に来るとさらに細かな水しぶきが頭の上から降り注いできた。

 

眼鏡をかけた人は水滴で景色が見えにくい状態となった。カメラも濡れはじめた。私は持っていたハンカチでカメラを拭きながらシャッターを切り続けた。その後、遊覧船はハイライトである落差52m、幅675mの馬蹄形の“カナダ滝”へと向かった。ここでは落下した水から上がる「しぶき」が空高く舞い上がっていた。“アメリカ滝”よりも更に大量の水しぶきがかかってきた。

 

虹が二重になって見えた。ここでも観光客から大きな歓声が何度も上がっていた。約30分間の船旅であったが、スケールの大きさとすごい迫力に私は満足した。本当にここへ来てよかったと実感した瞬間でもあった。

 

≪尼亚加拉瀑布≫ 

我们乘坐游船,参观了尼亚加拉瀑布。听导游说,船的二层左前方,虽然有不断飞溅的水沫,但却是最紧张、最刺激的特等位置。乘船口已经聚集了大约三十多名外国游客。我们也和他们一样穿着红色的雨衣排队等候。

 

一上船,游客们就都争先上二层占特等位置。幸运的是,我们也占到了最好的位置。游船首先向着眼前落差有55米、宽约320米的尼亚加拉瀑布出发。这里能看到{因飞溅的水沫而出现的}彩虹。船到大瀑布正面的时候,飞溅的水沫从头上倾盆而降。

 

戴眼镜的人因落下的水珠而看不清景色,相机也湿了。我一边用手绢不停地擦拭相机,一边不断地按下快门。之后,游船向着 瀑布最精彩的地方--落差52米,宽675米的马蹄形加拿大瀑布进发了。瀑布形成的水沫在空中飞扬,形成了{比美国瀑布更壮观的}飞溅的水沫。

 

逐渐出现了叠加在一起的彩虹。在这里,游客们也多次发出欢呼声。虽然只坐了三十分钟游 船,但是我对壮观的场面,感到非常满足。那一瞬间,我觉得能来到这真是太好啦。

 

 落差55m、幅は320mの“アメリカ滝”。

青い「乗船券」を腕に巻いて船に乗ることになった。

さすが国際観光地。7カ国語で書かれていた。

最初、“アメリカ滝”へ向かった。ここでも水しぶきで虹がかかっていた。

アメリカ滝のすぐ下にも観光客が訪れていた。

川に浮かんでいる白いものは「カモメ」。

いよいよこのコースのハイライトである「カナダ滝」へ向かう。

水しぶきで「虹」が二重に架かっていた。

すごい迫力で水が落下してくる。

帰りにまた「アメリカ滝」の前を通過した。

乗船場の上にある展望台から「アメリカ滝」を望む。

右手の奥に見える滝が「カナダ滝」。

乗船時に着た「ポンチョー」。

滝のすぐ近くの公園は「紅葉」の見頃を迎えていた。

 

 

 

 

 

 


No.324 「遊歩道から見た“ナイアガラの滝”」のお話。

2014年11月20日 | 日記

世界有数の観光地として名高い「ナイアガラの滝」は五大湖であるエリー湖からオンタリオ湖に流れるナイアガラ川の途中にある。流れ落ちる水量は世界最大で、南米の「イグアスの滝」、アフリカの「ビクトリアの滝」と並んで世界三大瀑布と呼ばれている。この日は天気にも恵まれ、青空をバックに水しぶきが上がり、きれいな虹も見ることができた。

 

私達がバスを降りた場所は“カナダ滝”のすぐ脇であった。“カナダ滝”は落差52m、幅は675mの馬蹄形の雄大な滝である。遊歩道のすぐ下に水量豊富な流れの速い川が目に入った。その先に水しぶきを上げて豪快に落下するスケールの大きな滝の姿を至近距離から見た時はさすがに感動した。川沿いにある遊歩道には多くの外国人観光客が歓声を上げ、滝をバックに盛んにカメラのシャッターを切っていた。

 

この遊歩道にも水しぶきが飛んできていた。先ほど13階の上空から見た滝の景色とは、まるで迫力が違っていた。川下には白いカモメが群れになって飛んでいた。添乗員さんの説明によると、上流で泳いでいた魚がこの滝に落下すると意識を失う。そして動きが鈍くなったその魚をカモメが食べるという。

 

遊歩道から見た“ナイアガラの滝”を堪能した後、私達はいよいよ船に乗り、川の上から直接「ナイアガラの滝」を見学することになった。

 

≪从游览道看到的尼日加拉瀑布≫

尼日加拉瀑布是世界屈指可数的观光名胜之一,位于{发源于伊利湖而流向安大略湖的}尼日加拉河中途。尼日加拉瀑布的水量为世界之最。与南美的伊瓜苏瀑布、非洲的维多利亚瀑布并称为世界三大瀑布。我们去的那一天,天气很好。在蓝天的映衬下,浪花飞溅,还出现了漂亮的彩虹。 

 

我们下车的地方正好距离加拿大瀑布不远。加拿大瀑布呈马蹄状,落差为52m,宽为675m。游览道的下边是水量丰富、流速快的尼日加拉河。巨大的瀑布一泻千里,眼前浪花飞溅,让我无比感动。在河边的游览道上,很多外国游客不断地发出欢声,在瀑布前不停地按下相机快门。 

 

水花飞溅到游览道上。站在这里,眼前的瀑布和{刚才在十三层楼看到的}瀑布相比,感觉完全不一样,更有魄力。海鸥在河的下游,成群地 飞翔着。导游说:从上游来的鱼掉下来时,会晕过去,那时,就会被海鸥吃掉。

 

在游览道上,充分观赏尼日加拉瀑布之后,我们马上上船,到更近的地方观看瀑布。

 

水しぶきを上げて豪快に落下する滝の姿を至近距離から見た時はさすがに感動した。

水しぶきが上がり、美しい「虹」か見える。

川下には白いカモメが群れになって飛んでいた。

川沿いにある遊歩道には多くの外国人観光客が歓声を上げていた。  

中央に見える滝が「アメリカ滝」、手前の右側が「カナダ滝」。

近づいても逃げない「カモメ」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


No.323 「13階から見た“ナイアガラの滝”」のお話。

2014年11月19日 | 日記

念願の「ナイアガラの滝」に到着した。私は約20年前、アメリカのニューヨークを訪れた際、時間の関係で「自由の女神像」か「ナイアガラの滝」のどちらか1か所を見学先として選択しなければならなかった。私は「自由の女神像」へ行くことを選択した。その後、いつか機会を作って「ナイアガラの滝」を見学したいと思い続けていた。今日、その夢がようやく実現することになった。 

 

「ナイアガラの滝」を見学するには(1)ヘリコプターに乗って上空から(2)滝の脇にある高層ビルから(3)船に乗って川の上から(4)エレベータに乗って滝の裏側から(5)川沿いの遊歩道を歩きながら、等々、いろいろな方法がある。私達は最初に(2)の滝の脇にあるビルの13階から昼食を食べながら「ナイアガラの滝」を見学することになった。 

 

この日は青空が広がり、“アメリカ滝”と“カナダ滝”の両方をまるでヘリコプターから眺めるようにして見ることができた。私はこれまで「ナイアガラの滝」をテレビ番組などで水量が多く、水しぶきを上げて落ちる豪快な姿を何度となく目にしてきた。しかし実際、13階から見た滝の姿はガラス張りの窓から眺める関係で静かで音もなく、迫力もないスケールの小さな滝に見えた。

 

実際のところ、失望に近い滝の姿であった。昼食を食べた後、(3)船に乗って川の上から、そして(5)川沿いの遊歩道を歩きながら、再度、見学することになった。

 

ビルの13階から見た滝の姿は静かで音もなく迫力もないスケールの小さな滝に見えた。

ビルの13階から昼食を食べながら「ナイアガラの滝」を見学することになった。 

アメリカ滝(左)とカナダ滝(右)。

規模の大きなカナダ滝。

カナダ滝よりも近くにあるため、ここからは迫力があったアメリカ滝。

この橋の対岸はアメリカ。手前がカナダ。橋を渡る時、パスポートが必要となる。

13階は縁起の悪い数字のため、エレベーターに「13」というボタンはない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


No.322 「ナイアガラ川の渦」のお話。

2014年11月18日 | 日記

今回の旅行の楽しみのひとつに「ナイアガラの滝」の見学がある。この滝に行く前にトイレ休憩として立ち寄った観光地が「ワール・プール」である。ナイアガラの滝から約4.5Km北にあり、滝から落ちた水がここへ流れてくる。

 

この「ワール・プール」(Whirlpool)は英語で《渦、渦巻き》という意味で、流れの早い川がほぼ直角に流れを変えたこの場所に多くの大きな《渦巻き》が出来ていた。ここにはスペイン人が作った赤いゴンドラがある。

 

これに揺れながら水面から約76mの高さから急流と白い《渦巻き》の様子を見ることがここでの名物となっているとのこと。切符売場を覗くと大人1人の搭乗券が13.5カナダドル(日本円で約1.300円)となっていた。揺れるゴンドラに乗ると更にスリルを味わえると思った。

 

急流で水量が豊富の迫力のあるナイアガラ川であった。私たちは時間の関係でこのゴンドラに乗ることができなかったが、周囲の山々の紅葉と急流と《渦巻き》をこの場所から十分堪能できた 。

 

トイレ休憩として立ち寄った観光地が「ワール・プール」のゴンドラ乗り場。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


No.321 「アイスワイン」のお話。

2014年11月17日 | 日記
《アイスワイン》を電子辞書で引くと「主にカナダで“つる”になったまま凍ったブドウから造られる甘口ワイン。」と説明されている。冬期間、凍ってしまった熟したブドウからワインを造ったところ、甘味の強い芳醇な香りのワインになった。これが「アイスワイン」の始まりと言われている。《ナイアガラ・オンザレイク》地方には40弱のワイナリーがあり、特にアイスワインの生産が世界的に有名とのこと。
 
 
 
私達は《ナイアガラ・オンザレイク》の街を散策したあと「アイスワイン」で有名なイ二スキリン(INNISKILLIN)「ワイン工場」を見学した。この場所も添乗員さんの配慮で当初、旅行計画になかったもの。工場は広いブドウ畑の中に建てられていた。ここには多くの日本人観光客が訪れるため、試飲コーナーでは3~4人の日本人スタッフがいて、ワインの説明に当たっていた。
 
 
 
1カナダドル(日本円で約98円)で普通のワインを試飲できる。また5カナダドル(日本円で約490円)を支払うと「アイスワイン」の試飲をさせてもらえる。私も「アイスワイン」を試飲をしたが、香りはフルーティで美味しさの凝縮した甘味がした。私達のグループで早速、人気の「アイスワイン」を購入した方もおられた。
 
 
 
このワインは普通のワインボトルよりもやや細い瓶に詰められていた。 価格は3本セットで229.85カナダドル(日本円で約22.500円)で販売されていた。1本当たり約7.500円で、同じものを日本で購入すると約2倍はするとの説明であった。
 
 
 
「アイスワイン」で有名なイ二スキリン(INNISKILLIN)「ワイン工場」を見学した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

No.320 「ナイアガラ・オンザレイク」のお話。

2014年11月16日 | 日記

カナダ旅行も5日目を迎えた。5日目といっても6日目と7日目は日本に帰る飛行機の中にいるため、この日が実質的にカナダ旅行の最終日となる。私たちは朝8時にバスに乗り込み「ナイアガラの滝」へと向かった。トロント市内から約130Km、時間にして約2時間の旅である。昼食を食べながら世界三大瀑布のひとつである「滝」を鑑賞する予定である。

 

しかし時間的に余裕があったため、添乗員さんの配慮で「ナイアガラの滝」へ行く途中に当初計画になかった《ナイアガラ・オンザレイク》というイギリス風の小さな街を散策することになった。私達は駐車場からオンタリオ湖のほとりまで、約1時間かけて美しい花々や紅葉した樹木に囲まれた落ち着いた街並みをゆっくりと歩くことにした。

 

この街には多くの定年退職した人々が住み着いており、年々、その数が増加しているという。オンタリオ湖の周辺では広い芝生のある2階建ての小ぢんまりとした家が点在していた。木の実を食べているリスの姿も見られた。その脇で椅子に座り広い庭をのんびりと眺めている中高年の姿もあった。

 

この国の定年退職者が移り住みたいという気持ちが分かるような、明るくゆったりとした時間が流れている街並みであった。

 

朝8時にバスに乗り込み「ナイアガラの滝」へと向かった。

近くにブドウ畑があるという標識があちこちに立っていた。

木の上に「リス」が止まっていた。

美しい花々や紅葉した樹木に囲まれた落ち着いた雰囲気のする街並み。

この街のシンボルである時計台。

私達はオンタリオ湖のほとりにある公園まで散策した。

結婚式の写真を撮っていた新郎新婦。

この街の中心部にある教会。

美しい紅葉(黄葉)が見頃を迎えていた。