故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.424 「春節を祝う会」のお話。

2015年02月28日 | 日記

中国の正月である「春節」を祝う会が先日、新潟市中央区礎町にある「クロスパルにいがた」の交流ホールで盛大に開催された。祝う会の主催者は「新潟ハルビン友好市民の会」で、日本人は1.500円、外国人と学生は1.000円の会費制で行われた。私が会場に到着した時はボランティアの皆さんがテーブルの上に中華料理を運んでいるところであった。

 

中国・黒龍江省ハルビン市出身の中原社長さんの経営する中華料理店「張園」の特級コックによって調理された本場の「中華料理」が続々と運び込まれていた。開会に当りこの日の午前中に開催された講演会「異文化交流の知恵」の講師で法政大学の王敏博士から最初に挨拶を頂戴した。

 

続いて「新潟ハルビン友好市民の会」の会長さんから『 春節を祝い、お互いに交流を深めましょう!!』との挨拶があった。次に中国駐新潟総領事館の何平総領事が挨拶に立ち『 先日、新潟で初めて開催した「新潟春節祭」には約65.000人もの市民が集まり、日中友好交流の輪が広がった。』と述べられた。

 

参加者全員で元気よく「乾杯」し、交流ホールに集まった日本人、中国人が本場の中国料理を味わいながら「春節」をお祝いした。参加者は踊りやクイズ、カラオケ大会などを楽しんだ。明日以降のブログでこれらの詳細をご報告したい。

 

会長さんから≪春節を祝い、お互いに交流を深めましょう≫との挨拶があった。

午前中に開催された講演会の講師で法政大学の王敏博士から最初に挨拶を頂戴した。

中国駐新潟総領事館の何平総領事の挨拶。

日本人、中国人が本場の中国料理を味わいながら「春節」をお祝いした。

NHK新潟放送局のテレビ取材もあった。

会場の脇の調理室で「餃子」が作られていた。

寄贈された多くの賞品。

ボランティアの皆さんが作られた「豚の耳」の料理。

 

 


No.423 「写真展」のお話。

2015年02月27日 | 日記

先日、新潟市中央区西堀にある「NEXT21ビル」の6階にあるミニギャラリーで「第14回小金町写真同好会作品展」が開催されていた。私がいつも立ち寄っている展示会場であるが、この日は多くの美しい「紅葉」の写真で会場が一段と明るくなって見えた。

 

この作品展に出展された写真家は女性を含む7人で、今回は「桜」「松」「紅葉」「ボケ」「ダリア」「胡蝶蘭」「バラ」「そば」などの花や木をテーマとした力作を中心に展示されていた。私は久しぶりに見る新潟県佐渡市の≪尖閣湾≫の美しい「松」と日本海に切り立った「岩」の写真に感動した。

 

特に「紅葉」の写真は「鹿」「灯篭」「石像」そして「神社」などの背景として、鮮やかな赤や黄色の「紅葉」との美しい光景の作品となって私の目を楽しませてくれた。

 

久しぶりに見る佐渡市の≪尖閣湾≫の美しい「松」と切り立った「岩」に感動した。

美しい「紅葉」は私の目を楽しませてくれた。

 

 


No.422 「歓迎会兼新年会」のお話。

2015年02月26日 | 日記

私の所属している「英会話教室」に、久しぶりに若い男性会員が加入された。新会員はワーキングビザで「オーストラリア」で働いていたという。任期満了にともない故郷・新潟に戻って来られた。教室では外国で磨きをかけた英語で、元気よくハッキリと話される。

 

この日はこの新入会員の「歓迎会」と「新年会」を合わせて開催した。《 飲み会 》となると欠席者が出ないのがこの「英会話教室」の特徴である。私の予想したとおり、今回も全員出席であった。会場は新潟市中央区万代にある“新潟日報メディアシップセンター”4階にあるイタリアンレストラン「パッショーネ」。

 

スパークリングワインも飲み放題のコースで、会費は1人5.000円であった。イギリス人講師のスティーブ先生を囲み、最初にワインで乾杯し、楽しい英語での会話が始まった。この日は別の2つのテーブルで「誕生パーティ」が開催されていた。

 

キャンドルに火が点けられ、その度に会場にはハッピーバースデーの音楽が流れ、歓声と拍手が沸き起こっていた。

 

新入会員の「歓迎会」と「新年会」を合わせて開催した。

奥のテーブルでは誕生パーティが開催中。

このテーブルでも誕生パーティ。

カクテルに力を入れていたメニュー。

 

 

 

 


No.421 「誕生会」のお話。

2015年02月25日 | 日記

先日、いつもの7人の仲間が集まり、今年最初の「誕生会」を開催した。会場はJR新潟駅万代口から徒歩約5分で到着する農村レストラン「せきかわ村」。このレストランの特徴は、新潟県の北部にある村上・関川・岩船の3地区にこだわった食材を利用した料理を提供してくれることである。

 

入口のすぐ右側には新潟県関川村のシンボルである藁(わら)で作られた“大蛇”が赤い舌を出して私達を迎えてくれた。まだオープンして間もないお店では、嬉しい《半額フェア》を実施していた。例えば全国の精肉最高賞を受賞した「村上牛」を使った鍋は、一人前1.944円が972円となっていた。

 

「関川しいたけ」も半額の340円。「女川ソーセージ盛り」も半額の640円。なかなか食べることのない「岩船麸」の唐揚げも290円で提供された。私たちのグループは《半額フェア》対象のこの4つのメニューをすべて注文した。生ビールと烏龍茶で乾杯した後、私は村上の地酒である「〆張鶴」と「大洋盛」を注文した。

 

楽しい仲間との「誕生会」はバレンタインデーとも重なり、男性軍はチョコレートならぬ人気の「ハイボール缶(マッサンとリタの物語)」の3缶セットを女性軍から頂戴した。男性軍にとっては感謝、感謝の「誕生会」であった。

 

入口右側には新潟県関川村のシンボルである藁で作られた“大蛇”が私達を迎えてくれた。

ギネスブックに認定された関川村の「大したもん蛇まつり」の光景。

へぎ蕎麦は新潟県の十日町産であった。

 

 

 

 

 

 


No.420 「2度目の冬期練習」のお話。

2015年02月24日 | 日記

私は「新潟エージレス野球クラブ」の今年2度目の冬期練習に参加した。練習時間は午後3時から5時までの2時間。最近は土曜日や日曜日の体育施設の申込者が多く、なかなか希望する体育施設や時間帯を確保することができないという。先週は新潟市西区の「新潟市みどりと森の運動公園体育施設」を借用した。

 

この日は新潟市西総合スポーツセンター」の屋根付きの「ゲートボール場」を確保することができた。このセンターは大・中・小の3つの体育館のほか、ランニングコース・トレーニングルーム・アーチェリー場・プールなどがある。私たちが到着したときは「ソフトバレーボール大会」が開催されており、センターの広い駐車場は満杯となっていた。

 

午後3時に3人の新入部員の紹介の後、ストレッチ運動から冬期練習が開始された。ランニング、ダッシュ、キャッチボール、トスバッティング、内野ノックとスケジュールに沿って練習が進んだ。この日からテニスボールを打つバッティング練習も追加された。当クラブはこれから約2か月間、週1回のペースで冬期練習が続くことになる。

 

情報によると、ほかの還暦野球チームではシーズンオフを取らずに練習を続けたり、週2回のペースで冬期練習に励んでいるチームもあるという。努力しているチームも多く、当クラブも頑張らなければ・・・・。

 

久しぶりにバッティング練習をする筆者。

この日の新潟市西総合スポーツセンター」の利用者団体名などを書いたボード。

3人の新入部員などの紹介の後、ストレッチ運動から冬季練習が開始された。

 

 

 

 

 

 

 


No.419 「新年会」のお話。

2015年02月23日 | 日記

私の所属している「中国語教室」の新年会が、中国の今年の正月に当たる2月19日に開催された。会場は中国・ハルビン市のご出身で当教室の講師である孫犁冰先生のご自宅。今回も孫先生のお言葉に甘えて5人のクラスメートが集合した。新年会が開催される部屋で中国・上海市で流行っているストレッチ体操を先生のお父さんから指導してもらった。

 

伸縮性のあるタオルをしっかりと両手で持ち、注意力を集中し、深呼吸をしながらリラックスして行うことが重要であり、1種類の運動を8つのテンポで行い、同じ動作を4回繰り返す。10数種類の体操を全部行うと約20分は必要で、これを朝晩の2回実施するという。かなりの運動量である。

 

私達は体操指導を受けたあと席に着くと、先生のお母さんの心のこもった手づくり料理がテーブルの上に次から次へと運ばれてきた。ビールや日本酒、紹興酒、ドイツのワインとたくさんのお酒も飲ませていただいた。この日の圧巻はお嬢さんのオペラの歌と見事なピアノの演奏。

 

その後、私も日中友好交流の歌である「北国の春」や「大中国」を皆さんと一緒に中国語で歌った。楽しい新年会は予定時間を大幅に過ぎた。今回も孫先生のご家族の皆さんに本当にお世話になった。

ストレッチ体操を先生のお父さんから指導してもらった。

この日の圧巻はお嬢さんのオペラの歌と見事なピアノの演奏。

木下先輩のピアノ演奏。

若手奏者の石井さんのピアノ演奏。

心のこもった手づくり料理がテーブルの上に次から次へと運ばれてきた。

ビールや日本酒、紹興酒、ワインとたくさんのお酒も飲ませていただいた。

 

 

 

 

 

 


No.418 「にいがた食の陣」のお話。

2015年02月22日 | 日記

新潟市中央区古町6番町の商店街で2日間にわたり「新潟春節祭」が開催されたが、同じ日に隣接した古町5番町と7番町商店街で毎年恒例の「にいがた食の陣」が盛大に開催されていた。私は「新潟春節祭」を楽しんだ後「にいがた食の陣」を楽しむことにした。

 

丁度、昼食時間になったため、地元・新潟の名物料理を探すことにした。古町5番町商店街のブースでは特に新潟の「お酒」「ビール」「ワイン」などに力を入れて販売していた。私の大好きな「〆張鶴」「鶴の友」「八海山」「鶴齢」「大洋盛」「吉乃川」などがコップ1杯“300円”で売られていた。

 

「究極の晩酌酒」というブースがあったり、佐渡の地酒である「北雪」などのワンカップも1個“400円”で売られていた。新潟産の「エチゴビール」や「岩の原ワイン」も人気を集めていた。私は新潟の海でとれた新鮮な「のどぐろ」という脂の乗った魚を使った“どんぶり”を美味しく味わうことができた。

 

「新潟春節祭」と「にいがた食の陣」の二大イベントが同じ場所で開催され、65.000人を超える多くの人々が“中国の正月”と“新潟の味”を同時に楽しむことができたようだ。

 

新鮮な魚「のどぐろ」を使ったどんぶりを美味しく味わうことができた。

私の大好きな「〆張鶴」「鶴の友」などがコップ1杯“300円”で売られていた。

新潟産の「エチゴビール」や「岩の原ワイン」も人気を集めていた。

 古町7番町商店街の「にいがた食の陣」も盛大に開催されていた。

 

 

 

 

 


No.417 「年画・中国結び」のお話。

2015年02月21日 | 日記

新潟春節祭は中国の芸術や文化を知るチャンスでもあった。私は“年画”(木版画)のブースを訪れた。“年画”とは旧暦の新年にそれぞれの家の壁に貼る縁起物の絵のことである。会場に配られたパンフによると山東の「楊家埠」・天津の「楊柳青」・蘇州の「桃花塢」の年画を中国三大年画と呼び、300年以上の歴史があるという。

 

この“年画”を作成している先生と話をしてみた。縦40㎝、横30㎝程の1枚の木版画を彫るのに約3か月かかり、多色刷りの場合はその使う色の枚数だけ版画を彫ることになる。いろいろとお話をしていたら、天から富を賜るという意味の「天官賜富」と書かれた“年画”を頂戴した。お礼に新潟名物の“笹団子”がここでも活躍した。

 

また一本の糸から様々な模様を編み出す“中国結び”のブースにも多くの人が訪れていた。結び方によっていろいろな意味合いや願いが込められ、縁起物として年齢層を問わず多くの中国人に好まれているという。私も中国・黒龍江大学に勤務していた当時、学生達からこの“中国結び”をプレゼントされたことを思い出した。

 

絵画のブースでは水彩画の大家である中国美術家協会の徐康先生がバラの花を描いていた。徐先生は左手で筆を持ち、軽快な筆さばきで10数分で1枚の絵を完成させていた。新潟春節祭は私にとっても中国の様々な分野の人々と交流する機会を与えてくれた貴重な2日間となった。

 

「天官賜富」と書かれた版画1枚を無料で頂戴した。

一般市民も版画刷りに挑戦した。

中国美術協会の徐康先生から頂戴した絵葉書。

変面の芸を披露するお二人と記念写真。

 

 

 

 

 

 

 


No.416 「中国の手工芸」のお話。

2015年02月20日 | 日記

私は新潟春節祭の2日目に2人の孫を連れて「中国の手工芸」を楽しむことにした。最初に訪れたブースは“飴細工”である。飴を鍋に入れて温め、その飴をやや大きなスプーンですくいプラスチック製の“まな板”の上に流して「鳥」「蛇」「ドラえもん」の絵や「愛」「福」などの文字を書いていく。

 

まるで筆を使って書いているような鮮やかな手つきである。初日に“飴細工”の名人・張常勇先生とお話をしたので、先生は私の顔を覚えていてくれた。頂戴した張先生の名刺には『中華・泰山糖画“非物質文化遺産項目伝承人”』と書かれてあった。2人の孫を紹介すると「蝶」と「龍」の“飴細工”をプレゼントしてくれた。

 

お礼に私も新潟の名物「笹団子」を先生に差し入れた。次に訪れた場所は“剪紙”という紙切りのブース。この“剪紙”は2006年に中国国家無形文化遺産に登録されたという。63歳の“剪紙”の女性の先生から孫の干支を聞かれた。私が「鶏」と「ネズミ」と答えると、先生の右手に持った小さな鋏が軽快に動き出した。

 

赤い紙が見事に「鶏」と「ネズミ」に変身した。孫は笑顔で「謝謝!!」といって“剪紙”を受け取った。先生は「少し目が疲れるが“剪紙”は楽しいし、自分の生活も充実している。」と私に言って微笑んだ。 

≪中国手工艺品≫

我在新潟春节祭的第二天,带着我的孙子和孙女去欣赏了中国的手工艺品。最开始看的是“吹糖人”。就是先将糖放入锅中温热,然后,用一个稍微大一点的勺子将糖倒在塑料板上,再写成“鸟”、 “蛇”、“哆啦A梦”等形状, “爱” 、“福”等文字。

 

感觉就好像是在用笔写画似的,本领很高超。前一天,我和吹糖人艺人张常勇先生交谈过,所以,这一天,他还记得我。{他给我的}名片上写着:“中华泰山糖画‘非物质文化遗产项目继承人’”。我把孙子和孙女介绍给他之后,他送给我孙子们‘蝴蝶’和‘龙’形状的糖人,作为礼物。作为回礼,我送给他/新潟特产-小竹叶团子。

 

我们下一个观赏的是‘剪纸’展位。剪纸工艺品<在2006年>就被指定为中国国家无形文化遗产。63岁的剪纸女艺人问起我孙子孙女的生肖来,我回答说:“是鸡和老鼠。”之后,艺人就开始用右手轻快地剪起纸来。

  

红色的纸很快就变成了‘鸡’和‘老鼠’。艺人说,虽然眼睛很疲惫,但是剪纸非常有趣,自己的生活也非常充实。

 

“飴細工”の名人・張常勇先生は孫に「蝶」と「龍」の“飴細工”をプレゼントしてくれた

日本でも人気の「ドラえもん」。

バレンタインデーにちなんで「愛」という文字を作られた。

先生から頂戴した「鶏」と「ネズミ」。

 

 

 

 

 


No.415 「中国の伝統芸能」のお話。

2015年02月19日 | 日記

新潟春節祭のオープニングセレモニーの後、「中国の伝統芸能」が披露された。元気のいい2頭の獅子舞がステージを降りた後、1番手として6人の白いスーツ姿の男性吹奏楽団員が登壇した。中国の正月らしいチャルメラ、横笛、笙、民族打楽器の息の合った軽快なリズムの音楽が流れると観衆から拍手が起きた。

 

2番手はスタイルのいい3人の若い女性による中国・新彊の民謡をもとにした優雅で華麗なダンス。そして3番手は白い衣装に身を包んだ若い5人の女性による雑技。驚くほどの身体の柔軟性を発揮した高難度のアクロバットが披露された。4番手は阮(げん)という日本の琵琶に似た楽器の演奏。

 

私は「長口急須茶芸」という注ぎ口の長い銅製の急須で、茶碗の外側に一滴もこぼすことなくお茶を注ぐ中国茶芸にも感心した。中国語の勉強を兼ね、この茶芸を披露した若い女性に演技終了後、直接、聞いてみた。彼女は「茶芸は1年少ししか練習していないが、とても楽しい。」と話してくれた。

 

多くの人で混雑するステージ周辺を離れ、私は飲食ブースに足を運んだ。飲食ブースの前でも長蛇の列ができ、中には午前中で用意した“肉まん”や“タンタン麺”などが売り切れとなる店も見られた。

 

 

注ぎ口の長い銅製の急須で、茶碗の外側に一滴もこぼすことなくお茶を注ぐ中国茶芸。

中国のテレビ局も取材に訪れていた。

人気の牛肉拉麺を調理する中国・ハルビン市ご出身の中華料理店「張園」の社長さん。

偶然、会場で中国語教室のクラスメートにお会いした。

 

 

 

 


No.414 「新潟春節祭」のお話。

2015年02月18日 | 日記

「新潟春節祭」のパンフレットには「旧正月を祝う中国最大級のお祭りを日本海側で初開催」と書かれていた。その「春節祭」が先日、新潟市中央区古町6番町で盛大に開催された。中国・山東省、湖南省、四川省から料理人や舞踊団、音楽家などが集まり、中国本場の料理や伝統芸能を特設ステージで披露した。

 

私が会場に到着した時、ステージではオープニングセレモニーが開催されていた。中国の程永華駐日大使が来られるとあって、会場周辺の警備も厳しいものがあった。泉田新潟県知事、篠田新潟市長、中国駐新潟総領館の何平総領事などから、春節を祝うとともに日中友好交流の促進や歓迎の挨拶が続いた。

 

次に躍動する2頭の獅子舞の演技が披露された。獅子に頭を噛まれると縁起がいいということで、多くの観客は頭を出して獅子の来るのを待っていた。近くで見ていると二人一組で踊る獅子舞は、獅子頭の「耳」や「瞼」も俊敏に動くことも分かった。また、後ろ足の部分にいた人の肩の上に前足の人が登ると獅子は4mほどの高さになった。

 

鐘と笛の元気のいいリズムに乗って獅子がダイナミックに踊る姿に、多くの新潟市民が大きな拍手を送っていた。

 

恵京仔・新潟春節祭実行委員長の挨拶。

中国の程永華駐日大使の挨拶。

泉田新潟県知事の挨拶

篠田新潟市長の挨拶。

在新潟中国総領館の何平総領事の挨拶。

テープカットをされる来賓。

躍動する2頭の獅子舞の演技が披露された。

獅子に頭を噛まれると縁起がいいということで、多くの観客は頭を出して獅子の来るのを待っていた。

 

 

 

 

 

 


No.413 「英会話教室」のお話。

2015年02月17日 | 日記

毎週火曜日の午後7時から新潟市中央区礎町にある「クロスパルにいがた」の3階の教室で、イギリス人講師による≪英会話教室≫が開催されており、私も毎回この教室に参加している。両隣の教室では「ロシア語教室」と「中国語教室」が開催されており、時々、中国人女性講師の話す中国語が聞こえてくる。

 

先日、この≪英会話教室≫にハワイを代表する楽器である「ウクレレ」の軽快な音楽が流れ、≪英会話教室≫は「音楽教室」へと変貌した。弾き手は同じ教室で英会話を勉強している女性会員。手慣れた手つきで1曲目を弾き始めた。題名は「I can’t help falling in love」であった。

 

どこかで聞いた曲だと思っていたが、やっと思い出した。サッカー「J1」リーグで「アルビレックス新潟」の選手がホームゲームで入場する時に、サポーターが大きな声で歌っているあの歌であった。さらに講師のスティーブ先生が持参された本場イギリスの「プリン」を食べながら、「ウクレレ」を聴くことになった。

 

この日の≪英会話教室≫は、私達会員の“耳”と“舌”の両方を楽しませてくれた。

 

「ウクレレ」の軽快な音楽が流れた。≪英会話教室≫は「音楽教室」へと変貌した。

「ウクレレ」の弾き手は、同じ教室で英会話を勉強している女性会員。

講師のスティーブ先生が持参された本場イギリスの「プリン」。

 


No.412 「絵手紙」のお話。

2015年02月16日 | 日記

先日、新潟市中央区西堀の「NEXT21ビル」の6階にあるミニギャラリーで“絵手紙「順」”さんが主催する《「第6回2月3日絵手紙の日」展》が開催されていた。2月3日を≪ふみ≫と読むことから、この日が「絵手紙の日」と制定されているとのこと。

 

会場の入口に「ありのまま 素直な心で」「ことばを送ろう」「絵手紙は心のキャッチボール」と書かれたハート型の赤い紙が貼ってあり、私は興味深く読み返した。絵手紙はたった1枚の小さなハガキに描くため、どんな人でも描けるという。会場には「トマト」「いちご」のほか「菜の花」「シクラメン」の花が素朴に描かれた作品などが展示されていた。

 

また、ハガキだけではなく長方形の和紙を使い、その上に毛筆で絵と文字を書いた大きな作品も目に付いた。扇子の形をした和紙の上に「春」「真」「悦」などの力強い文字が書かれた作品や、黒地に白いインクで文字を書いた趣向を凝らした作品も目を引いた。 

 

珍しいものとしては、リサイクル活用作品として、ダンボールをハガキの大きさに切り、その上に「人の顔」「チューリップ」「魚」などを書いたり、ナイフで「花」などを切り抜いた作品もあった。この日私は展示会の作品を一点ずつゆっくりと鑑賞させてもらった。

 

“絵手紙「順」”さんが主催する《 第6回絵手紙の日展 》。

扇子の形をした和紙の上に「春」・「真」・「悦」などの力強い文字が書かれた作品。

黒地に白いインクで文字を書いた作品も展示されていた。 

ダンボールをハガキの大きさに切りった絵手紙。


No.411 「総会」のお話。

2015年02月15日 | 日記

先日、新潟市中央区幸西にある「新潟会館」で私の所属している「新潟エージレス野球クラブ」の“総会”が開催された。昨年度の事業報告と決算報告、そして今年度の事業計画と予算案が審議され、原案どおり可決された。また、監督・主将を含めた役員改選も同時に行われた。

 

“総会”の席上、昨年の大会で大活躍した選手が表彰され、記念の立派なトロフィーが授与された。また、寂しいことではあるが毎年「健康上の理由」で退部する部員がおられる。今年も私がお世話になった2人の選手が退部された。一方、3人の若い新入部員が紹介された。

 

約50人の部員を要し、還暦の部(60歳以上)と古希の部(70歳以上)に分かれている我がクラブの「試合計画」や「予算案」を作成する事務局の選手の皆さんの業務は大変である。当クラブの花輪会長の開会の挨拶にあったとおり、私も健康に留意し、ケガをしないよう今年も野球を楽しんでいきたい。

 

“総会”終了後、同じ会場で“懇親会”が盛大に行われた。ワインで乾杯した後、テーブルごとに選手同士でおいしいお酒と料理を味わいながら話が弾んだ。2時間の予定時間を大幅にオーバーしてお開きとなった。

 

昨年の大会で大活躍した選手が表彰され、記念のトロフィーが授与された。

ワインで乾杯し「懇親会」が始まった。

 2時間の予定時間を大幅にオーバーしてお開きとなった。

 


No.410 「講演会」のお話。

2015年02月14日 | 日記

昨日、私は新潟市中央区新光町にある新潟県商工会館の大会議室で開催された「講演会」に参加してきた。会場には商工業者や会社関係の方々など約100名の聴衆が集まっていた。講師は元在中華人民共和国特命全権大使をされた宮本雄二先生で、演題は「今後の日中交流について」というタイムリーなお話であった。

 

宮本先生は「講演会」の冒頭『今日の私の話は(1)外交辞令の言葉はない。(2)本音で、皆さんのお役に立つという観点でお話する。』と切り出された。そして会場に配布された“レジメ”により「中国は落ち着いてきた」「日中関係の現状」「中国とどう付き合うか」「地方同士の交流も新しい時代に入った」について持論を展開された。

 

安倍首相の靖国神社参拝問題、尖閣諸島国有化の問題から習近平国家主席の改革の手法、アメリカ政府の動向まで話題は広範囲に及んだ。『中国が何をしなければならないか、黒龍江省など各省が何をしなければならないのかは文書に書いてある。日本人はそこをもっと勉強しなければならない。』と指摘された。

 

さらに『日本人は日本に来ている中国人留学生を大事にする。そして留学生をビジネス感覚に優れた人材に育成し、活用していくことも大切である。』さらに質疑応答の中では『日本人はできるだけ中国の若者との交流を進めて欲しい。』と宮本先生は力説された。示唆に富んだお話を聞くことができた。