故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.821「カモとサギ」のお話。

2016年03月31日 | 日記

先日、私は春の陽気に誘われて信濃川河畔にある“やすらぎ堤”のサイクリングロードをゆっくりと自転車で走ってみた。八千代橋から関屋分水までの間で点在して見られる数十羽の「カモ」と一羽の「サギ」を観察することができた。


最初に「カモ」と出会ったのは昭和大橋付近。ここには信濃川に浮かんで羽根を休めている「カモ」やすらぎ堤”の芝生の上で餌を探して歩き回っている「カモ」の姿が見られた。


さらに信濃川の上流に向かって自転車を走らせた。千歳大橋の下流には期待しなかった長い首の白い「サギ」が一羽、浅瀬の中を餌を求めて歩き回っていた。この「サギ」は餌取りに夢中のようで、カメラを向けてもなかなか逃げようとしない。


水温も上昇し、春の訪れを感じたのか40㎝ほどの大きな鯉が数匹ずつまとまってゆったりと泳いでいる姿も見られた。


長い首の白い「サギ」が一羽、浅瀬の中を餌を求めて歩き回っていた。

芝生の上で餌を探して歩いている「カモ」。

信濃川に浮かんで羽根を休めている「カモ」。

40㎝ほどの大きな鯉が数匹ずつまとまって泳いでいる姿も見られた。

 


No.820 「ホーム初勝利」のお話。

2016年03月30日 | 日記

先日、私が応援しているサッカーJ1チームの“アルビレックス新潟”がホームゲームで初勝利を飾った。≪Jリーグと並ぶ国内タイトルである≪ナビスコカップ≫の試合であったが、“デンカ・ビッグスワンスタジアム”で勝点3を獲得した。


この日の対戦相手は“サガン鳥栖”。試合開始前、スタジアムの大型ディスプレーに表示される先発選手の中に得点源のラファエル・シルバ選手の名前がない。FWで先発要員の常連である指宿選手と山崎選手はサブのメンバーにも登録されていない。


攻撃陣の主力3選手がいない不安の中で試合が開始された。試合はゴールキーパーの守田選手の再三にわたるファインセーブもあり、相手を無得点に抑えた。


後半30分にレオ・シルバ選手が貴重なゴールを決めて初勝利を手にし、新潟の熱烈なアルビレックス・サポーターを喜ばせてくれた。

 

試合終了後「今日のHEROは俺だぁー!」と書かれた車で登場した守田選手。 


 




No.819 「春の花」のお話。

2016年03月29日 | 日記

新潟市内では白やピンク色の“梅”の花があちこちで満開となり、既に散り始めたものもある。一方、日本を代表する花である“桜”が満開となるにはもう少し時間がかかりそうである。


先日、私は新潟市中央区清五郎にある「新潟市食育・花育センター」に立ち寄ってみた。センターの屋外にあるいくつかの花壇には“チューリップ”や“ボタン”など様々な花が整然と植えられていた。


中でもこの時期に紅白の“梅”や香りの強い“ジンチョウゲ”などが1か所にまとまって咲いている花壇があった。木の根元には“キブシ”“トサミズキ”“サンシュユ”など私が初めて聞く花の名前が書かれた緑色の小さな看板が立てられていた。


いくつかある花壇の中でこの一角だけは春本番を迎えていた。


これから咲き出す「チューリップ」。

これから咲き出す「ボタン」。


No.818 「結婚式二次会」のお話。

2016年03月28日 | 日記

私が所属している新潟市早起き野球「豆九クラブ」でクリーンナップを打ち、攻守の要となっている横山選手の「結婚式二次会」が、先日、新潟駅南口近くの「Smoke Cafe」で盛大に開催された。


横山選手は右投げ左打ち。鋭い当たりを広角に飛ばす好打者で塁上を走り回る。内野の守備範囲は広く、走・攻・守に優れた選手である。この日の「結婚式二次会」の開始時刻は午後9時30分であった。


私はこれまでに何回となく友人・知人の「結婚式二次会」出席させてもらっているが、午後9時30分開始の「二次会」は初めての経験であった。定刻に新郎新婦が大きな拍手に迎えられ入場し、元気のいい若者達の熱気に包まれた祝賀会が始まった。


私もお二人でケーキカットされた甘~いケーキを頂戴することができた。新郎新婦の末長いご健康とご多幸をお祈りしたい。


 

 


No.817 「寒の戻り」のお話。

2016年03月27日 | 日記

私の持っている電子辞書で「寒の戻り」という単語を引くと≪暖かくなった晩春のころ、一時的に寒さがぶり返すこと。≫と説明されている。3月の下旬、私はこの「寒の戻り」現象を見ることができた。


テレビの朝の天気予報では午後から「雪だるま」のマークが出ていた。昼食を食べ終わり窓から外を眺めていると頭上に黒い雲が急に現れたと思ったら、霙(みぞれ)交じりの雨が降り出し、屋根や道路が一時的に雪が積もったように白くなった。


我が家の前に置いてある鉢植えの花も一瞬白くなり、寒そうに花を咲かせていた。駐車場に止めてあった車のフロントガラスも1㎝ほどの重たい雪で覆われた。


この冬型の気圧配置が去ると、新潟市内も桜の花が咲き、本格的な春の季節が訪れるのだろう。





No.816 「2度目の収穫」のお話。

2016年03月26日 | 日記

先日、私は友人の畑で今年に入り「2度目の収穫」を楽しんできた。「最初の収穫」は早春の訪れを告げる「ふきのとう」が主役であったが、今回は脇役に回った。「2度目の収穫」の主役冬菜(とうな)”であった。


「最初の収穫」から10日ほど経過していたので“冬菜茎や葉が伸びすぎて黄色い花が咲いているのではないかと心配した。やはり暖かい気候が続いたため、一部ではあるが小さな黄色の花が咲いていた。


早速、柔らかそうな茎や新芽を選んでハサミで収穫を開始した。新聞紙を広げ、そこに収穫した冬菜を並べていった。結果として広げた新聞紙が一杯になるほど収穫することができた。


早速、採りたての柔らかい冬菜は「味噌汁の具」、刻んだ生姜を入れた「おひたし」や「卵とじ」として我が家の食卓を賑わすことになった。


この日の「ふきのとう」は脇役に回った。




No.815「誕生会」のお話。

2016年03月25日 | 日記

例の仲間7人が2月に続いて3月も「誕生会」に集まってきた。会場は新潟駅から徒歩数分で到着する「個室居酒屋 寧々家(ねねや)新潟駅前店」。名前のとおり入口に入ると突き当りに受付があり、そこで私達は個室に案内された。


仲間7人のうち4人が3月生まれのため、≪合計4回「誕生会」を開催すれば!!との前向きな意見もある。実際には毎年4人まとめて1回だけの開催となっている。ビールで乾杯した後、私は新潟の地酒「麒麟山」「鶴齢」「想天坊」を飲み比べできるセットを注文した。


個室では料理も飲み物もテーブルに置いてあるパソコン端末の画面にタッチして注文する。「サラダ」「刺身の盛り合わせ」「地鶏の炭焼き」「山菜の天ぷら」「エビのから揚げ」などが続々とテーブルの上に並べられた。


最後に「誕生会」を盛り上げるため、無料サービスとして「寧々家」特製の“たんじょうび おめでとうございます”と書かれた“バースデー・ケーキに花火が点火され会場に運ばれてきた。実にタイミングのいい、粋な計らいであった。


無料サービスの「寧々家」特製の“バースデー・ケーキ”。




No.814 「旧新潟税関の梅」のお話。

2016年03月24日 | 日記

信濃川河畔の「やすらぎ堤」で野鳥の観察を楽しんだ後、私は近くにある「旧新潟税関」の“梅”を鑑賞することにした。ここには白い花を咲かせた“梅”が満開の時期を迎えていた。


例年4月の花見の季節ともなると「旧新潟税関」の中庭に植えられた見事な枝ぶりの“桜”の木の下ではブルーシートが敷かれ、賑やかな宴会が開催される。


しかしこの日は寒さのためか手入れの行き届いた芝生の上には人の姿を見ることができなかった。ここの“梅”の花は白色だけで、白山公園にあるようなピンクや紅い色の“梅”の花は見当たらない。


国指定の重要文化財である「旧新潟税関庁舎」周辺に“梅”の甘い香りを漂わせていた。幸運にも“梅”の花を鑑賞するには一番いい時期に訪問したようである。





No.813 「やすらぎ堤」のお話。

2016年03月23日 | 日記

先日、私は澄みきった青空と春の陽気に誘われて自転車で信濃川河畔の「やすらぎ堤」でサイクリングを楽しむことにした。サイクリングロードを走り始めると、最初に石の上に羽根を休めている2羽の“ウミネコが目に入ってきた。


人に慣れていて私が近づいてもなかなか逃げようとしない。カメラを持って5mほどの距離になるとようやく飛び立つ。一方「やすらぎ堤」に植えられている“チューリップ”も気温の上昇とともに葉が長く伸びてきた。


しかし“桜”が開花する時期はまだ先のようである。桜並木沿いに植えてある“ユキヤナギ”は小さな白い花がポツポツと咲き始めた。あと1~2週間もすると雪が降ったように白い花で覆われることになるのだろう。


しばらく下流に向かってサイクリングを楽しんでいると、信濃川河畔の手すりに止まっている20羽ほどの“ウミネコの集団に出会った。さらに下流には“カモ”が悠々として泳いでいた。ここは野鳥の観察には絶好な場所を提供しているようだ。


近づいてもなかなか逃げようとしない“ウミネコ

“チューリップ”も気温の上昇とともに葉が長く伸びてきた。

“ユキヤナギ”は小さな白い花がポツポツと咲き始めた。

“桜”が開花する時期はまだ先のようである。

20羽ほどの“ウミネコ”の集団に出会った。

さらに下流には“カモ”が悠々として泳いでいた。


No.812 「高校野球部後援会の総会」のお話。

2016年03月22日 | 日記

先日、私は新潟県立新潟商業高等学校軟式野球部の「後援会の総会」に久しぶりに出席した。私の手元に届いた案内文には今春卒業する軟式野球部員の「新入会員歓迎会」を兼ねるということで楽しみにしてきた。


会場には今年87歳になられた後援会顧問の木山先生を始め、先輩や後輩の元気な姿が見られた。しかし残念ながら大学進学準備や所要のため、期待した現役の野球部員や監督さんが欠席することになった。


総会では活動報告、今年度の事業計画、60周年記念事業、役員改選などが審議され、事務局原案のとおり承認された。私がいつもお世話になっている中原後援会長さんや三日月副会長さんを始め、役員の皆さんは「余人をもっては代えがたい」ということで再選された。


引き続き隣りの席で開催された「懇親会」では木山先生を囲み、現役の軟式野球部の活動状況のほか、後援会活動への課題、会員の健康問題などが話し合われた。私もしばらくぶりでお会いした先生や会員とビールやワインを飲みながら昔話に花を咲かせた。




No.811 「初の引き分け」のお話。

2016年03月21日 | 日記

今シーズン「初の引き分け」とは、私が熱を入れて応援しているサッカーJ1チームの「アルビレックス新潟」のことである。この日は「柏レイソル」を迎えてのホーム第2戦目の試合で、得点源のFWラファエルシルバ選手を出場停止で欠く厳しい試合となった。


試合は前半9分に新潟のMF田中達也選手がゴール中央付近から横に切れ込み、右隅に先制点を挙げた。ここから追加点を奪い、波に乗れないのが今の「アルビレックス新潟」である。


相手チームに後半14分と27分に右サイドから上がったボールを同じように頭でゴールに押し込まれ、逆転されてしまった。新潟はロスタイムにようやくゴール前に攻め込み、最後はDF大野和成選手がしぶとく頭で押し込み、辛うじて引き分けた。


最後まであきらめなかった選手達の粘りに拍手を送りたい。早くホームでの初勝利を見たいものである。頑張れ!!「アルビレックス新潟」!!


 



No.810 「写真展」のお話。

2016年03月20日 | 日記

新潟市中央区西堀にある≪NEXT21ビル≫のミニギャラリーで3週連続で「写真展」が開催された。新潟市退職者カメラ同好会が主催した作品展で、今回で第7回目を迎えるとのこと。会場では6人の力作が展示されていた。


人物・桜・ススキ・フクロウ・鵜などのほか、お城・お寺などの作品が目についた。海外旅行で撮影されたと思われるイタリアの観光地の絵葉書のような写真も印象に残った。


この「写真展」には私の先輩である西山さんの作品も展示されていた。西山さんは現在、私と同じ還暦・古希野球部の「新潟エージレス野球クラブ」に所属し、ユニフォームを着てグランドで汗を流しておられる。


西山さんの作品は私がよく訪問する「白山公園」の桜などの作品のためか、特に親近感を覚えた。「高級カメラでの撮影ですか?」とお聞きすると「普通のデジカメですよ。」とのことであった。デジカメでも鮮明に撮れるものである。








No.809 「福寿草」のお話。

2016年03月19日 | 日記

“県庁の森で「雪割草」を鑑賞していたら、大きなカメラを持った写真愛好家の中年男性から「福寿草も近くに咲いていますよ。」という親切な声をかけてもらった。指示された場所には黄色の花が群生していた。


因みに「福寿草」を電子辞書で引いてみると≪早春、茎の先端に黄色い花を一個つけるキンポウゲ科の多年草。めでたい花とされ、正月用の鉢植え・盆栽などにする。根は強心薬になる。≫と説明されていた。


茶色くなった枯葉の絨毯の中で群生して咲く黄色の花はなかなか見応えがある。「福寿草」の咲いている周辺にも少しではあるが「雪割草」も咲いていた。その脇には、間もなく咲こうとしている「水仙」のツボミが膨らんでいた。


名前の分からない可憐な白い花も咲いており“県庁の森も一気に春めいてきたようだ。



No.808 「雪割草」のお話。

2016年03月18日 | 日記

先日、久しぶりに新潟県庁を訪問した。すっかり雪も消えたこともあり“県庁の森に植えてある雪解けとともに花が咲くといわれている「雪割草」を思い出した。この「雪割草」は2008年3月1日に≪新潟県の草花に指定された。


“県庁の森にある「雪割草」は新潟県雪割草愛好団体連合会が寄贈したもので、時期になると多くの写真愛好家がここを訪れる。そのためか数カ所に「写真撮影等で花壇内に立ち入らないようお願いします。」という看板が立てられていた。


ひと口に「雪割草」といっても花の色は白、薄い紫、濃い青、ピンク色などがあり、花びらも様々な形がある。以前、私がここを訪れた時は信濃川に近い場所で2カ所ほど群生していたが、現在ではそのほかに中央部にも2カ所ほど植えられていた。


可憐な花なので目を凝らして探さないとなかなか見付からない。柵の中に入って花の近くに行きたい気持ちも分かるが、枯葉の下にある「雪割草」を踏みつけたりする可能性もある。この日の「雪割草」は私の目を十分に楽しませてくれた


我が家の植木鉢に咲いた「雪割草」。



 


No.807 「中国を話そう」のお話。

2016年03月17日 | 日記

先日、私は“新潟ハルビン友好市民の会”が主催した「中国を話そう!」というイベントに参加してきた。この日は珍しい中国のお菓子とお茶を楽しみながら中国の首都・北京のお話を聞くというもの。

 

講師は新潟市北京事務所に勤務している周旭さん。北京市内の中学校と高校で日本語を勉強され、大学卒業後、約10年間、日系企業に就職されただけあって流暢な日本語を話される。周さんの説明によると北京の人は礼儀正しく、気前がよく、他人のことをあまり気にしないという。


お話しは「故宮博物館」など北京市内の観光地や「地下鉄2番線」の工事状況から始まった。「PM2.5」の大気汚染問題や風が強く砂ぼこりが飛ぶ北京の気候、冷やして食べる「スイカ」や名物の「北京ダック」や「火鍋」など、話題は広範囲に及んだ。


北京にある6カ所の世界遺産のほか、最近人気の高級レストランやバーなどが集積し、デートスポットとなっている「798芸術広場」や「首都博物館」などがお薦めの場所とのこと。


北京名物の北京ダック。

中国でもあるスイカを冷やして食べる習慣。

この日、会場で中国茶と一緒に出された中国のお菓子。