故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.974 「暑気払い」のお話。

2016年08月31日 | 日記

先日、新潟駅から徒歩5分程のところにある居酒屋「肴いちば」で、私が所属している早起き野球チーム「豆九クラブ」の壮年の部に参加した部員10名が集まり、盛大な「暑気払い」が開催された。


今年、我がチームは「第51回新潟市早起き野球大会」の壮年1部に参加した。昨年、壮年2部で準優勝したため、今年は1部に昇格しての試合となった。最初の対戦相手は昨年1部で優勝した強豪「新通野球団」。


幸運にも相手チームのエースピッチャーが体調不良で投げることができず、≪7対1で勝利したが、準決勝ではこの大会で優勝した「ジャバーニーズ」に2本のホームランを打たれるなど、コールドゲームで敗れてしまった。


会場のテーブルには3位の賞状とトロフィーが飾られ、第1回大会から第51回まで連続して参加している米山名誉監督の乾杯の音頭で楽しい「暑気払い」が始まった。


冷たい生ビールで乾杯。



No.973 「千灯まつり」のお話。

2016年08月30日 | 日記

今日は我が家の近くで開催されたイベント「千灯まつり」のお話し。徒歩5分ほどで到着する新潟市中央区にある本町通5番町・6番町商店街、それに人情横丁でこの「千灯まつり」が行われた


約6.000個の灯篭の明かりが大河となって流れる祭りは「地域がひとつにまとまり、元気が出る祭り」との想いを込めてスタートしたもの。地元の白山小学校6年生による元気のいい「万代太鼓」の演奏から祭が始まった。


灯篭には小学生から中高年までいろいろな人々の思いが書かれてあった。私と同じ高校の同期生である呉服屋の主人は、懐かしい母校の応援歌や流行歌の歌詞などを数か月かけて丁寧に書いたという。


これが夜になると灯篭の中のロウソクに灯がともり、壮観な光景を見せてくれることになっている。しかしこの日の夜はサッカーJ1リーグ「アルビレックス新潟」の公式戦があった。私は暗くなる前にアルビの応援に出掛けることになった。


数か月かけて高校の同期生が書いた灯篭

 

 

 

 


No.972 「“中国”を話そう!」のお話。

2016年08月29日 | 日記

先日、私は「新潟ハルビン友好市民の会」が主催した 「“中国”を話そう!」というイベントに参加してきた。美味しい中国茶を飲みながら、若い中国人講師から最新の現地情報などをお聞きする会合である。


この日の講師は中国・浙江省寧波市のご出身で、現在、新潟大学大学院で言語学の博士課程に在籍している李嵩さん。パワーポイントを使いながら「寧波市」の概要・食べ物・方言などを分かりやすく解説された。


「寧波市」は「上海市」の南部に位置し、人口753万人の大都市で、世界第4位の貨物取扱高を占める港湾都市でもある。海に面しているため、新鮮な海産物が豊富である。正月、中国の東北地方では《餃子》を食べるのに対し「寧波市」では年糕(nian gao)という《餅》を食べるという。


保国寺、天童寺、阿育王寺など私が行ってみたい観光地もあった。最後に寧波の方言を使った会話の練習にも楽しく参加させていただいた。


 


No.971 「桃狩り」のお話。

2016年08月28日 | 日記

「リンゴ狩り」「いちご狩り」など、果物を栽培している場所で鑑賞・採取する言葉が「〇〇狩り」として使われているが、先日、私は久しぶりに「桃狩り」を楽しんできた。


場所は妻の友人が経営している新潟市南区月潟にある“桃”や“梨”を栽培している果樹園。「二十世紀」という品種を中心とした“梨”は収穫の時期としてはまだ早く、小ぶりの“梨”の実には白い袋がかぶったままの状態であった。


私は“桃”の木の下に脚立を持ち出し、その上に登って収穫を始めた。“梨”は濃い桃色で柔らかくて直ぐに食べられるものから、まだ薄い桃色で固いものまで丁寧にとることにした。


果樹園でもぎたての“桃”を早速、試食させてもらった。“桃”の香りと甘さが口いっぱいに広がった。 





 


No.970 「フラダンス」のお話。

2016年08月27日 | 日記

私の持っている電子辞書にフラダンス≫とはハワイの民族舞踊。宗教儀式の一部として踊られたもの。手や腰をくねらせて踊る。」と書かれてある。


先日、新潟市中央区古町6番町商店街を歩いていたらフラダンス≫の軽快な音楽が聞こえてきた。「ふるまち街角パフォーマンス」というイベントが開催されており、多くの市民が椅子に座りこのフラダンス≫を目で楽しんでいた。


中高年のご婦人が健康を兼ねて踊っていると思っていたが、小中学生と思われる若者の姿も見られた。幅広い年齢層に親しまれているフラダンス≫であることを認識させられた。


連日、気温が30度を超える日が続いている。この音楽を聴きながら笑顔で楽しそうに踊っている姿を見ていると、少しは暑さが和らぐようだ。





No.969 「逆転負け」のお話。

2016年08月26日 | 日記

60歳以上の「還暦野球」と70歳以上の「古希野球」チームに参加している私であるが、20歳代や30歳代の選手もいる年齢の若い早起き野球チームの「豆九クラブ」にも顔を出している。


このチームは「早起き野球大会」が終わると、別の大会にも出場している。「逆転負け」とはその「豆九クラブ」の試合のことである。平日の午後7時から新潟市北区にある濁川球場で「新潟市長杯争奪軟式野球大会」が開催された。


私にとっては今年初めてのナイターの試合であった。対戦相手は「ネッツトヨタ」。試合は初回に3点を入れ、4回まで≪4対2で勝っていた「豆九クラブ」であった。


しかし、最終回にレフトオーバーの2点ホームランで同点とされ、次の打者にライトオーパーのソロホームランを打たれ「逆転負け」を喫してしまった。一発の怖さを知った試合となった。


 

 

 


No.968 「3企画・同時開催」のお話。

2016年08月25日 | 日記

先日、私は新潟市中央区西堀にある「NEXT21ビル」の1階フロアで開催されている「第11回 撮ってきたよ 佐渡の海の生き物」という写真展をゆっくりと鑑賞してきた。


自然豊かな新潟県佐渡島の海中が撮影の舞台。寒流と暖流が流れ込む美しい海の中で四季を通して「海中カメラ」で撮影した巨大な「こぶ鯛」や幻想的な「クラゲ」などの写真が展示されていた。


また、同じフロアに「タモリさんも歩いた! 路地連新潟・新潟の町 小路めぐり展」も同時に開催されており、新潟市内にある坂道や寺町・古町や本町にある小路を巡るコースに人気が集まっていた。


更に「“幸せを呼ぶピンクのぞう”とその友達」というコーナーも開催されており、ユニークな形をしたピンクの象やワニなどが配置され、多くの人々の目を楽しませていた。




No.967 「墓参」のお話。

2016年08月24日 | 日記

毎年、お盆になると親戚と一緒に新潟市西区にある≪永久寺≫に「墓参」することにしている。ありがたいことに兄弟姉妹が子供や孫を連れて、遠くは埼玉県や茨城県などからも駆けつけてくれる。


墓前に花を手向け、線香とロウソクに火をつけお参りをする。時節柄、この日も30度を超える暑さの中、汗をかきながらの「墓参」となった。


私にとって久しぶりに成長した親戚の子供や元気のいい孫達の顔を見ることも楽しみのひとつである。今年は約30人が集まり、お寺の本堂の前で記念写真を撮った。


その後、中国・ハルビン市出身者で私の友人が経営している中華料理店「張園・青山店」に再度集まり、昼食を食べてお開きとなった。




No.966 「快勝」のお話。

2016年08月23日 | 日記
「快勝」とは私が熱心に応援しているサッカーJ1リーグの「アルビレックス新潟」チームのことである。先日、新潟市中央区清五郎にあるデンカ・ビッグスワン・スタジアムで「アビスパ福岡」戦が行われた。


現在J1リーグ最下位で残留争いをしている「アビスパ福岡」には負ける訳にはいかない。試合は前半≪0対0≫で折り返した。ハーフタイムに勝利を後押しするように、アルビカラーのオレンジと青色の花火が打ち上げられた。


花火の効果(?)もあり、新潟は後半になってようやく連続して得点した。結局、試合は≪3対0≫の久しぶりの「快勝」となった。試合終了後、選手とサポーターと一緒になり、勝利の万歳三唱をすることができた。


この勝利を祝福するように会場近くで開催されていた「夏祭り」の花火が打ち上げられた。これから上位チームとの厳しい戦いが待っている。頑張れ!!!「アルビレックス新潟」。

 
新潟は後半になってようやく連続して得点した。


ハーフタイムに勝利を後押しするように、アルビカラーの花火が打ち上げられた。



熱い応援を続ける福岡のサポーター。



No.965 「花火大会」のお話。

2016年08月22日 | 日記

新潟まつりの最終日(3日目)の花火大会は午後7時15分から始まる。多くの見物人が集まる中で、早朝から花火の観覧場所を確保することは、なかなか大変な作業であった。

 

午前6時に私は自転車にブルーシートを載せて信濃川の「やすらぎ堤」へ到着した。花火打ち上げ場所の周辺の「昭和大橋」の下流側は、既に数多くのブルーシートが敷かれ、そのシートが朝日に輝いていた。

 

幸運にも「八千代橋」の上流100mほどの一番川沿いに近い場所に空きスペースを見付け、観覧場所を確保した。待望の花火はトラブルがあったのか定刻より15分ほど遅れて開始され、その後3分間隔で次々とスターマインが打ち上げられた。

 

「昭和大橋」の欄干に取り付けられたナイアガラ大瀑布の花火が川面に写し出され、大型のスターマインの「エボリューション」が打ち上がると、観衆から大きな拍手が沸き起こった。


早朝6時「昭和大橋」の下流側には、数多くのブルーシートが敷かれてあった。

「昭和大橋」の欄干に取り付けられたナイアガラ大瀑布。



No.964 「住吉行列とこども神輿」のお話。

2016年08月21日 | 日記

新潟まつりのメインのひとつである「住吉行列」は平安時代の昔をしのばせるような古式ゆかしい衣装を身にまとい、市内を練り歩く行列で、見物人に祭りの伝統を伝えるお祭りとも言われている。

 

この日は近くの商店街にある温度計が≪36度≫を表示していた。炎天下でアスファルト道路がやや柔らかくなり、熱中症の心配をしてしまうほどの暑さとなった。この行列の中に天狗様や獅子などのほか、御座船や稚児行列などが通り過ぎて行った。

 

続いて数台の大型トラックの荷台から「万代太鼓」の軽快な太鼓と樽を叩く音が響き渡った。続いて個性のある手づくり「こども神輿(みこし)」の行列も見応えがあった。

 

“こども神輿のアピールゾーンでは審査員の前で、こども達が入賞目指してそれぞれ個性ある踊りなどのパフォーマンスを見せていた。汗をかきながら元気な声と踊りが暑さを吹き飛ばしていた。


新潟まつりのメインのひとつである「住吉行列」。

「万代太鼓」の軽快な太鼓と樽を叩く音が響き渡った。

商店街にある温度計が≪36度≫を表示していた。

審査員の前で、こども達が踊りなどのパフォーマンスを見せていた。

 




No.963 「大民謡流し」のお話。

2016年08月20日 | 日記

私の故郷≪新潟市≫では毎年8月上旬に「新潟まつり」が3日間にわたって開催される。初日は“大民謡流し”2日目は“住吉行列”そして3日目は“花火大会”である。


この日午後7時に開始された“大民謡流し”には会社や学校、民謡サークルなど150近いグループから約15.000人の浴衣を着た踊り子が参加した。日本最大級の民謡流しだという。


新潟市のシンボルである「萬代橋」をメインに繁華街の柾谷小路などで踊りの輪ができた。私も浴衣を着た孫を連れて出掛けた。孫は小学校や幼稚園で≪新潟甚句≫を踊っているため、飛び入りで踊りに参加することができた。


「樽きぬた」と「三味線」の軽快なリズムが会場に流れた。“大民謡流し”の中で、赤くライトアップされた「鯛」の形をした鯛車が人気を集めていた。孫も楽しそうにその鯛車を引いていた。


 



No.962 「久しぶりの収穫」のお話。

2016年08月19日 | 日記

8月に入り毎日30度を超える暑い日が続いている。中国から帰国後、私は約2週間ぶりに共同で家庭菜園をしている友人の畑に行き「久しぶりの収穫」を楽しんできた。これで今年は既に6~7回、収穫したことになる。

 

この日の収穫のメインは「トマト」であったが、既に収穫の最盛期は終わり、枯葉が目立ってきた。一方、暑さに負けず元気がいいのは「ナス」。輝くような濃い紫色の「ナス」が重たそうに枝にぶら下がっていた。

 

まだ多くの薄い紫色の花が咲いており、しばらくは「ナス」の収穫が楽しめそうである。また1本ずつ植えた「ピーマン」と「シシトウ」も元気を取り戻した。今年初めて植えた「ウリ」の苗も成長し、直径5㎝ほどの小さな実を数個、付け始めていた。

 

10日後には収穫できそうである。これから楽しみなのは「食用菊」である。何本かの菊の苗は枯れてしまったが、5本ほど元気に育っている。秋にどのような菊の花を咲かせてくれるのか、楽しみである。




No.961 「帰国の途」のお話。

2016年08月18日 | 日記

私達の中国旅行は帰国の日を迎えた。黒龍江大学宿舎で早朝4時過ぎには荷物の整理など帰国の準備を済ませ、私は1人で午前5時に懐かしい黒龍江大学構内の「早朝散歩」に出発した。


同大学に勤務していた時、雨の日も氷点下20度の時も毎日歩いたコースである。あれから約5年経過すると、構内の樹木は想像以上に成長していた。大きな柳の木の脇に立つと、空が隠れるくらい鬱蒼と葉が茂っていた。


当時、私が学生たちと一緒に勉強しながら散歩をしていた1周400mのグランドには、今日も「ジョギング」などを楽しむ人々の姿が見られた。懐かしい黒龍江大学健康協会のメンバーや散歩中の同大学の元書記の許師東先生とも久しぶりに再会することができた。


この周辺には昔と同じように「太極拳」「鉄棒」「ストレッチ体操」などを楽しむ多くの人々がいた。懐かしい思い出の多いグランドを後に午前6時、黒龍江大学宿舎からハルビン空港行きのマイクロバスに乗り込み、帰国の途に就いた。




 


No.960 「中国みやげ」のお話。

2016年08月17日 | 日記

今回、中国に旅行して友人・知人に贈って喜ばれる「おみやげ」として私が購入したものは「中国茶(ウーロン茶)」のほかアルコール度が38度の「白酒(北大荒・北大倉)」や、アッサリ風味の「ハルビン・ビール」などである。


特にリクエストの多い「おみやげ」として、圧縮・乾燥した「キクラゲ(黒木耳・秋木耳)」を挙げることができる。これは予想以上に人気が高い。お酒などと違って、飛行機に持ち込む数量制限もなく、軽くて小さくて荷物にならない。


これを水に戻すと10倍以上に膨れ上がるのも楽しい。我が家ではこの「キクラゲ」だけは買って来て欲しいと頼まれている。最近は健康食品である黒龍江省産の「干葡萄」に似た乾燥した野生の「ブルー・ベリー」にも人気が集まっている。


今回の中国旅行を思い出しながら、キクラゲ料理を酒のつまみに中国のお酒を味わうことにしたい。


「おみやげ」としてリクエストの多い「キクラゲ(木耳)」。

圧縮・乾燥した「キクラゲ」水に戻すと10倍以上に膨れ上がるのも楽しい。

乾燥した野生の「ブルー・ベリー」も人気が高い。

アルコール度が38度の「白酒」や、アッサリとした「ハルビン・ビール」