故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.365 「イルミネーション」のお話。

2014年12月31日 | 日記

今日は新潟の夜に光り輝いている「イルミネーション」のお話。新潟の冬の街中に新しい魅力を創り出そうと商店街などが中心となり、古町・柾谷小路地区や万代シティ地区、それに新潟駅南地区などではいろいろな≪イルミネーション≫を飾って私達の目を楽しませてくれている。

 

私がよく歩いている古町5番町商店街のクリスマスツリーには美しい白色と青色の≪イルミネーション≫が使用されていた。また雪が積もっていたこともあったが、私が美しいと思ったのは万代シティ地区にある≪イルミネーション≫が幻想的な雰囲気を漂わせていた。

 

この場所は2階建ての建物の屋上にあり、LEDによる≪イルミネーション≫のほか、使用済みのペットボトルを活用した淡い光のツリーが広場を彩っていた。

 

「光陰矢の如し」というとおり、月日の経つのは本当に早いもので、今年の1月1日から開始した私の「ブログ」も今日でNo.365号を迎えた。皆様のご支援もあり、今年は1日も休まず掲載することができた。

 

それでは≪皆様、良いお年をお迎えください。≫

 

私が見て美しいと思ったのは万代シティ地区にある≪イルミネーション≫。

古町5番町商店街のツリーには白色と青色の≪イルミネーション≫が使用されていた。

 柾谷小路に面した大きな木も美しく輝いていた。

デパートや駐車場の入口にある≪イルミネーション≫。


No.364 「3度目の降雪」のお話。

2014年12月30日 | 日記

先日、新潟市内で一晩で「23cm」の降雪を記録した。これで12月に入って3度目のまとまった雪が降ったことになった。私はこの日の早朝からスコップを取り出し、自宅前の除雪を開始した。今回の雪は水分を多く含み、これまでで一番力のいる重たい除雪作業であった。

 

この雪の中、威力を発揮するのが「雁木(がんぎ)」である。「雁木」を辞書で引くと“雪の多い地方で、雪よけのために家々の軒から路上に庇(ひさし)を長く差し出して造り、その下を通路とするもの”と説明されている。現在では木製の「雁木」から鉄骨構造の「アーケード」になった。

 

新潟市中央区の繁華街である古町、本町、柾谷小路の商店街などではこの「アーケード」が設置されており、多少の雪が積もっても人々は傘も差さずに雪のない「アーケード」の下を歩くことができる。また、新潟市のシンボルである「萬代橋」の歩道には《融雪装置》が設置されている。

 

この装置は歩道の下に「電熱ヒーター」を埋め込み、路面温度が低くなるとセンサーが働き、自動的に通電して融雪を開始する。橋の上は特に凍りやすく危険が伴う。この《融雪装置》により人々が安心して通行できることはありがたいことである。

 

古町、本町、柾谷小路の商店街は「アーケード」が設置されてある。

アーケードの下は雪もなく、傘もささずに安心して歩ける。(古町商店街)

本町商店街のアーケード。

柾谷小路のアーケード。

「萬代橋」の歩道には《融雪装置》が設置されている。

アーケードや融雪装置のない歩道。

 

 


No.363 「水墨画展」のお話。

2014年12月29日 | 日記

先日、新潟市中央区西堀にある「NEXT21ビル」の6階ミニギャラリーで≪墨友会≫主催の“水墨画展”が開催されていた。会場には10人の出展者による見ごたえのある20作品が展示されていた。山、川、海などの風景画が中心であるが、中には花、鳥、闘牛などを題材としたものもあった。

 

会場にあった≪墨友会≫の説明によると、会員の皆さんは年に数回の“写生会”を楽しみながら、墨一色の奥深い水墨画の魅力に取りつかれ、各々想い想いの作品を持ち寄り、お互いに批評し研鑽を続けているという。赤、青、黄、金色などの派手な色がない作品のため、華やかさはないが落ち着いた作品が多いのも水墨画の特徴であろう。

 

≪墨友会≫の会員は“写生会”を実施するだけあって、新潟市内にある“佐潟”“福島潟”に限らず、村上市の“笹川流れ”や佐渡市の“慈光寺”まで足を運んでおられる。中には県外の“奈良”まで写生に出かけられた会員の方もおられたようだ。

 

偶然、出展者リストに私の上司の名前を見つけた。珍しい名前なので間違いないと思う。世間にはいろいろな趣味をもって人生を楽しんでおられる方が多いことをつくづくと感じた≪水墨画展≫であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


No.362 「塩引鮭」のお話。

2014年12月28日 | 日記

正月が近づいてくると市場で買い物をする人が増えてくる。我が家から徒歩で5分ほどのところに市民の台所となっている「本町市場」がある。そこには地元でとれた新鮮な野菜、果物、魚介類、花などが販売されている。12月下旬ともなると正月料理には欠かせない「塩引鮭」が店頭に並べられる。

 

この日も5軒の店頭には「塩引鮭」が一斉にぶら下がっていた。「塩引鮭」の説明看板には「自家製 寒風天日干し」とか「《本造り鮭》は厳選した北海道産の良質な秋鮭(雄)をじっくりと塩漬け(5日間)をして、更に塩出し(24時間)をした後に低温でじっくりと熟成して干しあげました」などと書かれていた。

 

鮭1匹当たりの価格は5.000円~9.500円で販売されていた。中にはそれよりも安く1匹3.100円の値札が付いていたものや、逆に10.000円を超える高級品も見られた。最高額の18.000円の鮭には購入者の名前が書かれた《売約済》のラベルが貼られていた。

 

この「塩引鮭」は我が家にも郷土料理の「のっぺい」や「塩焼き」、そして「煮物」などの“具”として食卓を飾ることになっている。

 

18.000円の鮭には売約済のラベルが貼られていた。

中には10.000円を超える高級品も見られた。

安いもので1匹、3.100円というものもあった。

 

 

 

 


No.361 「雲南省・麗江」のお話。

2014年12月27日 | 日記

今年の7月に中国・江蘇省の省都「南京市」で再会した教え子の蔡夢澤さんから、先日、私宛に雲南省にある「麗江」へ旅行した時の写真が届いた。蔡さんは高級カメラを持ち、写真撮影技術にも詳しい。送られてきた写真は“写真展”にでも応募できそうな美しい芸術的な写真であった。

 

蔡さんはその写真の題名を「麗江の街並み」「玉龍雪山」「湖の葦と夕日」などと名付けて送ってくれた。中でも「麗江古城」は1997年に世界文化自然遺産に登録されており、蔡さんによると、ここはいろいろな風景を鑑賞することができるとても綺麗な場所とのことであった。

 

また雲南省と四川省にまたがっている雲貴高原にある「瀘沽湖」の写真も一緒に送られてきた。届いた写真の中で「玉龍雪山」を見ていたら、以前、私が訪れた四川省にある世界遺産の「九寨溝」と「黄龍」の風景によく似ていることを思い出した。

 

現在、蔡さんが住んでいる江蘇省の冬の気温は「氷点下5度」で寒いという。しかし私が住んでいた黒龍江省ハルビン市の冬の気温「氷点下20度」よりも少しは暖かい。将来、医者を目指している蔡さんは第一次の免許試験に合格し、現在は第二次の試験結果を待っているという。蔡さんが今後とも健康で、益々、活躍されることをお祈りしたい。

 

雲南省の「麗江の街並み」。

「玉龍雪山」。 世界遺産の「九寨溝」と「黄龍」の風景に似ていることを思い出した。

「湖の葦と夕日」。

 

雲南省と四川省にまたがっている雲貴高原にある「瀘沽湖」。

 (参考) 以前、私が訪れたことのある四川省にある世界遺産の「九寨溝」と「黄龍」の風景。

 

 

 

   


No.360 「防火ポスター・コンクール」のお話。

2014年12月26日 | 日記

先日、新潟市中央区西堀にあるNEXT21ビルの6階の≪ミニギャラリー≫で「防火ポスター・コンクール」が開催されていた。このイベントは新潟市消防局と新潟市防火連合協議会が火災予防に関する意識を児童期から身につけてもらうため、毎年、小学生を対象とした「防火ポスター・コンクール」を開催しているもの。

 

今年は新潟市内の27の小学校から、157点の作品の応募があった。最優秀賞1点と優秀賞2点の作品は防火連合協議会の防火ポスターとして作成し、今後、地域の火災予防活動に活用されるという。最優秀賞は小学校6年生の作品で、天ぷら鍋に強い火が入りそうな絵が書かれており『危険 目をはなすと』の文字が入っていた。

 

優秀賞は『そんな油断が大火事に』と『小さい火でも火事のもと』という文字が入った作品、そして入選には『気を付けて 失う前に 確認だ』と『用心』と書かれた作品が選ばれた。『火はあなたの全てを持っていく』、『たったひとつの火で楽しみが全て消えちゃうよ』、『不注意をなくそう』、『たこ足配線 NO』

 

『火から目を離さないで』などのポスターが私の目を引いた。最後までしっかりと消火確認をしなければならないことを小学生のポスターから教えてもらった。 

 

 最優秀賞1点と優秀賞2点の作品。

 


No.359 「アメリカン・フラワー」のお話。

2014年12月25日 | 日記

先日、新潟市中央区西堀にある高層ビル「Next 21」ビルの6階のミニギャラリーで「アメリカン・フラワー」の作品展が開催されていた。「アメリカン・フラワー」とは“針金”などで花びらや葉の形を作り、それを“ディップ液”に浸して膜を張り、乾かしてから仕上げるクリスタルな飾り花のことである。

 

会場におられた係員の方にお聞きすると、用意する材料は“針金”と“ディップ液”だけで、あとは作品を入れる植木鉢や花瓶などがあれば足りるという。会場に展示されてある作品を初心者が作るとなると3万円程度の予算が必要となり、自分の思い通りの形を作るには、かなりの経験が必要となる。

 

会場に展示された「アメリカン・フラワー」は透明感があり、素晴らしい作品ばかりであった。毎日の水くれや手入れを要する「生け花」と違い、「アメリカン・フラワー」は一度作ると相当期間、展示することができる。またホコリなどで汚れた場合でも水洗いをするだけできれいになるという。

 

時節柄、クリスマスツリーなどの作品も展示されていた。今回もいろいろな趣味を持って人生を楽しんでいる人々の姿に感心させられた。

 

 

 


No.358 「心の野球」」のお話。

2014年12月24日 | 日記

いつも通っている図書館で本棚を見ていたら、私が応援しているプロ野球「読売巨人軍」の投手・桑田真澄さんが書かれた「心の野球」という本が目に止まった。そしてこの本には≪超効率的努力のススメ≫という副題がつけられていた。面白そうなので借りることにした。

 

桑田投手といえば、PL学園高校時代に「甲子園大会」で大活躍し、プロに入ってから≪173勝≫を上げた“記録”と“記憶”に残るプレーヤーであった。この本の中には、私にとって「なるほど!!」と思わせる箇所が随所にあった。一部を紹介すると「これまで一心不乱に根性だけで練習に没頭したことは一度もなかった」

 

「自分がやってきたことを精査し、効率性を重視しながら練習を積み重ねてきた」「努力は≪量≫ではなく≪質≫である。短時間に効率的に合理的に積み重ねてこそ成果が上がる」「練習したからといって、すぐに結果が出るものではない。毎日コツコツと努力していくと人間はある日突然、成長する」などである。

 

このことは野球に限らず、いろいろな分野でも言えることである。今後の私の野球練習や外国語学習などにも取り入れていきたい言葉でもある。

 

本の中には、私にとって「なるほど!!」と思わせる箇所が随所にあった。

 


No.357 「二度目の降雪」のお話。

2014年12月23日 | 日記

12月12日付けNo.346号の「ブログ」で、新潟市内が一晩で32㎝の積雪を記録したという「大雪」の話題を掲載した。今日の「ブログ」は、先日、更に20cmの積雪を記録したお話。この日も気温が下がり、朝起きると窓の外が白くなっていた。早速、私はスコップを持参し、最初に我が家の前の道路の除雪を開始した。

 

道路の除雪が終了すると、次に駐車場周辺の除雪を始めた。除雪作業は約1時間続いた。その後、私は食後の運動を兼ねて、近くの信濃川河畔の「やすらぎ堤」に足を運んだ。そこには一面の銀世界が広がっていた。犬を連れて散歩を楽しむ人も見られた。その犬はもともと短足(?)の犬であったが、犬の腹まで雪が積もっていた。

 

落葉した桜並木の枝には重たい雪がくっついていた。横に伸びた桜の枝の「黒」と雪の「白」が鮮やかなコントラストをなしていた。桜の枝には春を待つ“つぼみ”が見られた。「やすらぎ堤」が桜の花の季節を迎えるには、まだまだ時間がかかりそうである。

 

以前の天気予報によると今シーズンは「暖冬」と予想していた。それにしてもこの冬はどのくらい雪が降るのだろうか? 私も少し心配になってきた。

 

犬を連れて散歩を楽しむ人も見られた。短足(?)の犬のためか、犬の腹まで雪が積もっていた。

雪に覆われた「やすらぎ堤」の桜並木。

横に伸びた桜の枝の「黒」と雪の「白」が鮮やかなコントラストをなしていた。

 

 

 

 

 


No.356 「中国語教室忘年会」のお話。

2014年12月22日 | 日記

「英会話教室」の“忘年会”が開催された翌日に、私が所属している「中国語教室」の“忘年会”が盛大に行われた。“忘年会”の会場は新潟市中央区の新潟県庁前にある“釜飯”と“魚料理”が有名な「ととや」というお店。この中国語教室は毎週火曜日の《初級者コース》と水曜日に開催されている《中級者コース》とがある。

 

この日は二つのコース合同の“忘年会”であった。中国語教室の先生は教え方に定評のある中国・黒龍江省ハルビン市出身で経済学博士の孫犁冰先生。2階の狭い畳の部屋に孫先生を入れて11人が集合した。最初に主催者を代表して吉倉さんの挨拶から始まった。

 

その後、参加者一人ずつから中国語で自己紹介を兼ねて挨拶をしていただいた。学習意欲に燃えている熱のこもった同級生の挨拶が続いた。この日は孫先生のお父様の孫大衛先生からも特別参加していただいた。私と孫大衛先生は20数年来の友人であり、私の隣りに座っていただいた。

 

久しぶりにお会いする孫大衛先生と一緒に新潟の美味しい「地酒」で乾杯を重ねながら、昔話や健康の話、家族の話などに花が咲いた。  

《汉语教室的忘年会》 

 

英语会话教室忘年会的第二天,我学习汉语的教室也举行了盛大的忘年会。会场是斗斗屋(Totoya),位于新潟市中央区新潟县厅前。这家店以小锅什锦饭和鱼菜而出名。这个汉语班,每周二开设初级课程,每周三开设中级课程。 

 

这一天,{参加两个课程的}同学们一起开了忘年会。汉语老师是{来自中国龙江省哈尔滨市的}孙犁冰老师。老师的课非常受欢迎。狭窄的房间里聚集了{包括孙老师在内的}11个人。与会代表吉仓先生致辞。 

 

之后,参加者一个一个地用汉语进行了自我介绍。同学们都有着强烈的学习热情。孙老师的父亲,孙大卫先生也参加了聚会。我和孙大卫先生是20多年的老朋友,他就坐在我的旁边。

 

我们很久没见面了。这次终于能一边品尝{新潟产的}美味清酒,一边畅谈旧事以及健康、家庭的话题了。 

 

 参加者全員で記念写真

参加者一人ずつから中国語で自己紹介を兼ねて挨拶をしていただいた。

 


No.355 「英会話教室忘年会」のお話。

2014年12月21日 | 日記

先日、私が所属している「英会話教室」の忘年会が開催された。会場は新潟市中央区東堀6にあるイタリアン・レストラン「Trattoria Azzurri a Niigata(トラットリア アズーリ新潟)」という今年開店したお店。レストランは1階と2階にそれぞれ客席があり、本場イタリアで5年間、修行された女性従業員が笑顔で私達を2階へと案内してくれた。

 

2階は私達8人が座ると残りは4人用のテーブルがひとつあるだけの小ぢんまりとした部屋であった。この日の参加者は「英会話教室」の講師でイギリス人のスティーブ先生と女性会員5人と男性会員2人。毎週火曜日の夜「クロスパルにいがた」で英語を勉強している仲間であるが、全員が揃うことは少ない。

 

しかし「忘年会」や「送別会」など“飲み会”となると、このメンバーは通常の「英会話教室」と異なり、不思議と全員参加となる。この日も私の予想したとおり、全員参加となった。本場イタリアの“Terre Del Sale”というワインと美味しいイタリア料理を堪能させてもらった。

 

 

 


No.354 「野球部の納会」のお話。

2014年12月20日 | 日記

中国・黒龍江大学日本語学科の優等生は、毎年、新潟大学の留学生として新潟市へやって来る。時間の経つのは早いもので、私が同大学を定年退職して早くも3年近くが経過した。そして今年、新潟大学の留学生として来日した学生の中には私の教え子は誰もいなくなってしまった。

 

昨年までは教え子と一緒に、私が所属していた「新潟県庁野球部」の“納会”に参加し、野球部員との会話などを楽しんできた。教え子がいなくなったことで、今回は私一人での“納会”参加となった。今年の“納会”は野球部長の挨拶から始まった。全員で元気よく乾杯した後、野球部監督から今年の活動報告が行われた。

 

その報告によると公式戦の成績は1勝7敗で、これに4つの練習試合を入れても3勝9敗と大きく負け越した。業務多忙な職員が多く、ベストメンバーで試合に望めないケースも多かったという。反面、明るいニュースとしては、今年、新たに4人の選手が入部し、戦力が増強されたとのこと。 

 

席上『来シーズンは10数年間、遠ざかっている「全国大会」への出場を目指して頑張りたい!!』という監督の力強い決意表明があった。私も久しぶりに元気溌溂とした先輩や選手たちと再会し、時間を忘れて“野球”の話は勿論のこと“仕事”“家庭”“健康管理”など、お互いに熱く語り合った。

 

“納会”は野球部長の挨拶から始まった。

乾杯の後、野球部監督から今年の活動報告が行われた。

大先輩のお話に耳を傾ける参加者。

納会も「万歳三唱」でお開きとなった。

 

 


No.353 「サッカー観戦」のお話。

2014年12月19日 | 日記

私が熱を入れて応援しているサッカーJ1リーグの「アルビレックス新潟」チームの今年の戦績は12勝8分け14敗。勝ち点は“44”で18チーム中、12位となった。昨年は7位であったから5つも順位を下げてしまった。チーム得点王の川又選手と韓国代表選手の金珍洙選手がこれからというシーズンの途中で退団した。

 

得点力不足の「アルビレックス新潟」にとってこれが非常に大きかった。この日私は新潟市中央区の万代橋脇にある“メディアシップセンター”で今シーズンの33試合目の「横浜マリノス戦」と次の最終戦の「柏レイソル」戦を観戦した。多くのサポーターの熱い応援の甲斐もなく、いずれの試合も《0対1》と《0対2》で敗退した。

 

結局、今シーズンの総得点は《30点》。昨年の《48点》から大きく後退した。川又選手と金選手の抜けた穴を埋めきれなかった。相手陣内で攻めているシーンはよく見られたが、ゴールを割れない試合が続いた。一方、守備は比較的安定していた。被シュート数は296本。昨年の326本から30本も減らした。

 

来年は若手有望選手の活躍で是非とも飛躍の年にしてほしい。スタンドから熱心な応援を続ける「アルビレックス新潟」のサポーターと一緒に《年間パス》を購入した私も熱い声援を送りたい。

 

大型画面を見ながら、今シーズン33試合目の「横浜マリノス戦」を応援するサポーター。

最終戦の「柏レイソル」戦を“メディアシップセンター”で観戦した。

熱い応援のかいもなく、いずれの試合も《0対1》と《0対2》で敗退した。

 

 

 

 

 


No.352 「縁起物」のお話。

2014年12月18日 | 日記

今日は昨日に続き「全国大陶器市」の様子をお届けしたい。会場では多くの皿、茶碗、急須、ぐい呑、コーヒーカップなどが展示、即売されていた。その中で私の目を引いたものは、愛嬌のある「招き猫」であった。この「招き猫」は電子辞書によると「前足で人を招く姿をした猫の置物。客や財宝を招く縁起物として商家などで飾る。」と説明されている。

 

会場では“右前足”を上げたもののほか、“左前足”を上げた「招き猫」も見られた。私が黒龍江大学の日本語教師をしていた頃、卒業論文に日本のこの「招き猫」を取り上げた女子学生がいた。会場にある「招き猫」を見ていたら、その学生のことを思い出した。

 

この「招き猫」のほか「狸」や「ふくろう」の縁起物も展示・販売されていた。「狸」は『(他)の者より(抜き)ん出る』⇒『他者より優れている』の意味があるという。「ふくろう」には様々な当て字がある。「不苦労」...苦労知らずの意。「福来」...福が来るの意。「福籠」...福が籠にたくさんつまった様子。「福老」...幸福に年をとるの意。

 

などがあり、「ふくろう」は日本では縁起のいい鳥とされている。しかし、中国では夜中に騒ぐ気味の悪い鳥として嫌われているのであるが……。さらには沖縄県特産の魔除けの置物である「シーサー」も展示されていた。

  

沖縄県特産の魔除けの置物である「シーサー」も展示されていた。

目を楽しませてくれる陶器が数多く展示されていた。

 

 

 


No.351 「大陶器市」のお話。

2014年12月17日 | 日記

先日、新潟市中央区古町7番町商店街のアーケードの中で「全国大陶器市」が開催されていた。この場所で行う「古町どんどん」など通常のイベントは土曜日や日曜日に開催して数日で終了するケースが多い。しかし、この「陶器市」はなんと9日間も連続して行われた。

 

新潟全国大陶器市実行委員会が主催し、廃業などで衰退していく地元商店街を活性化させようとするイベントである。「九谷焼」「備前焼」「萩焼」「笠間焼」「益子焼」「伊万里焼」「有田焼」「瀬戸焼」など、日本全国から有名産地の陶器が続々と並べられた。

 

また私が初めて聞く「志野焼」「萬古焼」「波佐見焼」「三川内焼」「壺屋焼」なども展示・即売されていた。展示物は全部で約30万点に及び、市価よりも20%~50%安い価格で販売されていた。新潟県からは金物の街「三条市」から“包丁”を中心に有名な刃物が販売されていた。

 

会場には多くの市民が押し寄せ、地元のテレビ局も取材に駆けつけていた。私は茶碗や皿、コーヒーカップなどの日用品から芸術作品のような高価な陶器まで、ゆっくりと鑑賞させていただいた。

 

会場には多くの市民が押し寄せ、地元のテレビ局も取材に駆けつけていた。

新潟県からは金物の街「三条市」から“包丁”を中心に有名な刃物が展示即売されていた。