故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.1.127 「へぎそば」のお話。

2017年01月31日 | 日記

十日町市へ行くと必ずといって立ち寄る場所が、千手温泉の「千年の湯」である。ここでやや黒みががった温泉の湯にユックリとつかり、日頃のストレスを汗と一緒に流すとスッキリした気持ちになる。


この日は入浴後、静かな畳の部屋を借り、親戚と一緒に≪新年会≫を開催することになった。そこでこの地方の名物のひとつである小嶋屋総本店の“へぎそばを楽しむことにした。


“へぎそば”は国産のそば粉を100%使用し、つなぎに“ふのり(海藻)を使っている。そのためツルツルとした喉ごしと、シコシコとした歯ごたえが特徴となっている。


嬉しいことに「千年の湯」では、近くにある小嶋屋総本店から直接、取り寄せてくれる。今回もまた「へぎ」に入ったそばをキレイに食べ上げた。


今回もまた「ヘギ」に入った蕎麦をキレイに食べ上げた。

売店では地酒やそば、果物などが販売されていた。

「千年の湯」の前では雪を温泉の湯で溶かしていた。




 




No.1.126 「消雪パイプ」のお話。

2017年01月30日 | 日記

先日、久しぶりに新潟県の降雪地帯のひとつである「十日町市」に行って来た。この日親戚からの電話によると一晩で≪35㎝の新しい雪が積もり、これまでの積雪量を合わせると≪137㎝に到達したという。


降雪地帯で威力を発揮するのが、道路に埋め込んだパイプから路面へ地下水を散布する「消雪パイプ」である。私の親戚の家の前にもこの「消雪パイプ」が稼働していた。


1か所に4個の穴が開いており、そこから勢いよく四方に湯気を出して温かい地下水が散布されていた。「消雪パイプ」の設置されてある道路は綺麗に雪が解けていた。


現在では昼夜を問わずセンサーが作動し、雪が降ると自動的に散水するシステムを採用しているところも多いという。また「千手温泉」では贅沢にも温泉のお湯で消雪していた。


湯気を出して温かい地下水を散布する「消雪パイプ」。

千手温泉では温泉のお湯で消雪していた。

 

 




No.1.125 「新年会」のお話。

2017年01月29日 | 日記

先日、新潟市中央区出来島にある中華料理店「金龍」で、私が所属している中国語教室の「新年会」が開催された。会場には中国語の教え方に定評のある講師の経済学博士・孫犁冰先生を囲み、総勢12名が集合した。


この日、船見幹事長が人気の「2時間飲み放題・食べ放題」コースを注文してくれた。テーブルの上には“海老チリや“豚の角煮のほか、具のたくさん入った大きな“火鍋が運ばれてきた。


最初に“生ビールと“ウーロン茶で乾杯した後、参加者一人一人のユニークな自己紹介から懇談が始まった。会員の話を聞きながら中国特産の「紹興酒」とアルコール度が42%の「白酒(老龍口)」を味わうことになった。


最後に“ラーメンと“水餃子を腹に納めた。更にデザートとして“杏仁豆腐を注文した会員もおられた。楽しい「新年会」は予定の2時間を大幅に超え、お開きとなった。


 

 

 

 

 


No.1.124 「冬期練習」のお話。

2017年01月28日 | 日記

冬期間、新潟では気温が下がり、降雪や強い風雨に見舞われる日が多くなる。そのため屋外グランドでの野球練習は難しい。私の所属している還暦野球部の「新潟エージレス野球クラブ」も昨年の11月から、グランドでの練習はなくなった。

 

今年の2月から室内練習場でトレーニングを開始する予定となっているが、その間は部員の自主練習に任せてある。しかし冬期間、休むことなく熱心に屋内練習を始めているチームもある。

 

先日、私は“ハードオフ・エコスタジアム”の室内練習場で「新潟県庁野球部」と「JR新潟野球部」などの合同練習に参加してきた。60歳以上の還暦野球部員と違い、20歳代が中心の選手達が集合した。

 

指導者の指示に従い、準備運動、そして5分間のランニングから始まり、ストレッチ、キャッチボール、トスバッティングなど≪3時間の練習はハードなものであった。私は練習途中で勝手に休憩を入れながら俊敏な若い選手の動きを見せてもらった。





 

 

 


No.1.123 「雪の天寿園」のお話。

2017年01月27日 | 日記

これまで新潟市中央区清五郎にある「天寿園」には、桜や紅葉の時期に中国人の友人や留学生などを何回となく案内してきた。しかし雪の積もった「天寿園」の見学は久しぶりであった。


手入れの行き届いた「天寿園」は日本庭園と中国庭園が同時に楽しめる場所となっており、嬉しいことに、ここは「入場料」が無料なのだ。最初に入った日本庭園で目につくのは“雪吊り”をした松の木や、氷の張った池である。


作業員が雪に埋もれた木々をスコップで掘り出し、歩道の中央部をきれいに除雪していた。続いて中国庭園へ入り「曲橋」を渡り「垂花門」をくぐった。池の中心にある「石灯」を見た後、「滝」や「石舟」などを見学した。


観光客の姿はなかったが、春夏秋冬、いつ来ても感動を覚える「天寿園」の光景であった。


作業員が雪をかぶった木々をスコップで掘り出していた。



No.1.122 「鳥屋野潟公園」のお話。

2017年01月26日 | 日記

先日、冬の晴れ間を見つけて「新潟県立鳥屋野潟公園」へ行って来た。駐車場で車を止めた後、最初に広い公園の「鐘木地区」のインフォーメーションセンターでパンフレットをもらうことにした。

 

センターにはこの地区で発見された「鳥の巣」や“キジなどの「鳥のはく製」が展示され、反対側のテーブルには「ザリガニ」「亀」「鮒」などが飼育されていた。私はパンフレットを片手に持ち、公園内の「日本庭園」へ向かった。


ここには新潟市のシンボルのひとつになっている“萬代橋に似た橋が架けられていた。観光客の姿はなく、閑静な庭園であった。その後、10㎝ほどの雪の積もった「せせらぎ小道」を通り、「鳥観庵」までユックリと散策を楽しんだ。


この屋上へ登って鳥屋野潟を眺めた。パンフレットに≪4.319羽の白鳥がやって来たと書かれていたが、残念ながら湖面に“白鳥”の姿を見ることはできなかった。


この地区で発見された「鳥のはく製」や「鳥の巣」が展示されていた。

「ザリガニ」「亀」「鮒」などが飼育されていた。

新潟市のシンボルのひとつになっている“萬代橋に似た橋

湖面に“白鳥”の姿を見ることはできなかった。






No.1.121 「繭玉飾り」のお話。

2017年01月25日 | 日記

先日、久しぶりに新潟市中央区清五郎にある「新潟市食育・花育センター」に立ち寄ってみた。最初に入口を真っ直ぐ歩き、天井の高い温室のような「情報館」に入った。


「情報館」の窓際には“ポインセチア”や“シクラメン”の鉢植えが色鮮やかに並んでいた。また、このホールの4か所に五穀豊穣と商売繁盛を祈る、新潟県(越後)の縁起物のひとつである「繭玉飾り」が飾られていた。


この「繭玉飾り」とは、柳などの枝に球形の餅を付け、鯛・米俵・おかめ・小判・千両箱・宝船などの縁起物をつり下げたもので、正月の飾り物である。


中でも“提灯(ちょうちん)”は「先が明るくなる」ように枝の先に、そして“蕪(かぶ)”は「根がはる」ように枝の後ろに飾るという。

ホールの4か所に「繭玉飾り」が飾られていた。

米俵、宝船、鶴、お多福、鯛などの縁起物が飾られていた。

  

 

 



 

 


No.1.120 「雪だるま」のお話。

2017年01月24日 | 日記

雪が降って喜ぶのは犬と子供であろう。先日、2人の孫とその友人と一緒に我が家の近くのマンションの狭い広場で「雪合戦」をして遊んだ後「雪だるま」を作ることになった。


マンション1階にある美容室の前では既に高さが50㎝ほどの「雪だるま」が完成していた。その「雪だるま」をお手本に孫達は雪を丸め始めた。重たい雪であったが、直径が30㎝位になるまで転がした。


全部で大小4個の雪の玉を作り、大きな玉の上に小さな玉を乗せて「雪だるま」が完成した。「雪だるま」の目と鼻はマンション周辺にあった木の枝や葉っぱを使って個性的な顔が出来上がった。


私も久しぶりに「雪だるま」づくりに汗を流した。





No.1.119 「雪のひょうたん池」のお話。

2017年01月23日 | 日記

足元の悪い雪道を歩いて「蓮池」を見学した後、すぐ隣りにある「ひょうたん池」へと向かった。池の中央部にある“噴水も寒波の影響で噴水口周辺が凍りついたのか水を高く吹き上げることもなく、いつもよりも元気がないように感じた。


春夏秋冬、この池はいつ見ても美しい。この池を二分するような位置に木造の橋である「曲橋」が架けられてある。名前のとおり橋の中央付近が直角に曲がっている橋である。


この橋の上は「藤棚」になっており、そこには重たい雪が積もっていた。30㎝ほど積もった新雪の上を歩くことは、かなりのエネルギーが必要となる。


白山公園内、約1時間30分の散歩であったが汗をかいてしまった。


噴水口周辺が凍りついたのか、水を高く吹き上げることもなかった。

 「曲橋」の名前のとおり橋の中央付近が直角に曲がっている橋。

「藤棚」には重たい雪が積もっていた。


No.1.118 「雪吊り」のお話。

2017年01月22日 | 日記

先日、ようやく新潟市にも寒波が押し寄せ、30㎝を超す積雪を記録した。我が家から最も雪景色が似合う場所を考えてみた。白山公園の中にある「蓮池」と「ひょうたん池」へ歩いて行くことに決めた。


「蓮池」は名前のとおり夏になると見事な「蓮」の花が咲き誇る池である。この日は池一面に氷が張っており、池の周囲には縄で「雪吊り」をした松の木を中心に、白い雪で覆われた日本庭園を眺めることができた。


この「雪吊り」がなければ、この日のような重い雪で多くの枝が折れるのだろう。「蓮池」の中央部にある“ラジオ塔”の上部に塗られた赤い色が、銀世界の中でとりわけ目立って見えた。


「蓮池」の周囲にある“藤棚も雪の重みに耐えていた。また「忠犬タマ公」像や参道脇に建てられた「狛犬」も白い雪の帽子をかぶって寒そうな様子を見せていた。


“ラジオ塔”の上部に塗られた赤い色が、銀世界の中でとりわけ目立って見えた。

「蓮池」の周囲にある“藤棚”も雪の重みに耐えていた。

「忠犬タマ公」像も寒そうにしていた。

「狛犬」も白い雪の帽子をかぶっていた。

 



No.1.117 「積雪33㎝」のお話。

2017年01月21日 | 日記

朝のNHKテレビで新潟市の積雪が≪33㎝を記録したというニュースが流れた。久しぶりの大雪である。雪をもたらした寒気団がここ数日間、新潟県周辺に居座り続ける天気図であった。


雪が降り積もる中、私は愛用のデジタルカメラを持って信濃川河畔の「やすらぎ堤」へ散歩に出かけた。雪をかき分けながら進んで行くと、最初に目に止まったのは川辺に寒そうに羽根を休めている3羽の黒い「鵜」であった。


更に歩いていくと枝に雪が積もった白黒の美しい桜並木が見られた。また“新潟市の木になっている「柳」の太い幹には雪が吹き付け、白い幹となっていた。また誰もいない「ベンチ」には30㎝ほどの新雪が積もっていた。


信濃川に目をやると数羽の「鴨」が川面を漂っていた。この周辺は高層マンションが連続して建てられており、強烈なビル風が信濃川に向かって吹き抜けていた。


信濃川の岸辺に羽根を休めている3羽の「鵜」。

新潟市の木の「柳」の太い幹は雪で白くなっていた。

「水と土の芸術祭」参加作品も雪をかぶっていた。 

 「鴨」も寒そうに川面を漂っていた


No.1.116 「同級会準備会」のお話。

2017年01月20日 | 日記

先日、新潟市立白新中学校の卒業生が久しぶりに「同級会」の開催準備をしようと集まって来た。会場は幹事の1人がよく利用している新潟市中央区古町通6番町にある日本料理店「薫風」。


幹事の男性3人、女性2人が和風の部屋に案内された。同級生全員が今年の3月末で≪70歳の古希を迎える。準備会ではこれを契機に同級生全てに呼びかけて実施する最後の「同級会」とすることにした。


前回は新潟県新発田市の「月岡温泉」で開催したが、今回は桜の咲く時期に新潟市の奥座敷である「岩室温泉」で1泊2日で開催することが決定された。


既に死亡した同級生も何人かおり、この日の準備会では中学時代の思い出や健康、海外旅行の話などを中心に懇談することができた。日本料理を楽しみながら、新潟の地酒「麒麟山」と「鶴齢」をユックリと味わった。


 






No.1.115 「今年初の英会話教室」のお話。

2017年01月19日 | 日記

毎週火曜日の午後時から「クロスパルにいがた」の会議室で、カナダ人講師による≪英会話教室≫が開催されている。男性2人、女性4人の少人数クラスであるが、約1時間、英語での会話を楽しんだ。

 

この日は年末年始の出来事を中心に会話が進んだ。偶然、2人の女性会員は違う日程で「ニュージーランドの旅」に出発した。また別の会員は「東京への旅」に出かけた。そして講師は「カナダへの里帰り」の話をしてくださった。

 

私を含め、新潟から移動しなかった会員はニュージーランド特産の“キウイの「ドライフルーツ」と大きな「クッキー」、カナダのメイプルシロップ入りの「キャンディ」や「チョコレートクッキー」がお土産として机の上に並べられた。

 

さらに東京都目黒区の有名な「リーフ・パイ」も届けられた。これだから大型休暇の後の≪英会話教室≫は休むことができないのである。


 


No.1.114 「ひとにぎり地蔵尊」のお話。

2017年01月18日 | 日記

今日は長野市の「善光寺」参道の敷き詰められた石畳の上を歩いていた時、私の目に留まった今話題の≪ひとにぎり地蔵尊≫お話しである。


説明看板には≪不安要素の多い現世において、普く信徒の幸せを願い、2008年12月に建立された。≪辛いとき 悲しいとき 苦しいとき 左手で力を入れてギュッとひとにぎりすると 安らぎとみなぎるパワーをいただける≫と書かれていた。


私は看板の指示どおり≪ひとにぎり地蔵尊≫の頭を左手で力を入れて握りしめた。果たして安らぎとみなぎるパワーを頂戴することができたのか? これからが楽しみである。


まだここに設置してから10年も経過していない歴史の浅い地蔵尊である。「観光スポットがない」などと言わず、観光の見所をこのようにして作っていくのも誘客の一方法かもしれない。







No.1.113 「懐かしい人」のお話。

2017年01月17日 | 日記

撮影済みの写真を整理していたら「懐かしい人」の写真が目に止まった。その「懐かしい人」とは埼玉県代表の“坂戸古希野球クラブ”でキャッチーとして大活躍している高橋選手である。


私は「水戸市長杯 第22回 選抜古希軟式野球大会」の開会式の会場で久しぶりに再会することができた。同選手は新潟県十日町市出身で私と同じ≪1947年(昭和22年)の早生まれ。


50数年前、学校は異なるが、それぞれ高校の軟式野球部に所属し、公式戦で対戦した野球仲間である。数年前に「全日本還暦軟式野球選手権大会」の開会式で再会して以来、数回、全国大会の開会式でお会いした。


現在、お互いに古希チームの最年少選手(?)として頑張っている。今後とも健康で野球を楽しみ、全国大会での再会をグランドで誓い合った。


埼玉県代表の“坂戸古希野球クラブ”に所属する高橋選手(右)と再会した筆者。

「学生野球の父」と呼ばれている飛田穂洲先生の像で記念写真に納まる筆者。