故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.790 「開幕戦勝利」のお話。

2016年02月29日 | 日記

先日、私は早朝5時半に自宅を出発し、サッカーJ1の「アルビレックス新潟」チームの開幕戦の応援に行ってきた。途中、高速道路上で交通事故が3カ所で発生しており、渋滞が続いていた。トイレ休憩や昼食をとりながら神奈川県平塚市にある「Shonan BMWスタジアム平塚」へは午後1時半頃到着した。


この日の対戦相手は「湘南ベルマーレ」。私にとっては久しぶりのアウェイ会場での応援である。新潟県内の高速道路の一部には雪が残っている箇所もあったが、平塚市の会場では“梅や“桜の花が開花しており春本番を迎えていた。少し風があったが、青空の広がる絶好のサッカー日和であった。


スタンドを見渡すとオレンジ色のユニフォームを着た「新潟」のサポーターが4割程度を占めていた。試合は前半から再三、相手に攻められていた「新潟」であったが、28分にラファエル・シルバ選手がゴールポストに流し込むようなゴールで先制点を挙げた。後半76分に選手交代で入ってきた伊藤優汰選手が左足でゴール右隅に貴重な追加点をもぎ取った。


試合終了間際にペナルティーキックで相手に1点を返されたが、結局≪2-1≫で開幕戦に勝利することができた。この初戦突破をバネに、今後とも勝ち星を積み重ねていってほしい。試合終了後、会場をすぐ出発し帰路についた。午後11時近くに自宅に到着し、勝利の余韻を胸に眠りに入った。


試合終了後、「新潟」のサポーターに挨拶をするこの日のヒーローの伊藤優汰選手。



No.789 「精米機とハト」のお話。

2016年02月28日 | 日記

私は“日本一のお米”と評判の高い魚沼産「コシヒカリ」を毎日食べている。これが実に美味しい。妻の実家のある新潟県十日町市で栽培された「コシヒカリ」を農家である親戚の家から直接送ってもらっている。玄米で送られたこのお米の精米作業が私の仕事のひとつとなっている。

 

“精米機”に玄米を投入し、100円コインを数枚入れるだけで、あとは“精米機”が勝手に精米してくれる。この精米作業は約4分で終了する。雪が降り悪天候が続く冬は、野鳥の餌が少なくなる時期でもある。寒さの中、頭のいい「ハト」は“精米機”の前で“おこぼれ”をジッと待っている。

 

この日も“精米機”の前で4羽の「ハト」がジッと私の行動を観察していた。私が“精米機”の設置してある小屋の中に備え付けられた「ほうき」で落ちていた数粒のお米を外にはき出すと、「ハト」が一斉に小屋の前にやってきた。

 

精米されたばかりのお米の美味しいことを、ここの「ハト」達はよく知っている。

 

 

 


No.788 「3回目の冬期練習」のお話。

2016年02月27日 | 日記

雪が降ったり、強風が吹いたりと荒れた天気が続く冬の新潟では、屋外でスポーツを楽しむことがなかなか難しい。そこでいろいろな体育クラブやスポーツ愛好家などが冬期間、限られた屋内の練習場のある体育施設を申し込むことになる。


私が所属している還暦・古希野球部の「新潟エージレス野球クラブ」も毎週土曜日に室内練習場を借用して冬期練習に励んでいる。今年の第1回目の練習は新潟市西区にある「新潟市みどりと森の運動公園体育施設」で、2回目は「新潟市西総合スポーツセンター」で実施することができた。


多くのスポーツ団体が申し込むため「3回目の冬期練習」は土曜日に会場を確保できず、結局、金曜日の午後3時から新潟市江南区にある「新潟市亀田総合体育館」でようやく会場を確保することができた。この施設は柔道・剣道ができる「武道場」とバドミントンや卓球ができる「体育室」がある。


更に「ランニングコース」や「屋内プール」まである本格的な体育施設である。この日、屋外は強風が吹いていたが、室内ではランニングやテニスを楽しむ人で賑わいを見せていた。





No.787 「誕生会」のお話。

2016年02月26日 | 日記

先日、いつものメンバー7人で「誕生会」を盛大に開催した。会場は新潟市中央区万代にある「万代シルバーホテル」の3階の和食で人気の高い「銀鈴」というお店。現在、特別企画の食べ放題コースを実施しており、さすがに個室は満席の状態であった。


私達はオーダー制の「“おかわり自由”90分食べ放題コース」(休日限定で大人1人≪3.500円≫)を注文した。このコースは飲み物を別途料金で支払うことになるが、それにしても新潟市内の有名なホテルの価格としては安いと思う。


更に嬉しいことに私達のような65歳以上の者は、1人≪2.800円≫というシニア料金でメニューにある全ての料理を堪能できる。「誕生会」ビールとウーロン茶で元気よく乾杯し、開始された。


料理は最初1人3品までオーダーできるということで「カキフライ」や「寒ブリ」など、一気に20品ほど注文した。ここは新潟の地酒も楽しめる会場となっており、私は「麒麟山」「鶴の友」などの人気の地酒を頂戴した。


パンフレットに書かれていたとおり、参加者は全員満腹となり、楽しい「誕生会」はお開きとなった


バレンタインのチョコレートをもらう男性軍。



 

 


No.786 「Food感謝祭」のお話。

2016年02月25日 | 日記

先日、新潟市中央区古町にある国際調理製菓専門学校の学園祭である「Food感謝祭」を見学してきた。今年の学園祭のテーマは「GIFT~メッセージとともに~」というものであった。このテーマに沿って学生達が作品を作り上げたという。


私は孫達を連れて最上階の8階に展示された「シェフ学科」「健康調理学科」「カフェ学科」「調理師学科」1年生の作品を見学した。教室にはこれまで学んできた専門知識や技能を生かした、学生達の熱い気持ちが伝わってくる多くの料理作品が展示されていた。


日本料理や中華料理などを見た孫達は「どれも美味しそう!!」と言って食べたそうに作品を眺めていた。途中の5階には「シェフ学科」の学生達が運営していた「人気のレストラン」があった。ここで昼食を注文しようとした数名のお客さんがエレベーターで5階に降りようとした。


入口にいた学生係員に「現在、たいへん混み合っており、最後尾は8階になりますので、そのままエレベーターで8階に行ってください。」と案内されていた。階段伝いには昼食の順番を待つ長蛇の列が続いていた。


 

 

 

 



No.785 「にいがた食の陣」のお話。

2016年02月24日 | 日記

先日、我が家の近くにある新潟市中央区古町5番町と6番町の商店街で2日間にわたり毎年恒例の「にいがた 冬 食の陣・当日座」が多くの人を集め、盛大に開催された。このイベントは今年で第24回目を迎え、冬の新潟の風物詩のひとつとなっている。

 

「古町」会場だけではなく「万代シティ」「新潟ふるさと村」「ピアBandai」の4つの会場で同時に開催された。会場では寿司屋の職人が握る「親父の握る生寿司」や「北雪」「越の白銀」などの新潟の地酒や「岩の原ワイン」「エチゴビール」などが販売されていた。


日本バーテンダー協会新潟支部のブースでは≪1杯500円のオリジナルカクテルが人気を呼んでいた。また新潟県糸魚川市から出店された「ブラック焼きそば」や佐渡でとれた新鮮な高級魚≪寒ブリ≫を使った「天然ブリカツ丼」のブースにも人の列ができていた。


新鮮な地元の野菜やキノコなどを買い求める人の姿も見られ、古町商店街は久しぶりに活気を取り戻した。


 



 


No.784 「禁煙」のお話。

2016年02月23日 | 日記

私の友人・知人の中にタバコは止められないという人が何人もいる。しかしその友人達は発がん性物質などタバコの害はよく知っている。健康に悪いと分かっていてもなかなか「禁煙」できないものらしい。先日、私は新潟南病院へ行く機会があった。

 

待合室で同病院発行の「こんにちは」という情報誌が目に止まった。そこには「禁煙に成功するための10箇条」という特集記事が掲載されており『過去に「禁煙」を何度も試みた人も、是非、チャレンジしてみてください』と強調していた。その≪10箇条≫とは次のとおり。

 

(1)禁煙宣言する (2)お酒の集まりには参加を控える (3)タバコ以外の楽しみを見つける (4)刺激物を控える (5)肉料理など油っこいものは避ける (6)禁煙のポスターを貼る (7)起床時に禁煙するように努める (8)吸いたくなったら別な行動(ガム・水・お茶・運動など)をする (9)ニコチンガムに助けてもらう


最後は(10)禁煙期間の2週間を乗り切る。この≪10箇条≫の詳細は下記の写真の記事を参照してください。自分自身のためにも家族のためにも「目指せ、禁煙!!」とこの情報誌は結んでいた。

 

 

 

 

 

 


No.783 「2回目の冬期練習」のお話。

2016年02月22日 | 日記

私が所属している還暦・古希野球チーム「新潟エージレス野球クラブ」の今年2回目の冬期練習が始まった。毎週、土曜日が練習日となっているが体育施設の申込者が多く、なかなか希望する時間帯を確保することができない。


先週は新潟市西区の「新潟市みどりと森の運動公園体育施設」を午前10時から借用した。この日はようやく午後3時から「新潟市西総合スポーツセンター」の屋根付き「ゲートボール場」を確保することができた。


還暦チームの新入部員もこの日から練習を開始した。入念なストレッチから始まり、ランニング、キャッチボール、内野ノックなどスケジュールどおり練習が進んだ。テニスボールを打つバッティング練習も追加された。

 

新潟県内にある他チームも週1~2回のペースで冬期練習に励んでいるという。この練習の成果が少しでも試合に出てくれるといいのだが。


 

 


No.782 「送別会」のお話。

2016年02月21日 | 日記

急な話であるが、私が毎週火曜日の夜に参加している「英会話教室」のイギリス人講師のスティーブ先生が帰国することになった。先生は英語の教え方には定評があり、毎回ユーモアに富んだお話で教室の中を明るくしてくれた。また新潟でラグビーの試合に出場するスポーツマンでもあった。


私も約6年間、先生からイギリスの文化や歴史、習慣などいろいろなことを教えていただいた。先生のご兄弟や親戚の方々からもイギリスから新潟へ訪問してもらい、会員と友好交流を深めるなど本場のイギリス英語に接する機会を作ってもらった。


私達は急遽、「送別会」を開くことになった。会場は、なじみの寿司割烹「いかだ寿司」の畳の部屋。ビールで乾杯した後、参加者からひと言ずつ先生を贈る言葉を英語で述べていただいた。会員の手づくりによる≪Thank you Steve!!と書かれた垂れ幕の入った“クス玉”が割られ、一気に会場が盛り上がった。


この日、一番会場が盛り上がったのは、現在、子育て中の女性会員がその赤ちゃんと一緒に会場へ駆けつけてくれた時であった。会場では先生と一緒に新鮮な新潟の魚とお寿司などを食べながら「〆張鶴」や「緑川」など新潟の地酒をゆっくりと楽しんだ。


最後にスティーブ先生の今後のご健康とご活躍を祈念し、全員で“一本締め”をして「送別会」はお開きとなった。


スティーブ先生の今後のご健康とご活躍を祈念し、全員で“一本締め”





No.781 「飲食ブース」のお話。

2016年02月20日 | 日記

新潟春節祭の楽しみのひとつには、出展された中国・湖南省の「刺繍」や陝西省の「農民画」「切り紙」などの手工芸を鑑賞したり、ブースで作品を制作しておられる中国人の先生方から直接お話を聞けることである。


更にもうひとつの楽しみとしては、中国の代表的な食べ物である餃子などの「飲食ブース」を見学できることである。私は“餃子”“肉まん”“饅頭”などは何度も食べたことがあるが、今回販売されていた陝西省名物の“ビャンビャン麺”は初めて聞く名前であった。


これは陝西省の中部地域に古くから伝わる幅が3㎝もある平打ち麺であった。酢や山椒が入っており、辛くて酸味の効いた味がする。売れ行きも好調のようだ。またリズミカルに麺のかたまりを削って鍋の中に飛ばしていく“刀削麺”の実演を、テントの隙間から拝見させてもらった。


陝西省の“長安ハンバーカー”や唐辛子味噌入りの“焼餅”などにも人気が集まっていた。


“刀削麺”の実演をテントの隙間から拝見させてもらった。





No.780 「中国東方航空ブース」のお話。

2016年02月19日 | 日記

中国の手工芸ブースを見学した後「中国東方航空公司 新潟支店」のブースに立ち寄ってみた。私が新潟空港からよく搭乗している中国・黒龍江省ハルビン線は「中国南方航空公司」の飛行機が飛んでいるが、この会社のブースは見当たらなかった。


「中国東方航空公司の若い男性スタッフから「5つの質問に答え、全問正解すると飛行機のミニュチュアが当たる“くじ引き”ができますよ!!」といわれ、挑戦することにした。いずれも三者択一の問題であった。(1)中国東方航空が新潟空港から飛んでいる中国の都市はどこか? (正解⇒上海)


(2)中国東方航空の英語名は?  (正解⇒CHAINA EASTERN AIRLINES) (3)中国東方航空のマイレージプログラムの名称は? (正解⇒東方万里行) (4)中国東方航空は日本のいくつの都市へ就航しているか? (正解⇒北海道・九州・富山・小松・岡山を含めた16都市)

 

悩んだ問題は(5)中国東方航空が1年間に世界中で運ぶ旅客の合計数は何人か? 80万人 800万人 8.000万人の中から選ぶ。(正解⇒8.000万人) 幸運にも全問正解でくじを引いたが「ハズレ」の参加賞(附箋1個)と観光パンフを頂戴した。


くじ引きで参加賞(黄色の附箋1個)と観光パンフを頂戴した。

 






No.779 「中国の手工芸ブース」のお話。

2016年02月18日 | 日記

新潟春節祭で満員の開会式を見学した後、私は中国の剪紙(せんし⇒切り)木版年画、刺繍などの「手工芸ブース」を訪れることにした。赤い紙をハサミで巧みに切って動物などの形を作っていく「剪紙」のブースには、今年が申年のためか猿の形をした作品が多く見られた。

 

「剪紙」は装飾や宗教の儀式などに利用され、2009年にユネスコ無形文化遺産に登録されたという。続いて私は「木版年画」のブースを訪れた。500年以上の歴史があるという中国の「木版年画」であるが、実際に木版に筆で墨を塗って印刷体験ができるコーナーに人気が集まっていた。

 

私が興味を持ったのは「農民画」のブース。訪れた時は中国・陝西省から来た先生が極彩色の鶏の絵を描いているところであった。作風には中国の「剪紙」や「刺繍」の技法を取り入れているという。

 

「書道」のブースは中国人の書家が「中日友好」という文字を書き終えたところであった。これらのイベントを通して、中国人と新潟市民との日中友好交流が一層促進されることを願っている。


木版に筆で墨を塗って印刷体験ができるコーナーに人気が集まっていた。

中国人の書家が「中日友好」という文字を書き終えたところ。


No.778 「新潟春節祭」のお話。

2016年02月17日 | 日記

先日、新潟市中央区古町7の商店街アーケード内で、旧正月を祝う中国最大級のお祭りである「新潟春節祭」が昨年に引き続き盛大に開催された。このイベントを楽しみにしていた私は開会式会場に足を運んだ。

 

会場には新潟県知事、新潟市長、国会議員、中華人民共和国駐新潟総領事館、新潟大学中国留学生学友会を始め、多くの市民や中国人が集まり、ステージ周辺は身動きがとれない状態となった。

 

昨年から始まった「新潟春節祭」を今年も開催できた喜びと、来年以降もこのイベントを“新潟の冬の風物詩”として継続して開催していきたいという来賓のあいさつが多かった。私も同感である。

 

ステージには横浜・中華街から参加した「中国獅子舞」を皮切りに、中国の民族舞踊など伝統芸能が次々と披露され、観衆から温かい拍手を浴びていた。


 



No.777 「小千谷の絵紙(えがみ)展」のお話。

2016年02月16日 | 日記

新潟の新しい観光スポットである“新潟日報メディアシップセンター”の1階に「新潟日報情報館コンパス」という部屋がある。ここは新潟県の観光・文化・人物などの情報を発信する体験型の場所となっている。


先日、私が訪れた時「小千谷の絵紙(えがみ)展~浮世絵で囲まれたひな祭り~」というイベントが開催されていた。会場に掲示されてある説明によると、新潟県小千谷市の「ひな祭」は“ひな人形を飾った部屋に絵紙(浮世絵)を飾る独特の文化がある。


この地方には江戸時代末期から明治時代にかけて織物職人が江戸(東京)からの土産として持ち帰ったとされる絵紙が1万枚以上残されており、「ひな祭」の際にひな飾りのある座敷のほか、廊下や階段にまで飾り付ける習慣があるという。


私は久しぶりに至近距離から珍しい絵紙浮世絵」を鑑賞させてもらった。


見学場所の多い「新潟日報メディアシップセンター」の建物。


 


No.776 「みどりの広場とミュージアム」のお話。

2016年02月15日 | 日記

私は「新潟日報メディアシップセンター」の展望回廊を見学した後、高速エレベーターで20階から4階に戻り、三つ目の広場である「みどりの広場」を覗いてみた。この広場は屋外にあり、ガーデンテラスとして四季折々の花が見学できる場所となっている。


しかしこの時期は日本海からの北風が吹き、雪が直接積もる場所となっているためか、この広場に咲いている花は見当たらなかった。早々に「みどりの広場」を後にした私は、3階にある入場無料の「オールアルビレックスミュージアム」を見学することにした。


室内ではサッカー「アルビレックス新潟」チームの過去の記念すべき得点シーンが大型テレビで放映されており、私も懐かしく拝見させてもらった。また「サッカー」を始め「バスケットボール」や「野球」チームのアルピレックスの男女のユニフォームやシューズなども展示されていた。


ここも入場無料であり、これまでのアルビレックスの歴史などを楽しむことができるミュージアムとなっていた。