眠りたい

疲れやすい僕にとって、清潔な眠りは必要不可欠なのです。

夏の陽炎

2007-04-24 | 
ワイン持ってけ、sherbet.
先生がボトルを指差す
  グラス一杯分あるぜ
   寝酒にしな

  郵便屋さんを待ちわびたのは
   全体 いつの頃だっただろうか?
    世界の色素は沈着し
     根無し草の地を這った

    皿洗いもまんざらじゃなくなった頃
     僕の指はがさがさだった
      「主婦湿疹。」
     誰かが笑った
      楽器を触ると
       割れた指に痛みが走る

     試行錯誤の現実は
    決して甘い物ではなかったが
   それでも
  夢があった
 ありきたりの言葉だね

   連続されるフィルムを映写機で回す
    音のない画面に
     誰かが声をあて
      なにがしかの意味を繋ぎ止める

       100万光年離れているとしよう

        残像は記憶

        実態はもはや消えてしまっているよ
         天体望遠鏡
        レモネードの夏の名残

       この夏流行った曲など知らない



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