眠りたい

疲れやすい僕にとって、清潔な眠りは必要不可欠なのです。

エンデ

2014-08-17 | 
告知された事象の影が 
   長く長く延びた

  存在する価値
   容赦なく照りつける
    判断という作用
 
 猫がその影に静かに身をひそめ
  戯言か
   こっそりと
  飼い主によく似たあくびをした

  「終わりはあるよ
    なんにでもね」

     少年の頃
    誰かが刻印した
   机に刻まれる文字

  集合体の駄列の中
   僕らは
 だがしかし
  唯一無二の存在になろうと
   努力を惜しまない

  ボールを蹴り
   デッサンを模索し
    黒板に白いチョークで
     一本の線を想像す

    やがて訪れる終わりに
   誰もきずかない いや
  知っていて 知らん顔をするのだろうか?

    確信犯だね
   だとしたら

     猫がつまらなさそうに
   また あくびをする

   はじまりの言葉が唱えられた午後
  終わりの儀式も
    やはり始まっているのさ


     怖くはないよ

    だって

     当たり前のこと

    はじまりがあって

    終わりをみせることは


そうして眠れぬ夜に

     君へと打電する信号

      青の感情の困惑

       いつかまたね

       果たされない約束が増えてゆくのだ











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