けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

下僕

2006-02-12 19:58:42 | football
Barclays English Premier League Week 23
Wigan Athletic 0-1 Liverpool FC

リバプールの得点:サミィ(30)

モリエンテスは神の下僕でけっこうでございます、と思った試合。ファウラーとのコンビ、未完成にしても良い感触でした。リバプールで組んだFWの中では一番の相性かもしれないとすら思います。お互いにスペースを作る動きもできるし、予測のきいた動きもできる。長時間はもたなそうなのが惜しいですが(これはモリエンテスも?)、ファウラーは上手いですね。ボールの持ち方も、キープも、動き出しも良いし決定力もある(はず)。
と思ったのに、サポーターズサイトの掲示板を見ると「ナンドはもうベンチにすわっとれ」みたいな扱いでした…。しかもファウラーのゴールの可能性があったシーンで、モリエンテスがオフサイドポジションにいたのが大顰蹙をかっております。ごめんなさい、でも仕方ない、パスの出るタイミングが合わなかったんだし。
ま、確かにね。ピッチ状態を割り引いたにしてもパスミスは目立つし、競り合いは相変わらず弱いし、後半になると動きは悪くなるし、しかも決めなきゃいけない大チャンスを決められませんでした(相手GKが良かったにしても)。結果を出して出して出しまくらないと、リバポサポたちは納得してくれないのに。とにかく結果。まずは結果。
ただちょっと気になるのは、最近ヘディングの競り合いに勝てなくなってること。足元が悪くて上手く踏み切れないというのもありそうですが、背中とか腰とかその辺調子良くないのかなあ…。それか、身に着いた予測と実際に来るボールのタイミングとが違う、とか。これに関してはキュウェルにお願いしたい。球離れ(=判断スピード?)をもう少々早めにお願いします。もう1、2テンポ早いクロスだとストレスなくて済みます。あ、あとクロスするんでしたら「ぽわ~ん」じゃなくて早めで精度の良いのをひとつ…。ま、キュウェルはベッカムやビセンテとは違ってクロッサーではなく、ドリブルやパスで切れ込むタイプですから、仕方ないんでしょうけど…。
勝てたのは何よりです。モリエンテスもファールくらって痛い思いをしたかいがありました。次は火曜日にアーセナルとアンフィールドで。あれっ、チェルシーさんどうしたの?



France Ligue 1 26ème journée
AS Monaco 1-1 Troyes

モナコの得点:ボボ・ヴィエリ(15)

当方ご贔屓のアルヘンティナのボランチ、ルーカス・ベルナルディが交代出場後たった2分で赤紙をくらい消えていったこの試合。メッシよりまだマシってくらいですね(アルヘン代表のデビュー戦で交代出場後30秒で赤紙)。
モネガスクたちはニース戦をひきずっているのか、トロワに対して先制するも追いつかれ、勝ち越すこともできずに終わりました。ミッドウィークにはUEFA杯バーゼル戦があるのに、勢いがつきません…。
しかしボボはすごいです。試合見れないから何とも言えないけど、攻撃構成力に関しては十分な力のない(と思われる)中盤を背負いつつ、ゴール決めてくれるんだから。チーム全体の調子さえ良ければ、03/04のモリエンテスくらいに扱ってもらえただろうにと思うと申し訳ない気にすらなります。
UEFA杯には、ヴィエリかディ・ヴァイオのどちらかを登録できるのですが、グイドリン監督はボボを選びました。厳しい試合が続く中で、どうもボボの体調も万全ではなさそうですが、彼には期待しています。なんたって重戦車ですから。



LIGA 2005-2006: 1ª DIVISION. JORNADA 23
Athletic Club de Bilbao 0-2 Real Madrid Club de Futbol

マドリーの得点:ロビーニョ(5)、ラウル・ブラボ(90+3)

ここ5シーズン勝てていなかった大の苦手のサン・マメスでの勝利でした。
きつい試合でしたね。前半は、よくある言い方を使えば「ノーガードの殴り合い」。早い時間で先制したものの、攻めては攻められる気の抜けない展開でした。ロナウドも少し復調気味で、ロビーニョと良いコンビを見せていたように思います。ロビーニョはトップで使われなくなって、慣れてきたこともあるのか良い動きをしてます。まだ当たりに弱いのは仕方ないところです。後半は開始からずいぶん攻め立てられましたが持ち堪え、無事に勝ちをおさめました。
しかしこの試合、いくら残留かかってるにしてもビルバオ汚い~! マドリーの選手はずいぶん削られました。P・ガルシアはウルサイスに削られて前半24分でグラベセンと交代。左膝靭帯の損傷、と言われています。詳細はたぶん今日か明日にはわかると思いますが、間違いなく国王杯のサラゴサ戦は無理だろうし来週のカディス戦も次のCLも…(しかもこんな時に限ってトミーが黄紙5枚をコンプリート。もらいすぎだよ~)。
セルヒオ・ラモスもずいぶんつつかれ挑発されてました。うまいこといけば退場にできる、くらいに思われてたんでしょうね。シシーニョもジダンも酷く削られ、終了間際には相手が上げた脚がグティの腿にヒットし、グティも交代。国王杯、翌週にはCLを控えているこの時期、グティの離脱だけはぜったいにダメです。ダメ~。

本日の得点者2名

悪い子伝説

2006-02-10 23:17:02 | football
アデちゃん(=アデバイヨル)に逃げられた(モナコ→アーセナル)のでトーゴを応援する元気もなくなり、アフリカ・ネイションズカップはほとんどフォローしていませんでした。マドリーからもモナコからもリバプーからも、誰も出ていないのです。ただ少し気になっているのは、ごくたまーに当ブログに登場する「悪い子のミド」。現スパーズ所属、エジプト代表のミドです。
エジプトが勝ちあがっていると聞き、セミファイナルくらいは見たいと思ったのですが(火曜日でしたか)、前半も終わらぬ前に力尽きて寝てしまいました。後でことの顛末を聞いて、ちゃんと見るんだったと反省。

ミド。暴れたそうですねえ~。

途中交代に怒り、その場でシェハタ監督に暴言の嵐。そのシーンだけTVEで見ましたけど、いやーミドいい迫力でした。さすが「ファラオ」とか言われちゃうだけあります。まだ22歳なのにすごいすごい。絶対別の世界で生きていける。
もちろん自国開催の大切な大会でのそんなお行儀の悪さが見逃してもらえるわけもなく、エジプトサッカー協会はミドを6ヶ月の出入り禁止にすることを発表。

ミド。反省したみたいですねえ~。
本日のレキップには「ミドとシェハタ、和解」てな記事が出ておりました。

エジプトサッカー協会によって6ヶ月間のサスペンションを受けたミドだが、ムバラク大統領につながるパトロンさんのもと、ミドはシェハタ監督に面会し許しを得たようである。ミドはファイナル前日の練習に参加した…

って感じでしょうか。自信ないけど。BBCの記事では、ミドがエジプトのテレビ番組で各方面に謝罪したことが報道されています。ちょっと良い子風に訳してみました。

「僕はファンの皆さんと監督に謝りたいです。そして誰も僕のことで慌てたりしないようにしたいです」
「僕はただプレイしたかった、この偉業の一部になりたかったんです。そう、確かに僕は間違いを犯しました。罰は受け入れます」
「僕は監督を侮辱したのではありません。僕はこう言いました。なぜいつも僕が交代させられるんでしょう? 監督が僕と議論を始めに近づいてきた点は、プロフェッショナルじゃないと思います。」
「僕はファンの皆さん、すべてのエジプト国民に対して申し訳なく思っています。なぜなら彼らは僕にファイナルでプレイしてほしいと望んでいたのですから」
「僕はファイナルでプレイしたかった。なぜならこの大会で優勝したかったから、この瞬間をチームメイトたちと共有したかったから」


すぐに反省・謝罪とは、ミドも大人になったものです。ま、チームメイトの中には協会の対応に賛成しない選手もいたようですし、ミドにしてみれば「ファイナルに俺様がいなくてどうする」くらいに思ってるのかもしれませんが。思ってそう。

>すべてのエジプト国民に対して申し訳なく思っています。なぜなら彼らは僕にファイナルでプレイしてほしいと望んでいたのですから

この辺りなんて、特に。

とはいえ別のBBCの記事では、監督はファイナルでミドは使わないだろう、という感じのことも言っています。レキップの別の記事も「少なくともベンチスタート」とのこと。ミド、見たいんだけどなあ。
ただエジプトが対戦するコート・ジボワールのディディエ・ドログバは、ミドはファイナルに出場するだろう、と言っていたようです。ドログバとミドはオリンピック・マルセイユで同僚、この顛末は予想していたかもしれません。

一番ショックが大きいのはどれ

2006-02-09 08:08:38 | football

2006年2月7日 フランスリーグカップ セミファイナル ASモナコ 0-1 OGCニース
○リーグカップ準決勝はコートダジュール・ダービー
○モナコはルイII でニースに勝てない
○コートダジュール・ダービーの常として、ルイII はニソワたちに乗っ取られる
○モナコサポーターは基本的に少ない、ニソワたちはいっぱいいる
○少ないモナコサポーターには良い子ちゃんが多い、ニソワたちは少々ガラが悪い、暴れる
○てことで、88分に失点、敗退


プレミアリーグ ディレイゲーム チャールトン 2-0 リバプール
○押してたのに
○点が入りません
○PKか、あれは?
○でも点はいらなかった
○どうしよう


コパ・デル・レイ セミファイナル1stレグ レアル・サラゴサ 6-1 レアル・マドリー
○伝説の「レアル・サンマリノ」再び
○なんでも「レアル・サンマリノ」は、98/99の国王杯セミファイナルでバレンシアにマドリーが6-0と敗れた際に、バレンシアファンが「お前らなんてサンマリノだ~」と叫んだことに由来するらしい。現地で観戦した方のそういう報告がある。(日本限定)。
○ちなみにスコアはディエゴ・兄・ミリート(15, 22, 34, 56)、エベルトン(60, 83)
○ちなみにマドリーは、イケル;サルガド、エルゲラ(パボン)、Sラモス、ロベカル;グラヴェセン(ジダン);ベッカム、バチスタ(カッサーノ)、グティ、ロビーニョ;ロナウド
○映像で見てないんでなんともいえませんが、かなりフルメンバーなのでは…
○リバプールの試合を見ながらネットラジオを聴く。「ゴルゴルゴルゴルゴルーーーー、マルコ・デ・サラゴサー、ディエゴォ・ミリィトォー」の繰り返し繰り返し。
○次はベルナベウで5-0で勝つ予定です。

富樫さん

2006-02-08 07:11:20 | football
スカパーの解説で活躍されていた、ジャンルカ・トト・富樫さんがネイションズカップが行われているエジプトで急逝されたそうです。インテリスタでしたけど、たまにフランスの解説もしてくれたり…ついこの間CL特番で元気そうな姿を見たばかりなのに。あの寒いギャグももう聞けませんね。急なことでショックです。ただご冥福をお祈りします。
ニッカンスポーツ報知

バルサに願いを。

2006-02-07 17:03:48 | football
Barclays English Premiership Week 22
つよ~い青組さん 2-0 情けないけど立ち直ってもらわないと困る赤組さん

青組さんの得点:ギャラス(35)、クレスポ(68)
主演男優賞:ロッベン

スタンフォードブリッジのピッチはすごかった。耕耘機かけた田んぼ(ちょっと大げさ)。
だからでしょうか、モリエンテスが使われなかったのは。足元にボールもらってためてなんてまず無理そうでしたし、だいたいあんなピッチの上にモリエンテス立たせたらさっくり怪我しそうですし。
ということで、なのかどうかわかりませんが比較的長めのボールをクラウチに当ててキューちゃんとスチーヴィGがアタックに行く、という作戦だったのかと思いました。1TOPは確かに不評だけれど、前半の途中まではそれなりに機能していたと思う。もう記憶から抹殺しちゃったんで良く覚えてませんけど。

ピッチをけなしても1トップがまずかったのと言っても、なんにしてもチェルシーは強うございました(ロッベンだけは、ぎゃーぎゃーうるさいし演技過剰だしで髪の毛つまんでピッチの外に放り出したくなったのですが)。こんな人たちに今勝てるのは…そう、連勝記録を伸ばしに伸ばしているスペインのブラウ・グラナさんたちです。

LIGA 2005-2006: 1ª DIVISION. JORNADA 22
Barcelona 1-3 Atlético de Madrid

バルサの得点:ラーション(60)
アトレチコの得点:フェルナンド・トーレス(33、76)、マキシ・ロドリゲス(47)

あれ…。
お国のお仕事でエトオが、コパ・デル・レイの赤紙のせいでロナウジーニョがいないバルサ、アトレチコに楽しいサッカーをされてカンプ・ノウで敗れました。今期2敗目、ちなみに1敗目はビセンテ・カルデロンのアトレチコ戦。マドリーにはめっぽう弱いアトレチコ、なのにバルサには天敵…いいなあ。
アトレチコのカピタンのF・トーレス君は今シーズン7点中バルサから3点。大切な時にダメなのにバルサ戦ではとっても頼もしいデランテーロです。プジョルをぶっちぎってましたね。スペイン代表の対戦相手にはブラウグラナの縦縞を着てもらっていうのはどうだろう…。
サラゴサに4失点といい、バルサは少し調子を落とし気味なのでしょうか。ジーニョいないとだめ? イングランドの青組さんを圧倒して欲しいんですが…お願いバルサ、がんばって(ゲンキンですいません)。


LIGA 2005-2006: 1ª DIVISION. JORNADA 22
Real Madrid C.F. 4-0 Espanyol

マドリーの得点:グティ(14)、ジダン(43、50)、ロナウド(45+1)

本当に面白くなってきました、マドリー。この試合でロナウドが復帰し即得点。まだ動きは重いように感じましたが、ま、これがデフォルトのロナウドだって言われたらそうのような気もします。CBはウッディ&メヒア。スピード対処型CBセットというところでしょうか。ジダンが現在絶好調、グティも安定しているし、本当に良い感じです。ただ、4-1-4-1の真ん中の1、つまりピボーテがかなり負担が重そうなのが心配です。グラベセンはずいぶん苛立っていた感じで、カードもくらい、前半のみで交代になってましたが…。
多少メンバーを入れ替えつつ明日はコパ・デル・レイの準決勝サラゴサ戦の1stレグがラ・ロマレダで。03/04でしたっけ、コパ・デル・レイのファイナルで延長まで行ってサラゴサに敗れたのは。まだTVEで放送してくれてる頃でした。バルサに勝ち、しかもマドリー所縁の人が多いサラゴサ。難関です。

そんなマドリーの良いニュースは、ラウル。月曜日にはなんとミニゲームにも参加し、ゴールも決め、願わくばCLアーセナル戦の3日前、アラベス戦での復帰を目指しているんだとか。すごい、ラウルすごすぎる。今調子が良いチームにラウルが加わったらどうなるのか、誰を外すか、どこに入れるか、ラウルがどこまで回復しているか。間もなく確かめられそうです。

ACCEPT

2006-02-06 21:02:04 | 研究
記念すべき「研究」の100個目の記事は、

やったー! 論文が通ったー!

ついさっきこんなメールを投稿雑誌の事務局から受け取りました。

This is to confirm that T教授 has accepted the final version of your manuscript for publication in 雑誌名 and it can now be considered "in press".

「in press」の文字がまぶしいです。やー、長かったなあ…。指導してくださった方々、心配してくださった方々、ほんっとうにありがとうございました。

映画『ミュンヘン』

2006-02-05 01:29:02 | 
ミュンヘン、見てきました。まだこれから見る方もいらっしゃるでしょうから、あまり中身には触れずに今日思ったことを中心に。行きがかり上ストーリーに触れますが、本編を見る上で特に影響はないと思います。とはいえこれから見る時に一切の予備知識なしで行きたい、という方はこれから先は読まれませんように。

















1972年のミュンヒェンオリンピックで、イスラエルの選手、役員がパレスチナ・ゲリラに人質にとられ、最終的に殺害されたという事件がストーリーの発端になります。イスラエル諜報組織のモサドは報復を決断。暗殺チームを組織し、そのリーダー(=エリック・バナ)を中心に話は進みます。報復の応酬、恐怖、何を信じれば良いのか…。

実際の事件がおきたのは自分が生まれる前のことですし、恥ずかしながらパレスチナ問題には詳しくありません。ストーリーは予想通り重く、国を作ったこととか帰る国がないとか、日本人には想像の難しい話でもあります。長く、ショッキングなシーンがあるわりには淡々と進む印象もありました。スピルバーグが彼のアイデンティティのために作った映画だ、なんて見方もできるでしょう。でも何にしても見てよかったとは思います。


今日封切られたばかり、しかもそのレイトショーということもあってか、お客さんがかなりいっぱいいました。で、館内に入って「あれ?」と思ったのが外国人が多いこと、でした。私が住んでいるところは諸事情により、外国の方もわりとたくさん住んでいます。しかもバラエティに富んだ国の方がいます。でも普段映画を見に行っても「外国の人多いなあ」と思うほど多いことはなかったんですが…今夜は不思議な感じでしたね。私の一人おいて隣には中央~西アジア系のファミリー。右隣には国籍はわかりませんが英語で会話するカップル。下から階段を上がってくるのはインド風の青年。予告編が始まってから入ってきたのは、日本人女性と白人系外国人男性2名……。
で、反応する場所が違うんですね。あるジョークに対して左の方から「クスッ」という笑い声が聞こえ、別のシーンでは右後方で小さな声でヒソヒソと会話が…。それぞれの生国によって、感じる場所、感じることは違うんだろうなあと思いながら見た映画でした。

3名復帰(予定)

2006-02-04 16:02:13 | football
着々と復帰に向けてトレーニングを進めているカピタン・ラウル、なんと3日には全体練習に合流しました。

後ろの人たち、絶対ヒヤヒヤしてると思う。


といっても、一緒に練習したのは「ロンド」と呼ばれているウォーミングアップのような練習。輪になってボール回して中にいる人がボールを取る、というものだと思います。ラウルはその後、即フィジカルトレーニングに移ったようです。

今週末マドリーは土曜日の試合。ベルナベウに最近持ち直してきた感のあるエスパニョールを迎えます。ちなみに今シーズン第3節のモンジュイックでの試合は、負けてます。セルヒオ・ラモスとバチスタはロハくらってます。

今節はセルヒオ・ラモスが休養、ディオゴとパボンもメンバーを外れました。一方でようやくロナウド、サルガド、パブロ・ガルシアが負傷・リハビリから復帰します。シシーニョが絶好調な今、右サイドは激戦区。シシーニョ+ベッカムか、サルガド+ベッカムか、サルガド+シシーニョか。ディオゴもここに入ってくるわけですから…。そしてここまで慣れないながら1トップをこなしてきたバチスタに代わってロナウドが先発すると思われます。こんな感じに予想。


エスパニョールにはパンディ兄貴(=パンディアーニ、別名「赤トラック野郎」)がバーミンガムからこの冬に加入しました。怖い怖い。マドリーからレンタル移籍中のファンフランは大人の事情で出場しません。GKのスーペル・カメニはアフリカ方面でお国のお仕事に従事中。マドリーに少しラッキーな面もあります。放送は例によって2時間遅れ、5時55分から某Wサマで。


今節一番のカードと目されるバルサ-アトレチコ・マドリーの試合は明日なのですが、お楽しみはもうひとつ。マドリーの試合に遅れること2時間、エスタディオ・リアソールにてデポルティーボ-バレンシアの試合が行われます。
国王杯準々決勝で当たったため、この数週間で3試合目の顔合わせ。しかもバレンシアファンが投げ込んだもので副審が怪我をして試合中断、無観客再試合決定、ソレール会長の余計なヒトコト、レンドイロ会長があちこちに上訴、なんとか予定通りに再試合が行われたもののかるーい接触だったのにPKがデポルに与えられデポル勝ち抜け、PKを取られたアルベルダのレフェリー批判。と、ここのところなかなかにぎやかな対戦カードなのです。ということでコルーニャの空港では、デポルサポーターたちがバレンシアの選手たちを温かく罵詈雑言でお出迎え。


デポルにはバレロンがいない。でもバレンシアは膝に痛みがあるらしいクライフェルトに加え、直前の練習でミスタまでアウト。今のところミスタは3ヶ月アウト、となっています。ピンチです、バレンシア。好調のビジャが頼りです。


飛んでプレミアリーグ。リバプールにはひとまず例のお守りを用意しました。


でも試合は明日の夜。なので今夜はミュンヘンのレイトショーを見に行ってきます。重たそうですが、エリック・バナは結構気になる俳優さん(『トロイ』の強く賢く逞しいお兄ちゃん)なので楽しみです。

73日ぶり

2006-02-01 16:03:58 | football
0-0の「も~大変なんすから 1~35」を見てもわかるように、例年の通り各地で怒涛の駆け込み移籍ラッシュが行われました。で、スカちゃーん…

デポルのカピタン、リオネル・セバスティアン・スカローニが今シーズンいっぱいの予定でプレミアのウエスト・ハム・ユナイテッドにレンタル移籍してしまいました。個人的には、この冬のマーケットで2本の指に入るくらいのサプライズです。もう1本はビエリさん。あれは本当にびっくらいこいた。

カピタンではあるものの、監督がホアキン・カパロスになって出場機会が減っていたスカちゃん。とりあえず短期間ではありますが、デポルを出ることになりました。寂しいなあ…また戻ってきてくれるかな。っていうかモナコ来てくれれば良かったのに…。
イングランドはなぜかアルヘンティノたちがあまり活躍できない場所というイメージがあったりしますが(オジーとエインセくらい? ベロンは最後まで慣れなかったしクレスポもまだちょっと物足りないし…)、がんばれスカちゃん。

2年連続で(嫌な想い出でいっぱいの)ルイIIに来てくれたデポルご一行様。
サビオラやアルヘン時代同じチームだったベルナルディと語らうスカちゃん。



そしてこちらは、遂にボールを蹴りだしたカピタン様
73日ぶりのことだそうで、予想ははるかにはるかに上回る早い回復。早いのは嬉しいですが、無理をしそうな人だけに本当にちゃんと治っているんだろうかと心配です。まあドクターからフィジコからいろいろ面倒を見てくれているはずだから大丈夫だと思うのですが。


しかしカンポちゃんとみまごうばかりの髪の毛の伸びっぷりです。チーム内での愛称がルロだと聞いたことがありますが、この頭から来てるんだろうな。
そういえばこの間非常に驚いたのが、カンポちゃんは時折スペインに帰って髪の毛を整えているらしい、ということ。しかもパーマかけに、て言ってた気がします。地であの髪形だと思ったら、ちゃんとくるんくるんさせてるんですね…ってまさかストパかけてるのか、カンポちゃん。ちなみに同類(?)のプジョルもパーマかけてるんだよ、という話を聞いたことがあります。プジョルは確かにちゃんと人の手が入ってる気がしますが…