けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

サンマリノ戦のスペイン代表

2005-02-05 19:35:55 | football
2月9日はインターナショナルマッチデイです。多くの国がW杯予選か国際親善試合を行う日です。たとえば日本代表-北朝鮮代表。たとえばスペイン代表-サンマリノ代表。

ということでアルメニア(スペイン)で行われるW杯予選グループ7、対サンマリノ戦に臨むスペイン代表がアラゴネス爺ちゃんから発表されています。

GK:カニサレス(バレンシア)、イケル(マドリー)
DF:サルガド(マドリー)、プジョル(バルサ)、ロメロ(デポル)、マルチェナ(バレンシア)、デル・オルノ(ビルバオ)、パブロ・イバニェス(アトレチコ)
MF:デ・ラ・ペニャ(エスパニョール)、チャビ(バルサ)、グティ(マドリー)、オルバイス(ビルバオ)、ルケ(デポル)、グアイレ(ビジャレアル)
FW:ラウル(マドリー)、F・トーレス(アトレチコ)、ダビ・ビジャ(サラゴサ)

デ・ラ・ペニャが初召集だとは知りませんでした。グアイレの顔がわからない~。
そしておりません、モリエンテス。今回は国外組は呼ばれていないんですね。レジェスやルイス・ガルシアも。
そう、国外だから呼ばれてないんです。それにまだ移籍したばかりでコンディションも整っていないだろうし。アラゴネスじいちゃんの気配りですよ、きっと。

……それでも呼ばれて欲しかったのもまた事実。相手はサンマリノ。レアル・サンマリノじゃなくて本物のサンマリノ。しかもスペインカーサなので、大量得点で勝てる相手です。(たぶん。弱い相手に……な試合をするのがスペイン代表でもあるのですが)。代表に戻るにはちょうどいい試合だと思ったんですけどね。

ま、しかたがない。立て続けに雑誌に出たモリエンテスインタビューによると、イングランドに行く前はイエロとかカンポちゃん(ともにボルトン)に相談したり、リバプールに行ってからはマッカ(マンチェスターC)と食事をしてリバプールのナイトライフについてレクチャーを受けたり(さすがマッカ!)。今はただ生活にもクラブにも慣れることが重要なんでしょう。
それではここでマドリーの親友ラウルからの応援メッセージをマルカより。

ラウルはフェルナンド・モリエンテスのリバプールに対する貢献を賞賛し、友人がイングランドで見せている進化を分析した。
「彼は満足して幸せでいる。それが重要なことだ。リバプールに到着して最初の敗北のあと、彼は素晴らしいゴールで勝利を得ることができた。彼は街に順応しているし、僕は物事が彼にとってうまくいくように願っている」。「モリエンテスには、どんなスタイルの試合でも大丈夫だ。彼は常に高いレベルでクラブに尽くすし、それは代表でも同じことだ。リバプールでも彼が高いレベルを維持することを信じている」。


がんばりましょう。

代表戦あるし、と思ってダラダラと契約をまだ続けているTVE。ですがNHKのBS1でも15日に放送があるそうです。ちょっと我慢すれば見れたんだ…。しかもTVEで試合を見ると、同時刻のドイツ代表-アルゼンチン代表の親善試合が見られません。困った…。

映画:オペラ座の怪人

2005-02-05 18:45:39 | 
突然ですが、西洋の現代じゃないモノ映画が好きです。中世から19世紀くらいまで。歴史関係がどうこうとかそういうのではなく、単にクラシカルな衣装、調度、仕草なんかが好きな感じです。以前ブログに書いた「エリザベス」もそうですし、「アマデウス」とか「真珠の耳飾の少女」あとは「風と共に去りぬ」とか。もちろん衣装だけが好きな理由ではないんですけども。

ま、そんなこんなで、予告でゴージャスかつ豪華絢爛な衣装が目を引いた「オペラ座の怪人」を見に行ってきました。実に3ヶ月ぶりの映画館での映画鑑賞(モーターサイクル・ダイヤリーズ以来)。



予告以外はまったくの予備知識なしでした。どのくらい予備知識がないかというと、映画が始まってしばらくして「あー、ミュージカルだったのか、これ。まあそうだろうな~」なーんて思ったくらい。舞台も見たことなかったですし。

で、中身はどうだったかというと…良かった。気持ちよかったですね、いい声で歌われる歌とか重厚な音楽なんかを映画館で聴けるのは。俳優をほとんど知らなかったので、歌の本職?と思っていたのですが、そういうわけでもないらしい。もっともクリスティーヌ役のエミー・ロッサムはオペラの舞台を何度も踏んでいるそうで…納得。すごくきれいで深みのある声でした。ただ歌に関してちょっと残念なのは、ファントムの歌声が一番若々しく軽かったこと。もう少し低くて渋い声だったら雰囲気が増したのではないかと。

あとは字幕が…歌に対応する日本語に時々「ん?」ってなることがありました。途中からは見なくなってしまった。もっとも字幕なんて見なくても、というか見ないほうが歌に浸れるのではないかと思ったり。

弊害は一つ。未だに頭の中にあの、ファントムのテーマ?あのオルガンの旋律が響き渡っております。


さて、映画話ついでに最近気になっていた女優さんがひとり。

ファニー・アルダン。1949年生まれのフランス人。最初に見たのは「エリザベス」のスコットランド女王メアリ役(写真左)。企み顔とセクシーすぎる口元が気になってました。
で、彼女が出ている「8人の女たち」のDVDを借りてみました(写真右2枚)。うーん、やっぱり笑った口元がセクシーすぎる。ちょっと悪女っぽい笑顔。たまりません。気になる。次は「永遠のマリア・カラス」でも見てみようかな。
ちなみに「8人の女たち」ですが、おもしろかったです。決して活動的な(?)映画ではないんですが、何度か「ええっ!?」とか「うそー」と言わされる展開です。そしてこちらも劇中歌&プチダンスつき。もちろん「オペラ座~」ほどではないですが。

ところで「おぺらざのかいじん」と入力すると、真っ先に「オペラ座の灰燼」と変換されるんですね。間違っていないような気もしますが、それでいいのか。

同時進行4つ

2005-02-04 02:08:01 | 研究
ふと気がつきました。今月私は4種類の実験の実施に関わる、という事実に。

1)人間の嗅知覚と意味情報の関係
これは昨年から続いている実験。バイトというか非常勤というか、仕事をしつつお勉強させてもらっている研究所で私が担当している実験です。実験の枠組みは既にできているし被験者も集まっているので楽…なのですが、先月あたりから色々と問題が発生。装置の一部が壊れて10日間ほど実験中止になったり、刺激物質が装置内を逆流したり。来週から実験再開ですが…うまくいきますように。

2)謎の嗅覚実験
私のお師匠様であるAYBさんから、大学で実験をしたいので被験者を集めてもらえませんか?との依頼がありました。もちろん私もお手伝いなのですが、私自身も被験者になるので実は未だにどんな実験をするのか不明であります。なにするんだろう…ま、楽しみです。

3)無視された刺激はどうなるの?実験
後期の研究法で私が担当する学生さんが選んだ研究課題がこれ。ストループ課題とネガティブプライミング効果を使って、注意を向けられなかった視覚刺激がその後どんな影響を持つのか(あるいは持たないか)を検討する実験です。注意されなかったものは見向きもされないのか、それとも見てはいるけど即座に見なかったことにされてしまうのか?
同じ研究室のYG先輩はまさにこれが専門なのですが、今回YG先輩は別のもっと困難な課題を選んだ学生さんを担当することになり、私にこの課題が回ってきました。しかし私にとってこれは(これも)専門外であります。気分は「ピボーテをすることになったロナウド」、要するに「無理だ~」…。ま、そんなことも言ってられません。幸い学生さんが優秀なので、大丈夫でしょう。この課題については、またメモ書きをしたいと思います。

ちなみにストループ課題とは例えば

  とか  

といった視覚刺激(ストループ刺激)を提示して、できるだけ早く文字のインク色を答えさせるというものです。この場合だったら「あか」「みどり」が正解。もちろんとかの場合よりも回答に時間がかかります。この課題といろいろな条件操作を組み合わせて、回答時間の差を分析します。

4)自分の実験
数日前に指導教官のKKC先生に「こういう実験をします」と実験計画を持ち掛けました。基本的にKKC先生を説得できないと実験ができません。どんな考えに基づいて、何を調べたくて、どんな実験操作をしたらどんな結果が予想できて、そうするとつまり何が言えるか。KKC先生を納得させられるくらい実験計画が筋道だっていれば、後々、分析段階で解釈に困ったりすることもなくなる…はずです。実験計画を説明した結果、最後の一歩のところで納得させられなかったのですが、KKC先生は「まあ、やってみるのもいいかもしれないけどね~」とコメント。経験から言うとこれは好感触であります。実験準備進めておこうと思います。


しかし同時に4つはさすがに無理なんでは、と我ながら思ってみたり…。

これからもきっとお役に立ちます

2005-02-02 22:20:17 | football


チャールトン・アスレチック 1-2 リバプール
チャールトンの得点:バートレット(20)
リバプールの得点:モリエンテス(61)、リーセ(79)

やっとお役に立てました
それにしてもいいゴールだった。右足で軽くフェイント入れてDFかわして、左足でズドン。モリエンテス、ヘディングばかりのような言われ方もしますが、左右の足のどちらもそれなりに使えるのも魅力だったりします。対人の身体の使い方、スペースの作り方、一瞬消える動きとか、いろいろいいもの持ってるように思います。ま、贔屓目です。
ともかく最初の重荷が降りたと思います…もちろん、見てるほうも。

リバプールオフィシャルでのチャールトン戦でのMOMの投票。ご祝儀でしょうか。モリエンテス、トップを頂いております。ありがとうございます。

マドリーのヌマンシア戦とか、ソラーリの契約更新とか、じゃあフィーゴはどうなるよとかいろいろありますが、さすがに眠いので…またいつか。

週末並みの平日

2005-02-02 01:07:33 | football
土日の観戦がわりと暇だったかわりに(リーガは録画だしプレミアはなかったし)、月火はマドリーの試合、モナコの試合、スーペル・クラシコ(リーベル対ボカ)、リバプールの試合、と見たい試合が立て続けです。マドリーの試合はまだ半分しか見てませんし、スーペル・クラシコはこのブログを打ちながら見ています。リバプーはこれから。

お、リーベル先制。ボカファンの解説金田さんの声が急にしょぼーんとなったのがちょっとおかしいです。まだテベスはボカに、マキシもリーベルにいます。当たり前ですが。


L1 / 24eme journée
AS Monaco 2-0 Paris SG

モナコの得点:カロン(35)、ベルナルディ(55)

年が明けてから負けていません、モナコ。というか引き分けすらもなかったかも。怪我人はゼロというわけではないし試合もほぼ週に2回ペースであるのですが、デシャンがうまく選手をかわるがわる休ませて使っていることもあり、選手たちがヨロヨロするようなことはありません。ましてや勝ちが続いているわけですから、選手たちに疲労はあっても辛くはないのでは。
確かに危ない場面もいくつかありましたがGKの神様仏様ローマ様がはじき出してくれました。1点目はエブラのロングパスからカロンの個人技、2点目はプラシル→ベルナルディ→アデバイヨル→エブラ→ベルナルディと、ほぼワンタッチでパスをつないでいってのゴール。わくわくするような得点でした。たまらん。
2月19日には首位リヨンとの直接対決、22日にはCLの1stレグ、アウェイでのPSV戦があります。選手の雰囲気もいいようですし、この調子を維持していって欲しいところです。

そして解説(?)のダバディさんにお願い。
モナコとパリの試合で、松井だの中田浩二だのあなたがトルシエに望むことだの、取り敢えずどうでもいいです。そういうのはマルセイユの試合の時に話してください。どうせ毎節放送あるんだし。こちらとしては、もっとアルベール王子の「サッカーオタク」ぶりを話してくれるほうが嬉しいです。あとはサッカーのプレイの解説をしていただけると、サッカー中継を見ている気になれるので嬉しいかもしれません。


ベルナルディのゴールを喜ぶモナコの選手たち。団子に加わったのは全部で10人。こういうときGK(反対サイドにいる)は寂しい。

マドリーの試合は全部見てないのでまた今度。あ、リーベル2点目。時間も時間だし決まりだな…

最後に、ここ何日も忘れ去られていたモリエンテス。忘れていませんよ。今夜リバプールはチャールトンとアウェイで対戦します。今日こそお役に立って欲しいところです。

スーペルクラシコ、終わり。