けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

プレ・デルビー

2008-10-18 06:17:08 | football

GK:イケル、デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、サルガド、カンナバーロ、マルセロ、ペペ、エインセ
MF:ハビガルシア、デラレ、ガゴ、ファンデルファアルト、スナイデル、ドレンテ
FW:イグアイン、サビオラ、ラウル、ファンニステルローイ

監督判断による非召集:ロッベン、メツェルダー、コディナ
負傷による非召集:グティ(右脚ヒラメ筋の筋-腱結合部の繊維損傷)、ディアラ(右膝半月板炎症、滑膜炎)、ミゲル・トーレス(右大腿部筋繊維損傷)

金曜日の全体練習には間に合ったロッベンでしたが、シュスターは結局召集リストからは外しました。コーチ陣もメディカルチームも、リスクを犯したくなかったから、ということだそうです。筋肉の負傷は、治りかけたところで動かして再発というケース(VレンシアのMさんとか)が珍しくないし、火曜日にはユーヴェ戦が控えている。これは仕方ないか。でも攻撃面のオプションが著しく減じてしまうわけで、痛い。

バックラインは、右からラモス、ペペ、カンナバーロ、マルセロと予想。アルゼンチンからマドリーに戻るのが遅れ、金曜日にようやくトレーニングに合流できたエインセは、さすがに休ませた方が良いでしょう。ディアラに豪快なヘッドアタックをかまして以来、メツェルダーの扱いが下がっているのが気になります。エインセ召集外にしてメツェ入れても良かっただろうに。それともメツェはまだフィジカルに問題があるんだろうか。
一番の悩みのタネであろう中盤は、選手を選ぶ分にはなにも悩まなくて済みそうですね。ガゴをピボーテの底に、その前にデラレ、左VDVに右をスナイデル、といった感じでしょうか。おそらくガゴは90分もたないだろうし、ユーヴェ戦のことを考えると、ハビガルシアの途中出場は可能性が高いと思われます。右にイグアインを配置する予想も出てますが、イグアインは戦況を変化させることができる切り札として、ベンチに置いた方が良いのではないかと思われます。

うーん、怪我人多すぎる。しかも中盤のキーになる選手が複数欠けてるのが痛い。少なくともガゴが間に合って本当に良かった。スナイデルが代表で長時間使われなかったのも良かった。


マドリーをお迎えしてくれるアトレチコの皆さん
GK:クペ、レオ・フランコ
DF:アントニオ・ロペス、ペルニア、ハイティンハ、ウィファルシ、ペレア、アルバロ・ドミンゲス
MF:ラウル・ガルシア、ルイス・ガルシア、アスンソン、バネガ、マニシェ、クエバス、シマオ、カマーチョ
FW:フォルラン、アグエロ、しなぽん

マキシは間に合わなかったんですね。う、フォルランが復帰してきてる。
エインセと同様に遅れてマドリーに帰ってきたアグエロですが、デルビーに向けてやる気満々だそうです。マドリーの選手たちは口を揃えて「アグエロすごい」「アグエロやばい」「アグエロ注意」と言っています。マドリー守備陣、ドタバタとお笑いディフェンスに陥ることがままあるだけに、ひじょーに心配です。ペペ、頼んだ


金曜日のバレンシア
南米系代表組がいなかったバレンシアは、木曜の夕方のトレーニングで既に全員が揃っていました。その時点では、デル・オルノとジギッチが多少違和感を抱えていたものの、金曜日のトレーニングでは、長期離脱中のシルバとクーロトーレスを除いた全員が全体練習ができたようです。levante-emvには、モレッティがランニングを別にしていたとありますが、オフィシャルを見ると普通にバスケしてるし……。金曜日のトレーニングメニューは、バスケとボールを使ったロンド(ボール、パス回し)でした。モレッティも特に問題があるというわけではなさそうです。


ホアキンのレイアップシュート


今回のインターナショナルウィークで、負傷を抱えてクラブチームに戻っていった選手がかなり目立つ気がするのですが、7人を供出したバレンシアはほぼ無傷という幸運に恵まれました。
で、幸運つながりでASからこんな記事

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今シーズンのように、バレンシアがリーガのカレンダー組み合わせで運が良かったということは、それほどしばしばあったわけではない。今回はそうなのだが、ここまで組みやすい相手との戦いでシーズンが始まり、十分な結果(6試合で勝ち点16)を残している。ウナイ・エメリ率いるバレンシアはまた、リーガの最難関ステージを通過しなくて良い唯一のチームであることも自慢できるだろう。プリメーラの他の19クラブは、セビージャ→バルセロナ→レアル・マドリー→ビジャレアルという連戦をこなさなければならないのだが。

カレンダーを見るとわかるが、メスタージャのこのチームは、カレンダーの上で最も苦しい時期に息継ぎをすることができる。バレンシアは、11月23日にサンチェス・ピスファンでセビージャと対戦する。その1週間後、バレンシアはカーサにベティスを迎える。次にカンプノウでバルセロナと対戦し、その次はエスパニョール戦で再び息を継ぐことができるはずである。勝ち点を手にしていれば、担保を持ってレアル・マドリーを訪問することができるだろう。ベルナベウの後は、唯一の不利な点としてメスタージャでアトレチコと戦う。ここがバレンシアにとって一番の最難関ステージとなるだろう。その次はビジャレアルをカーサに迎えるのだ。

ここまで、既にプリメーラの2つのクラブがこの最難関ステージを通過した。スポルティング・ヒホンは、セビージャ→バルセロナ→レアル・マドリー→ビジャレアルと対戦する中で、1ポイントも得ることができなかった。ラシン・サンタンデールは、セビージャとバルセロナと引き分け、可能な勝ち点12のうち2ポイントを手にした。バレンシアのアドバンテージは、理論上、リーガを争うライバルチームが、やはりリーガのビッグクラブと連続して戦わなければならないという点にある。例えばレアル・マドリーは、14節にセビージャ、15節にバルサ、16節にバレンシア、17節にビジャレアルと対戦しなければならない。バレンシアは今年この対戦を経なくて良いのが、大きなものにできるかもしれない小さなアドバンテージだろう。
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誰が作ったカレンダリオなのか、リーガのアルプス、セビージャ→バルセロナ→レアル・マドリー→ビジャレアルの一連の対戦。6節まで終わって、この4連戦を済ませた2クラブは、その中で勝ちが拾えていません。スポルティング・ヒホンに至っては、この4連戦で18失点を食らってしまいました。
逆に、そのアルプスに数えられる該当の4クラブの中だと、やっぱりビジャレアルにアドバンテージがあるのでは、と思います。毎節ヘビーな対戦を繰り返していたら4戦目には疲労もたまるだろうし、該当4クラブの強力攻撃陣を止めるために無理をするDFたちが出てきて、結果、ビジャレアルにたどり着く頃には、チームのピボーテやCBの中心選手がカードを貯めて1回休み、なんてことが起きる可能性も高くなるんじゃないかと。やっぱりビジャレアルは有利だー。

今シーズンのリーガスケジュールが発表された際、バレンシアがセビージャ、ベティス・セビージャ、バルセロナ、エスパニョール・バルセロナ、マドリー、アトレチコ・マドリー、と3都市のチームが重なる奇妙なスケジュールに驚いたのですが、リーガ・アルプスの4連戦がないからといってバレンシアが有利なのかというと、ASの本文中にもありますが、マドリー→アトレチコ→ビジャレアルという一連の流れも、十分ハードですよね。ただ、やっぱり今シーズンのバレンシアは運があるのか、前半戦では12月21日~1月14日にこの3連戦が行われるのです。つまり、マドリー戦とアトレチコ戦の間にクリスマス休暇が入るのです。素敵。後半戦は…ま、やるしかないか。


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