けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

凱旋

2009-04-12 07:20:57 | football
バレンシア
アストゥリアス、ヒホンを訪れるバレンシアの召集選手。

GK:セサル、グアイタ
DF:ミゲル、マドゥロ、マルチェナ、アレクシス、アルビオル、カルレト
MF:アルベルダ、バラハ、ホアキン、ビセンテ、ミチェル、マタ、パブロ
FW:シルバ、モリエンテス、ビジャ

レナンはまだ駄目かー。サスペンションからマルチェナとアレクシスが戻り、ミゲルももう大丈夫だろうということで、久しぶりに充実の(=バレンシアなりにベストの)ディフェンスラインが揃う!と思ったら、モレッティがハムストリングに違和感……。デルオルノも相変わらずあちこち痛い状態なので、左ラテラルはカルレトしか選択肢がないのですが…ちょっと怖いなあ。先週の試合でアルビオルが右サイドでなんとかなっていたし(妙な攻撃参加はしていたが)、左もできないだろうか。またはマドゥロでも…。
骨折に気づかなかったマヌエル・フェルナンデスが出られず、なぜかエドゥも召集から外れているため、ピボーテはアルベルダバラハ…いや、ミチェルがいた。アルベルダとミチェルの組み合わせなんて良さそうです。ホアキンもそろそろ実戦行けるかな。

ところでスポルティングのプレシアード監督のコメントをいくつか読んだのですが、けっこうお茶目な方のようです。数日前のインタビューでは「ビジャは限りない賛辞とヒホンのすべての愛を受けるでしょうが、あなたは、試合が始まったらそういったことは終わりにしてほしい、と思っているでしょう。違いますか?」と聞かれ、「いやいや、試合が終わるまでそういう雰囲気が続いてほしいと思うよ。それでビジャが感傷的になって、ボールに触れないようにね」と答えていますし、試合前日のコメントでは、「試合前にはビジャと7回でもハグをするが、試合中に彼が私の横を通り過ぎることがあれば、噛み付いてやるさ」という……ビジャ、噛まれないように気をつけて。


ビジャ祭り開催中
エル・モリノンに凱旋するビジャ。スポルティングを出て以来、サラゴサ、バレンシアと過ごして、エル・モリノンで選手として戦うのは6シーズンぶりだとのこと。地元出身、俺たちのアイドルが帰ってくる!ということで、ヒホンは大騒ぎです。

空港での出迎えですでに人だらけ。バスまでの移動は警備付き。フエラで恒例のサイン会は、いつもは2人一組なのですが、今日はビジャのみ。この辺りの配慮は、バレンシアもやりますね。サイン会には、何百人もが行列を作って待っていたとのこと。バレンシアでは(というかおそらく他のクラブでも)、試合前日、直前にに選手がコメントしたりインタビューに答えたりすることはほとんどないのですが、この日は特別。空港だと思いますが、急遽スポンサーを印刷した布(?)を後ろに置いて、ビジャがマスコミに対応しました。
とにかく人の数がすごい。空港の出待ちも、バスを取り囲む人々も、サイン会に並ぶのも…ビジャ1人でこれだけの人を集めているんですね。サインをもらうのも、スポルティングのユニフォームに。いつもならバレンシアを離れたその土地で暮らしているバレンシアファンらしき人たちが、バレンシアのユニフォームを持ってくることが多いのに。どれだけビジャが、スポルティングのファンたちに愛されているかよくわかる。ビジャ、試合中に感動して泣いたりするなよ。

ダビド・ビジャ
これほどたくさんの人とは想像していなかったよ。皆が満足して帰ることができるようにしたいと思う。僕にとって、ここに戻ってくることは重要なことだし、これほどの歓迎を受けているとあってはなおさらだ。皆が僕に満足してくれるように、やっていかなければならない。この愛情に感謝したい。
ファンは、この2日間を待ち望んでいる。僕がここにやって来たことも喜んでくれているし、明日エル・モリノンでどうなるかを見ることもだ。彼らがすばらしい試合を見られるように願っている。バレンシアのためにスポルティングに勝つよう力を尽くすつもりだ。それは僕にまったく影響しない。どちらのチームも勝ち点を必要としているが、僕たちは、明日は対戦相手となるスポルティングから勝ち点が取れるようできるだけのことをするつもりだ。
膝を怪我した後で、軽い筋肉の問題があった(水曜日のトレーニングは別メだった)。でも木曜日からは良い状態だよ。


出待ちの人々



ファンが持ってくるのはスポルティング・ユニ





いた
ベルナベウにバジャドリを迎える、レアル・マドリーの召集選手。

GK:イケル、デュデク
DF:サルガド、ペペ、カンナバーロ、エインセ、メツェルダー、ミゲル・トーレス
MF:ラス、ガゴ、スナイデル、ロッベン、グティ、ドレンテ、ファン・デル・ファールト
FW:ラウル、フンテラール、イグアイン

先週の今週、なのでグティが入るかどうかを気にしていましたが、いました。ファンデ・ラモスがどう考えているか、使うのかどうかはわかりませんが……。でもベルナベウは微妙な空気になるかもしれない。
最終ラインでは、セルヒオ・ラモスがサスペンションでおりません。元気そうなのでサルガドでいくか、ミゲル・トーレスが回るか。エインセはお勤め明け。
中盤では、先週はフィジカルに問題があったロッベンとラスがメンバー入り。もう大丈夫なんでしょう。ハビガルシアが外れてしまいましたが、代わりにガゴ休ませたれ、と思わないでもなく。週の頭に2日休みがあっ

たから良いのか。ドレンテに出番はあるのか。2試合続けてマルセロが負傷欠場(内転筋)です。ピッチで1人皆とはなれてランニングする様子は、少し寂しそうでした。あと、パレホが腰を痛めて召集を外れています。ほかに外れたのは、サビオラとフォベール(監督判断)、コディナ(扁桃炎)。


ボルハ
現在バジャドリ所属、元マドリーのボルハのインタビュー(05/06シーズン途中でマジョルカにレンタル、06/07よりバジャドリ移籍)。現所属はバジャドリです。今回のグティ騒動についての質問もありますが、やっぱりマドリーカンテラの選手たちにとっては、グティは特別な存在なんだろうと思います。
ちなみにボルハの本名が、フランシスコ・デ・ボルハ・フェルナンデス・フェルナンデス、だということを今回初めて知りました。両親共に苗字がフェルナンデスだったんだろうということはわかりますが、では名前がフランシスコ・デ・ボルハだったのか…。
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「グティはいつも過小評価されている」
元マドリディスタであったバジャドリの選手ボルハによる、独占インタビュー

ボルハ(オレンセ、1981年1月14日生)は、レアル・マドリーで育った選手の1人であり、他のチームでの運を見出すためスーツケースに荷物を詰めざるを得なかった。15歳で「ラ・ファブリカ(工場、下部組織を指す)」に到着してから、マドリーC、レアル・マドリー・カスティージャを経てトップチームから去るまで、10年に渡ってエラスティックなメレンゲを守った後、ボルハは05/06シーズンをマジョルカで過ごし、その次のシーズンからバジャドリでプレイすることになった。ボルハのイメージは次の試合の相手に対して有用だろう。ブランキ・ビオレタ(白×紫)の中盤の選手は、この試合を分析するため、ディフェンサ・セントラルに語った。

Q:FCバルセロナに敗れた後、チームの様子はどうですか?
B:チームの状態は良いよ。僕たちは良い結果に報われている。チャンピオンズにいる2チームには敗戦を喫しているけれど、その前は良い面を見せられていた。チームは、この辺りの試合を落とす可能性があることをわかっているが、少なくとも顔を高く上げている。

Q:あなたにとっては特別な試合でしょう。
B:そう、いろいろな意味でね。フットボールを好きになり始めたときから僕はマドリディスタなのだから、こういう気分は毎年起こるだろうね。

Q:レアル・マドリーですごした中で一番の思い出は?
B:どの瞬間も本当に素晴らしかった。僕が下部カテゴリーにいたときも、ジダンやロナウドと共にトップチームでプレイしたときも……マドリー時代に取ったタイトルのことは、特に非常に良い思い出だね。

Q:ネガティブな記憶は?
B:たぶんケイロスのシーズンだ。僕たちは3冠も狙えるはずだったのに、最終的にはリーガを落とし、国王杯はサラゴサに敗れ、チャンピオンズではモナコの前に敗退した…あれは厳しい月だった。でも、あのシーズンに僕たちがしたことは、曇らされてはいないのが良い。

Q:あなたはグティと同じ時期にプレイしていたわけですが、今彼を取り巻いている騒ぎを外から見てどう思いますか?
B:正確に何が起こっているかはわからない。僕はただ聞いたり見たりしているだけだ。おそらく、何か重いようなことは起きていないだろう。グティがこの間のプレスカンファレンスで言ったように、ミステルはあのクラブで他の選手たちを信頼しているだろうし、彼についてももちろんそうだろう。

Q:グティが少しの時間しかプレイしていないというのは驚きではありませんか?
B:監督はそれぞれの選手を抱え、あるやり方を持っている。グティのような選手が少ししかプレイしないということは稀だとは思うけど、彼は怪我で離れていたし、それで難しくなっている。チームが良いプレイをして勝っている時、そこに入っていくのは難しいことだろう。

Q:グティへの評価が、他の選手に比べて厳しいと思いますか?
B:そう思うよ。グティは、いつもすごく過小評価される。彼がミスをした時には、いつも本当の場合よりも3倍の批判がされるんだ。グティは並外れたクオリティを持っていて、長年に渡ってトップチームに在籍してきた。そしてそれにふさわしいだけの非常に素晴らしいものを見せてきた。

Q:また話題を変えますが、ラスについての意見は? 誰もが彼をすばらしいと言いますが……
B:チームによくなじんでいるように見える。彼は走り、多くのボールを奪ってきた。皆を驚かせているけれど、それは彼が知られていなかったからだ。彼を長い間見ていく必要があるだろうし、現時点ではとてもよくやっていると思う。

Q:レアル・マドリーで、日曜日にプレイしてほしくない選手は?
B:ラウル。彼は一番危険だよ。

Q:彼らにバルセロナに追いつく時間があり、リーガのタイトルを獲得できると思いますか?
B:とても難しいだろうね。特に、相手がバルサでは。バルセロナが勝ち点を失い、調子を大きく落とすことは難しいだろう。でもすべて可能性はある。レアル・マドリーは非常に良い調子を保っているけれど、我慢して最後まで行くというのは難しいことだろう。

Q:日曜日の結果の予想は?
B:1-2かな(笑)。

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