けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

喝采

2008-11-06 07:25:16 | football
08/09 UEFA Champions League Group H Day 4
Real Madrid C.F. 0-2 Juventus

ユヴェントスの得点:アレッサンドロ・デル・ピエロ(17、67)

GK:イケル
DF:セルヒオ・ラモス、カンナバーロ、エインセ(81、サビオラ)、マルセロ
MF:ディアラ、グティ、スナイデル(63、イグアイン)、ドレンテ
FW:ファン・ニステルローイ(81、ファン・デル・ファールト)、ラウル


放送が始まって最初のフォーメーションテロップが出る。「・・・ドレンテ?」 ウォーミングアップ中に負傷したらしいロッベンに代わって、ドレンテが先発でした。ここでイグアインを入れなかっただけ、シュスターは進歩した気がする。
で、そのドレンテですが、全体としてはよくやっていたと思います。試合が始まってしばらくは、クロスの質が目も当てられないほど酷かったですが、前半40分くらいからようやく可能性が感じられるクロスになってきた。時間がかかるんだなー。後半も、相手を交わすプレイも何回か、早いクロスをゴール前に、と奮闘していました。正直なところ、持ちすぎてリズムを崩すロッベンよりは、もらって運んでクロスの意識があるドレンテの方が、リーガらしくていいと思う。ただ、マルセロとお互いを使う動きがあまりなかったように感じたのが残念。
あとはグティのパス出しが秀逸で、やはりこの人がいるのといないのとでは攻撃がまったく違ってくる。


と、いいとこ探しをするのもいいんですが、負けは負け。しかもベルナベウで無得点。アルメリア戦の後半を見た後では、攻撃ができているだけマシだった気もするんですが。
セルヒオ・ラモスがさかんに攻撃参加をしていて、それは良かったのですが、やはりサポートがない。高い位置でボールを受け、相手に囲まれた時点でフォローがないから、1人でなんとか打開するしかない。必死でCKなど取ってましたが、疲れが見えた後半はボールをとられることも多かった。ボールを取られて振り向けば、すっきり開いたサイドに駆け戻り……。
ユーヴェの守備の強さもあって、最前線が良い形でシュートに持っていけなかった。ラウルもルートも。イケルのパフォーマンスが落ちてるのが気がかり。スナイデルは、いつもよりエリアから遠めになったせいか、存在が薄かった。グティ、攻撃は良かったんだけど守備は…中盤の守備は……ディアラ……あー、もう。


後半ロスタイム、交代するデル・ピエロには、サンチアゴ・ベルナベウ中から拍手喝采が送られていました。そんな試合でした。


なんとか建て直しませんと、2ポイント後ろにゼニトが迫っております。危ないよ。