けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

錬金術

2007-07-15 20:08:04 | football
昨日から今日にかけてわけあって1泊2日で旅に出ておりました、台風の中。
帰ってきてざっと見ただけですが、モリエンテスの件はMARCA以外のあちこちのニュースサイトでも出ていたものの、内容に関してはMARCAと変わらず。その後特に続報もないようです。バレサカさんがmixi内に載せている現地ニュースでは「実現の可能性ゼロ」と書かれていましたし、とりあえずはあり得ないことだと考えておきます。

それよりもアジャラさんのサラゴサ行きの件は驚きました。冬にバレンシアからビジャレアルへの移籍が決まっていたアジャラさんをサラゴサが600万ユーロで獲得したということで、サラゴサ公式にも記事が出ています。
ひっかかることばかりですね。バレンシアからビジャレアルへは移籍金なし、それが600万ユーロに変わる錬金術。それに、シーズン内で2度移籍はできないはずだったと思うのですが。移籍金なしの場合はOKとか何か特別な理由でもあるのでしょうか。アジャラさんの獲得を喜んでいたビジャレアルのファンの気持ちは…。
さらにわからないのが、今日のMARCAに載っていたアジャラさんのコメントが移籍を認めたわけではない、ということです。

ロベルト・ファビアン・アジャラ
この件に関しては何も知らない。私はまだサインしていないと断言できる。今はコパ・アメリカのファイナルに集中しているが、月曜日にはビジャレアルに行くつもりだった。

オフィシャルに出たということは決定で、これはつまりサラゴサ、ビジャレアル、アジャラさんの3者が合意したということのはず。なのにアジャラさんは「知らない」と言う。問題だらけの代理人ですが、まさか勝手に移籍させるところまではしないでしょうし…ではいったい?
これだけおおっぴらに発表したということは違法な点はないだろうし、問題があるとすればモラルというか心情的な面でしょうか。アルゼンチン人選手には「傭兵」のイメージがあるので、少しでも条件の良いところを求めての移籍は理解できますが、やはり「こんなこともアリなのか」と驚かされることもしばしば。まさに何でもありの移籍市場です。


バレンシアではペーニャの総会が行われました。クラブ幹部、コーチ陣、新加入のアリスメンディ、ヒルデブラントなども参加して食事会。


即座に否定
モリエンテスの件、続報。時間をかけて探したら記事がありました。Las provinciasから。記事の大部分はMARCAで報道されていたものと同じ内容ですが、最後の一文。

バレンシアは即座にモリエンテスの移籍の可能性と交渉の存在を否定した。

ありがとうございます。