けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

抱き合わせ

2005-12-22 19:44:33 | 
某イングランドの赤いチーム(ManUじゃないよ)がブラジウのサン・パウロに敗れた日の昼間のことですが、ついで(?)なので前から見ようと思っていた『ヴェニスの商人』を見てきました。
なにしろ洋風時代物好きですし、気になる俳優さんが何人も出ていましたし。


もう何ていうか…ジェレミー・アイアンズも素敵ですが、ジョセフ・ファインズも良いんですが、やはりアル・パチーノ(=シャイロック)。すごい。良い。圧倒的な迫力というか存在感です。好きだー、アル・パチーノ。


このアル・パチーノもけっこう好き。


小学生の頃、子供向けに書かれたシェイクスピア集を読んで以来だったので、ストーリーは途中で「ああ、思い出した」って感じだったんですが…見終わると喜劇のはずなのに、重くやるせない気になります。シェイクスピア当時は「ユダヤ人に罰が下った、残りの僕たち皆幸せワーイ」なんでしょうけど、今ではそういうわけにいきませんからね。
そんな気にさせられるのは、やはり作中でユダヤ人としての苦しみを怒涛のように吐き出すアル・パチーノの迫力の演技のおかげかもしれません。


映画ついでに。このヴェニスの商人の予告編で見て、思わず見に行こうと決意したのがこちら

Gone With the Wind 、風と共に去りぬであります(12月28日~1月31日、ル・テアトル銀座)。
活字おたくだった小学生時代、我が家の古い本棚にあった『風と共に去りぬ』を手に取ったのが気になる作品になった始まりであります。ちなみにその本、旧かなづかいでした。よく読んだな~。
父も母もわりと好きだったようで、たまたまテレビでやったのを一緒に見たりしたような記憶があります。アトランタ炎上のシーンと、マミー(スカーレットの乳母)が赤いタフタのペチコートをレットに見せるシーンが好き。せっかく大きなスクリーンで見られるチャンスなので、また何かの「ついで」に(たぶん帰省の行き帰りで)、見てこようと思います。