けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

触れません

2005-12-24 03:22:51 | football
とりあえずラシン戦の内容には触れないことにして(バルボアはがんばってましたね)、短い冬休みに入ったマドリーの動きを記録しておきましょう。あんまり書きたくないけど。

サッキ辞任
ルシェ監督解任の直後に辞任の意思を明らかにしていたサッキ。今年の夏前には既に辞任の意思を固めていたようですから…手のつけようがないって思われていたんじゃないかなあ…。ともあれ今年の最終戦を終了し、昨日サッキは辞任のコメントを出しました。
要するにイタリアに帰りたくなったこと、マドリーでの仕事は自分がしようと思うものではなかったこと、ってことでしょうか。
端的に言うと、愛想つかされたってことなんじゃ…。

ベニト・フローロ就任
イエロがスタッフとしてマドリーに戻ってくるという噂がしばらくありましたが、実際に本日就任したのは名前も挙がっていなかったベニト・フローロ。ポストは「ディレクトール・デ・フトボル」、サッキの後釜ということになりますでしょうか。
ベニト・フローロ、ご存知の方はご存知(当たり前)、92/93~93/94の途中までマドリーの監督だった人ですが、その前はアルバセテで監督をしていました。セグンダB、セグンダを1年ずつで昇格し、91/92はプリメーラで7位という成績を収めました。この年にモリエンテスをプリメーラデビューさせてくれたのも、このベニト・フローロ。
後はヴィッセル神戸、ビジャレアル、マジョルカ…。ビジャレアルの辞任の仕方がちょっとショックだったのを覚えてます。
しかし今現在ズタボロのマドリーに関わろうとするなんて…本当に奇特な方ですね。

シシーニョ決定
ルシェ辞任したし、今現在のマドリーのブラジル人たちの状態も良くない中ではありますが、サンパウロFCからシシーニョの獲得が正式決定しました。公式で発表。何がどうなるか良くわからないので、しばらく静観であります。

エルゲラ離脱
エルゲラはラシン戦で負傷し前半で交代しました。右内転筋を痛めて3週間の離脱、と公式ではされていますが、1ヶ月とみたほうが良いようです@MARCA。当然短い冬休み中に何とかなるものでもなく、年明けすぐにあるコパ・デル・レイの2試合、リーガのビジャレアル、セビージャ戦は無理と見られているようです。
…ウッディもまだ無理みたいだから、CBはパボンとセルヒオ・ラモスになるでしょうが……だ、だって他にいないよね、仕方ないよね。

ラウルは
こんな惨状では多少膝が動かなくとも「復帰する!」と言い出しかねないカピタン・ラウル。そんな無理はしないと思いますが…。そのラウルのニュース記事がMARCAにありました。

ラウルはクリスマスのバケーションをキャンセル、というのも彼の目標はできるだけ速く回復するため、そして手術を避けるためにに大きなステップを歩み続けることであることによる。カピタンはわずかに2日間(25、26日)を休養するだけである。
リーガが休みに入っているこの期間に、ラウルは1日2回の練習を継続する。木曜日にはバルデベバス練習場のジムに行き、主に大腿四頭筋の強化に努めた。
このトレーニングはこの種の膝の怪我には基本的に良いものである。しかしラウルは「通常の」トレーニングをするだけではない。ウエイト・サーキットを行って「より上」を目指している。ラウルは既にローイング・マシーンのトレーニングが効果的だと知っているが(この文自信なし)、適切なトレーニングで心拍を100以上に持っていき、トレーニングのリズムを失わないようにしている。
「彼は練習がやめられないんだよ」と言われている。フィジオセラピストを伴って、午後は治療を行った。このようにしてラウルはクリスマスの大部分を過ごすようだ。ラウルは25日と26日のみ休むようだが、それはドクターが休まなければいけないと言ったからだ。

今のところラウルは回復の最後のストレートライン上にいる。もし手術を回避できるなら。膝は回復しつつあり、炎症も血腫もない。ラウルとともにトレーニングを行ったスタッフは、彼の膝は安定していると述べている。しかし手術を回避しても大丈夫か否かを確定するには、まだ一通りの検査をパスしなければならない。
今月末には専門家集団が手術が必要か否かを検査、決定する。磁気共鳴検査を行って膝の安定性を検査し、結論が下る。


やはりラウルは「速く速く」でリハビリトレーニングをしているようですが…うーん…。できるだけ速く復帰していただきたいと思いつつ、焦らないでほしい。ことは選手生命にも関わる問題です。できるだけ速くリーが復帰へ、そしてW杯へという気持ちもわかります。わかるんですが……。

自分で言うな
「僕は戦士であり、沈もうとしている船を見捨てるようなことはしない。言い訳をするつもりはない。」

沈もうとしている船を見捨てるようなことはしない

沈もうとしている船

…仮にもあなたの所属クラブですよ、ロナウドさん。いや、まさにそのとおりなんでしょうけれど。
以前からそうですが、ロナウドは実に正直な人間だと思われます。言い換えると「お口が過ぎる」んですけどね。