けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

プラハにて

2005-12-01 17:25:00 | football
美しき東欧の古都、プラハ……


にモネガスクどもが乗り込み、UEFA杯グループステージ、マッチデイ4、対スラヴィア・プラハ戦を戦ってまいりました。
グループステージは5チームずつが8グループに分かれてホーム2試合アウェイ2試合の4試合を戦い、上位3チームずつがノックアウトラウンドに出場できるシステム。ちなみにノックアウトラウンドにはCL落下組が合流します。

ノルウェイで初戦を落とし、(2戦目はお休み)、3戦目はルイドゥでタカハラのいるHSVを下し、それでも勝ち抜けるためにはとにかく負けられなかったこの試合。それなのにローマ、ジェラール、トト(スキラッチ)、メリーちゃん(メリエム)、チェバ(ントン)、マイちゃん(マイコン)…と主力に怪我人が続出。しかも直前にはアデちゃん(=アデバイヨル)まで腰痛で外れる。気温はマイナスだし人は足りないしで厳しい状況でしたが、モナコのプレステ大王ことトアフィル・マウリダの2ゴールで完封勝ちをいたしました。

今期レンヌから加入したマウリダ。MFでもストライカーでもいける。

直前のマルセイユ戦でも先制しながら敗れただけに心配してましたが…やー、良かった。勝ち抜けはまだ決まりませんが、次はまたルイドゥなので勝ってくれることでしょう。勝って下さいお願いします。ちなみにお相手は、リバプールに勝ったことのあるCSKAソフィアでございます。

さて、今回の試合で注目されていたのはこの人。何度か紹介していますが、ヤロスラフ・プラシル。

ゴールしたマウリダに抱きつくプラシル


モナコにやって来て6年目、今回初めてモネガスクとしてチェコに里帰りとなりました。とは言っても生まれはプラハではなく、オポクノとかいうこじんまりした町(たぶん村)だそうです。どのくらいこじんまりかというと、オポクノのオフィシャルサイトによれば「人口3153人、プラシルの同級生は33人」。一クラス分…。

まじめで謙虚な性格(たぶん)なので試合前日のインタビューなどでは「僕はチェコではそれほど有名ではないから…」と言ってましたが、チェコ代表でもありCLでだってマドリーやチェルシーを相手に戦いました。チェコのスポーツサイトではけっこう取り上げられてました。このまま怪我をせず順調に活躍していれば、夏にはドイツに行けるかもしれません。ちょっと微妙なラインだけど…がんばれプラシル。

おまけ
この日のプラハ、試合開始時点での気温はマイナス2℃。そんな寒いところのしかもアウェイのUEFA杯の試合に

アルベールII公においで頂いてしまいました…ほんとに好きだな、この人…(ま、記事は読めませんが何か用事もあったようです)。

エルゲラも更新

2005-12-01 16:26:33 | football
昨日のイケルに続き、今シーズン末で契約が終了することになっていたイバン・エルゲラが3年間の契約延長で合意しました。(報道では2年+オプション1年、とも)。

これも嬉しいニュースです。本来ピボーテで、しかも攻撃大好きな人なのにいつしかセンターバックが当たり前になって、しかもあんなドタバタな守備の責任者になって。エルゲラが頭を抱え(心もとない)髪の毛をかきむしるシーンを何度見たことか……。とはいえイエロほどではないにしても、フィードが美しく正確なのはさすがです(この辺がスペインのCBらしいですね)。

当初マドリーはなかなか契約延長に乗り気ではなく、秋くらいにはエルゲラも諦めるような態度がありました。新聞上ではリバプールやユベントス、マンチェスター・ユナイテッドなどの名前が取り沙汰されるようにもなっていました。私も正直なところ移籍を覚悟していましたが…契約延長報道に一安心。もちろんこれで他クラブへの移籍の可能性がなくなったわけではありませんが、あと3年はマドリーに残留することもできるわけです。それが終わった頃には…地元のサンタンデール方面に帰るのか、それともその時点でもマドリーに必要な存在でいてくれるのか。ともかく嬉しいニュースではあります。