けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

受動的に見た映画。

2004-06-10 20:30:49 | 
予告編とかスポットCMとかテレビの映画コーナーとか俳優さんの来日映像とか、そういったもので新作映画を見よう!って気になることもあるのですが、なんとなくケーブルテレビのチャンネルをザッピングしている時に出会う映画は、「あー、これいいな~」と思うことが多い気がします。ムービープラスとかAXNとかFOX TV、あとはWOWOW。特にムービープラスはいろいろやっているので、自分の好みに当てはまるものに出会いやすいです。「見せられる」のが嫌な人もいるかもしれませんが、思いがけない作品に出会えたりするのもけっこう楽しい。


で、今年に入って受動的に見た映画ベスト3。

たぶんベスト1になるのがタイタス。ザッピングしていたら偶然オープニングに遭遇し、そのまま引きこまれて約3時間だったか、一気に見てしまいました。この監督さんの何がいいとか、スタッフがどうとか、エラそうな批評なんてしません。(良く知らないので)。
ただ映像がきれいだったし、現代的な事物をがっちり混ぜこんでたのも楽しめたし、出演者は豪華な上にアクが強く、それでもってストーリーは「……」ってくらい悲劇で残酷。見終わった時にはお腹いっぱいでごちそうさま、と言いたくなるくらいでした。(褒めてます)。

この映画でちょっと笑った点がひとつ。
最初のほうで、ローマの皇位継承を争う兄弟を支援するため、支援者たちがそれぞれのシンボルカラーの旗を押し立てて街中を行進するシーンがあります。兄のサターナイナスのシンボルカラーはえんじと黄色、弟のバシアナスのシンボルカラーは水色。
・・・これで「ふふっ」と怪しい含み笑いができるのは海外サッカー好きの人。たぶん。


それから今更って感じですが、やっぱりいいなあと思ったのがエリザベス。ケイト・ブランシェットが無邪気から無表情へと化けていく感じもいいし、衣装や装身具が綺麗で豪華な歴史モノが好きなせいもあって。

ちなみにタイタスとエリザベスに共通して出演しているジェイムズ・フレインという俳優さんが気になります。弟バシアナスとスペイン大使。濃い目です。最近はあまり映画に出ていないようですが…




あと戦争モノで気に入ったのがセイヴィア。ボスニア・ヘルツェゴビナの紛争の中でのアメリカ人傭兵の話。気に入った、とは言ってますが、ストーリーは重くてものすごくへこみます。確か日曜の午後だったかに見たのですが、脱力のあまりその日はそれ以降何もできなかった記憶がある…