けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

だから来なくていいのにー

2004-06-02 21:29:13 | football
また来るそうですよ、マドリーが日本に。オフィシャルにニュースが出ました。今年は日本のみ7月27日~8月1日の予定で、29日と1日に親善試合、対戦相手は未定。

帰国して10日後にはCLの予備予選がスタートです。こんなではユーロに出る選手やブラジル・アルヘン組は全然休めない。03/04シーズンの二の舞い――オフ期間の体力作りに失敗し、シーズン後半はヘロヘロ――にならないことを祈ります。

ま、本当に来るんだったらきっと見に行ってしまうと思いますが。その時期は学会直前でものすごく忙しいけれど、がんばって時間を作ろうと思います。ともあれ白組の皆様、ようこそハポンへ。


とは言っても、本当は負担にならない静かで涼しい場所で、じっくりトレーニングして欲しい。シーズンまるまる戦いきるのは本当に大変です。シーズンを終えてほとんど休みなく代表に合流した選手の中にもケガ人が相次いでます。

スペインのサルガド@右ラテラル、腿裏の筋肉の負傷で10日~14日の離脱。EURO参加は厳しいかも。開幕まで10日を切ってますから。バックアップはデポルのマヌエル・パブロらしいのですが、プジョルを右に回して左のラテラルを呼んだほうがいいのでは。カブデビラ、どうでしょう。


昨夜、というか今朝がたのイングランドvsニッポンは、予想を裏切って面白い試合になりました。ニッポンよくやった。得点に至るまでのパス回し(俊輔→アレ→小野)は見事でした。(っていうかアレックス、ああいうプレイができるんだったらなんで清水でやらなかったんだよう)
でも…イングランドはあれでいいんでしょーか?時間がたつにつれて足元へのパスが増えていき、攻撃面で打開する力が足りないように思いました。ジェラードは良かったけれど少し精度が悪かった。期待のランパードは…チェルシー程には活躍できませんでした。ベッカムも疲れてましたし、程度はわかりませんが足首をケガした模様。

今更ですが、ベッカムはテクニックがあるというのではなく、気を抜くことなく攻守にひたすら走り回ることでチームに貢献する選手。いかにもイングランドらしい、と思います。マドリーでは慣れないピボーテで試合に出て、上がってシュートも打ちバックラインにも入り…よく走ってたし、タックルもよくくらってました。だから疲労の蓄積は相当なものだっただろうと思いますし、その疲労が抜けきれていないのでは。開幕に間に合うといいのですが。

そして稲本は足首の骨折で全治3ヶ月…。痛がり方がひどかったので心配してましたが…最悪の結果です。


明日の朝は2006年W杯南米予選の大一番、ブラジウvsアルヘンティナの試合がございます。リアルタイムで見るのは無理だけど楽しみ…ですがこちらも、ロナウジーニョがケガだとか、アイマールもケガしたらしいとか、不穏なニュースが…。今回はアルゼンチンのほうがややメンバー揃えに苦労している(ボランチ不足)ので、ブラジウ有利と予想。個人的にはどちらかと言うとアルヘン贔屓なので、点の入ったドローを希望しますけど。


お、バレンシア、ラニエリで決まりかな?

ウクライナ・リーグ研究

2004-06-02 00:39:06 | 研究
午後、研究法の学生さんが研究室に来ました。
本年度前期の研究法の学生数は全部で3人。次回までの課題が、ひとりひとり各自が興味を持ったテーマの実験計画を立ててくること。
でも私が担当する学生さんは、今のままではどこに焦点を絞ったらいいかわからないから明日もう一回話し合おうか、ということになりました。なので、今日改めてミーティング。

だがしかし。

この学生さんの希望テーマ(というかどの学生にしても)、私には専門外なんですよ…

私の専門は、我々の研究室が属する研究分野の中でもさらにマイナーです(なにしろ国内で同業者は、片手におさまるかもってところですから)。
例えて言うなら大きなくくりの学問分野が「サッカー」、この研究室が属する研究分野が「ヨーロッパ・サッカー」、メインとしている専門分野が「リーガ・エスパニョーラ」だとすると、私の専門は「ウクライナ・リーグ」とかそんな感じです。普段ウクライナ・リーグしか見ていない人間が、バレンシアの守備について考察しなければいけない、みたいな感じで。(わかりづらいな…)

もちろん専門外だから、なんてことは言い訳にもならず、普段他の院生やKKC先生の研究なんかを理解して、その背景知識の獲得につとめておく必要があるわけです。

でもねえ…至らないのですよ。今日も結局学生さんの疑問に答えたり、「院生さんらしく」論理的な思考を導いてあげる、というよりは一緒に悩み考えこむハメになり、しかもYG先輩にまぬけな質問をして失笑を買い……

いくつか案を出して計画の方向性を示してあげることはできましたが…ほんと頼りなくてごめんね、YSK君。

そしてへこんだまま一日が終わる。