ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

2 酒豪ソムリエ 121ページ目  

2009-08-21 00:00:16 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
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和音     私は、フルボトルのグラスを選びます。

社長     和さん、それで大丈夫ですか?

和音     ええ、それでお願いします。


3本目のワインが、和音と中黒のグラスに注がれた。そして和音は大きなワイン

グラスを手に取り、一口含んだ。


和音     オー!オー!なんておいしいワインだ!

       ゆっくり味わいながら飲ませて頂きます。

       フルボトル3本分となるとさすがに体に堪えますね?

社長     さすが和さんだ!

       少し時間がかかったが飲みきりましたね。

       次は中黒さんが、ワイン名とヴィンテージを当てる晩です。

中黒     ワイン名は判りました。

       サッシカイアのライバル、ルピカイアですね。
  
       しかしヴィンテージが判らない・・・・。


中黒は、和音の先ほどの言葉にヴィンテージのヒントがあるのではと思った。

00年又は01年?それともそれはトリック? 中黒は酔いが醒めてきて、味覚

の鋭さが消えた。

中黒     ヴィンテージは2000年です。

社長     ヴィンテージは正解ですが、ワイン名は不正解です。

中黒     ええ?

社長     和さんは、ワイン名判りますか?
       






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