ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

2 令嬢の子犬 88ページ目

2009-07-29 00:41:39 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
【88ページ】


社長    もし、テイスティング対決のワインをロマネ・サン・ヴィヴァンと

      ラ・ロマネに限定して、早くワイン名を当てた方が勝ちとすれば、

      ロマネの合図で真里菜が勝てるのでは?

令嬢    でも2本だけだと、私が事前にワイン名を知っていたと思われない?

社長    そうか、何か一工夫必要だね?

令嬢    私も考えるわ!

      早くワイン名を当てた方が勝ちというルールは絶対必要と思う。

社長    これはどうだ!

      二人が立つ位置とテイスティングのテーブルの間隔を10mあける。

令嬢    ロマネは離れていても、ワインを見分けることができる。

      だから、和さんがワイングラスを手に取る前に、私は答えることがで

      きる。

社長    いいアイデアだろう?

令嬢    やはり2本だけだと、お父様の仲間は、私が勝っても、ワイン名を

      知っていたと言うでしょう。

社長    ワインの本数を増やすか?

令嬢    いいと思う。

      ワインを6本用意して、先に3本正解した方が勝ちとすれば?

社長    自信があるのか?

      用意するワインは? 


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