ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

あべのハルカズBAR 163ページ目  熊野の地酒を購入

2014-10-27 07:30:56 | あべのハルカズBAR1 四話 完
【163ページ】



 晴数は、尾鷲市内を車を走らせて、酒屋を見つけ、店内に入る。

酒屋の棚に並べれた酒の中から、熊野の酒を探す。

晴数の目についた酒は、熊野紀行、熊野古道、熊野三山、熊野川、那智の滝、

潮岬等であった。

それらの中から、熊野紀行と熊野三山を選び出し、レジに持って行き、購入した。


尾崎酒造 純米酒 熊野紀行720ml
クリエーター情報なし
尾崎酒造




尾崎酒造 吟醸 熊野三山720ml
クリエーター情報なし
尾崎酒造




 晴数は、夜に、八鬼山に登る前の腹ごしらえを考えた。

タブレットで、尾鷲のグルメを検索し、海鮮のおいしそうな店とメニューを探す。

彼の検索する手が止まったページは、元祖磯飯の店であった。

さざえ、あわび、ほたて、あさりが入った磯飯を食べてみたくなり、そこに決めた。


 そして、夜食を何にするか考えて、今度は尾鷲の名物で検索を続けると、

こけら寿司、さんま寿司が尾鷲の名物だと判った。

晴数は、こけら寿司3本(10人前)とさんま寿司1本(一人前)を八鬼山に持って

行くことに決めた。


「八鬼山へのハイキングに同行者がいた方が楽しいだろう」


 晴数は、呟きながら、尾鷲の花で検索する。

ツバキが尾鷲の花の一つのようだ。


「ハイキングの途中で、もう歩けないと言われたら困るので、ドレスを着たような

西洋ツバキはダメだな。花屋で買うのはヤマツバキにしよう」と決める。


 晴数は、夕食を終え、尾鷲の名物を購入し、ヤマツバキも買い、軽四トラック

を市内のパーキングに停めた後、八鬼山へのハイキングコースまでタクシーに乗った。