ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

4 猛獣使いのプリンス 116ページ目 

2010-07-18 06:49:03 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
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白浜   社長のテイスティング対決に私が関係が?

社長   話を続ける前に、もう一本ワインを開けましょう。

     このワインは、白浜さんに喜んでもらえると思うよ!

白浜   どんなワインですか?

社長   猛獣使いのプリンスにふさわしいライオンのワインです。

白浜   ライオンのワイン?

社長   ええ。

     ライオンが描かれたラベルのワインです。

白浜   判りました!

     ライオンが座った門がラベルのワインですね?

社長   そうです。

     ボルドーのメドック地区サンジュリアンのシャトー・レオヴィル・ラス・カーズ

     です。

白浜   メドック地区格付2級のワインですね?

     時には、1級の五大シャトーに並ぶすばらしいワインができ、スーパーセカンド
  
     ワインと呼ばれている!

社長   メドック地区ポイヤックのシャトー・ラトゥールと畑が隣接しているのですよ。

白浜   飲むのが楽しみです!


社長は、シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ を注文した。  


社長   和音さんに勝つには、神がかり的な能力を封じ込めないといけないのです。