YBR125 おっさんリターンライダー

60歳代。YAMAHA YBR125とPENTAX K系デジカメと鉄道オタク。 気の向くままに書いてます。

京福電気鉄道(嵐電)一日全駅コンプリート。

2018-11-21 16:22:24 | 日記

見出し画像はタイトルと何の脈絡もない、京都のシンボル・東寺の五重塔。 地上高54.8mで、木造塔では高さ日本一。

今日は21日なので、寺で縁日の立つ、いわゆる「弘法さん」の日。 弘法大師(空海)の寂日3月21日にちなむが、

今は月イチの一大イベント。 骨董・雑貨・古着・ガラクタ・たこ焼き等の屋台が密集、何でも有りのカオスイベントである。 外国人観光客も多い。

おっさんは幼稚園児の時まで近くに住んでいたので、よく両親に連れて行ってもらったことを記憶している。

    

 

本題に入る。 京福電気鉄道(通称・嵐電 らんでん)嵐山本線の起点・四条大宮駅。 京都市中心部にほど近い。

以下、順番通りにYBR号で駅を巡る。  以前の記事でも登場した、西院駅。

京福は地上駅、阪急は地下駅の共通改札口。 阪急の駅は「さいいん」、京福の駅は「さい」と読む。 下画像を参照。

嵐山方ホーム。  四条大宮方ホーム。  四条通りを挟んでホームが南北に離れている。

千鳥式対向ホームと言って、市街地で多いプラットホームの形式。 

モボ21形。 集電装置がパンタグラフではなく、ビューゲル装備のレトロ電車。 ダブルルーフは盆栽かと思われる。

    

西院駅北側の車庫。

左手が嵐山本線。 

西大路三条駅嵐山方。  四条大宮方。  交差点の西方の安全地帯にある。 

嵐山方はここから併用軌道(いわゆる路面電車)となる。

    

三条通りの山ノ内駅。 駅とは言えず、単なる安全地帯である。 

    

安全地帯の幅は、わずか60cmほど。 

安全地帯前後に信号があり、電車が到着すると赤になって乗客を誘導するようだ。

葛野大路三条交差点で一旦専用軌道へ。 

すぐにまた併用軌道に入る。 

嵐電天神川駅。 京都市地下鉄東西線延伸の際、連絡するべく新設された駅である。

 

 天神川駅の北側の奇妙な交差点表示。

京都市内は縦横の座標の如く、東西の四条通と南北の大宮通の交差点を四条大宮と言う

しかるにこの「三条御池」、三条通と御池通は東西を並行しているが、ここで合流して、三条通に収束されたようだ。

もう一つレアな物件。 路面電車専用信号の黄色の矢印。

自動車教習所で習った以来、お眼にかかれない貴重な信号機。 黄色の矢印が何を指示してるか判らない御仁が多いと推察する。

すぐに蚕ノ社駅。 駅間わずか200m。 

かいこのやしろ」 難読駅。 関西人以外にとっては、京福電鉄は難読駅名のオンパレードである。

ここからは専用軌道になる。  

太秦広隆寺駅。 

うずまさこうりゅうじ」。 撮影所や映画村でメジャーになったので、難読駅ではなくなったかな?  門前の交差点付近だけ併用軌道。

住宅街の中を縫うように進む。 手前の雑草にフォーカスがきてしまったw

帷子ノ辻駅。 「かたびらのつじ」。 北野線がここから分岐する。 

 

有栖川駅。 「ありすがわ」。 

車折神社駅。 「くるまざきじんじ」。 

神社の北側に駅がある。 

鹿王院駅。 「ろくおういん」。

 

 

嵐電嵯峨駅。 「らんでんさが」。 

終点の嵐山駅。 

 

嵐山本線・北野線ともに10分間隔(朝夕のラッシュ時は5分間隔)で運転しており、列車の往来は頻繁である。

分岐駅の帷子の辻駅まで戻り、北野線を北上する。 撮影所前駅。  

北野線は常盤-鳴滝間のみ複線、残り全線が単線である。 撮影所前駅・宇多野駅・妙心寺駅は棒線駅で、列車交換が出来ない。

棒線駅でも、両側にホームがある。 ワンマン運転なので、運賃箱のある左側のドアを扱うため。

JR山陰本線太秦駅前を通過。 

常盤駅。 「ときわ」。 

丸太町通と交差する。 

鳴滝駅。 「なるたき」。 住宅地の中にあり、案内標識もない。 少々迷った。  

宇多野駅。 丘陵地の中にあり、頭上をR162が通っている。 駅は掘割の中。 千鳥式対向ホーム。

 

御室仁和寺駅。 「おむろにんなじ」。 

 

観光シーズンだけ駅員配置。 

妙心寺駅。 「みょうしんじ」。 

 

ここも千鳥式対向ホーム。

龍安寺駅。 「りょうあんじ」。 

 

ここも次の駅まで200mしかない。 

等持院駅。 「とうじいん」。 

先ほどの龍安寺駅が見えている。 

北野線の終点、北野白梅町駅。 「きたのはくばいちょう」。 今出川通と西大路通の交点にある。

駅舎側面は窓ガラスが抜け落ちているが、もう何十年も放置状態である。 修理する気は無いらしい。

 

駅事務室の制御盤。 

全22駅をYBR号で約3時間かけて走り回って撮影してきた。 営業キロは嵐山本線が7.2km・北野線が3.8kmで計11.0km。

 

嵐電の運賃は均一料金で大人220円、小人110円。 端から端まで乗っても、200m先の一駅だけ乗っても同じ運賃。

定期券は1ヶ月7500円・通学定期券は4000円で全線乗り放題。 一日乗車券は大人500円・小人250円で乗り放題。

毎年、お盆の時期限定で「妖怪電車」が運行されてる。 列車に妖怪に扮した駅員が乗り込み、乗客の子供を恐がらせている。

この時期、人間さまは運賃220円だが、妖怪のコスチュームをして駅員に認定されれば、妖怪料金50円で乗車できる。

 

嵐電や難読駅に興味を持たれた方はネットで検索してくだされ。

 

コメント
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