近隣のソメイヨシノは既に葉桜。
昨4月3日、3月9日・23日の記事に書いた大腸ポリープの摘出手術を受けた。 時系列で書いていく。
前日夜に緩下剤を服用する。
08:30 入院手続きを済ませる。 病院内にコンビニがある。
落ち着いた雰囲気の病棟。
病室は4人の相部屋。 看護師との会話を聞いてると、他の3人は全員糖尿病らしい。
09:30 腸管洗浄剤を飲み始める。 下剤とは言わず、配合内用剤と称する。
薬剤2Lと水1Lを交互に約2時間かけて飲む。 3月に飲んだものとは違い、急な便意は催さないが、
その分、いつ催すのか判らないので油断がならない。 幸い、病室の両隣がトイレなので助かるww
15:00 手術開始。 今回は麻酔はおろか、鎮痙剤も無し。 内視鏡が腸管内を進んでいくのが感覚的にわかるw 鈍痛程度。
当然ながら、ドクターは内視鏡のモニターを見ながらの施術。 途中でドクターが「見ますか?」と、モニターを
おっさんから見える位置にしてくれた。 施術の実況中継であるwwww
スネアをポリープにかけて高周波電流で焼き切り、その後白いクリップで血管を挟んで止血してるのが観察できた。
約50分で術式終了。 前の記事でポリープ残り6個と書いたが、新たに3個が見つかり、今回すべて摘出できたので、ポリープ総数は12個だった。
摘出したポリープを見せてもらったが、一番大きいものは赤いキノコ状で可愛かったww
止血したクリップはそのうち脱落して、排泄されるらしい。
16:00 過ぎから点滴開始。 輸液は生食とブドウ糖のみで、薬剤は入っていない。 翌日昼まで絶食。
夜中に何度も目が覚める。 ウトウトして06:00に看護師さんに採血で起床する。 点滴は11:00 までかかってようやく終了。
昼食は五分粥とクタクタに煮た魚・芋・野菜等。 粥どころか柔らかいご飯さえ嫌いなおっさんは眼をつむってかきこむ。
病院食など、薄味で不味いのは定番だが。
13:30 退院。 駅までの送迎バスを待つ間、病院正門前のすぐ隣で見つけたモノ。
ごく控えめな? 葬儀社があったぞ。 ご丁寧にフリーダイヤルの下4ケタが4444。
今思い出したが、入院してた病院にはちゃんと4階があった。 おっさんの病室も428号室だった。
でも考えてみると、病院は多くの人の命を救うところではあるが、最期を迎える場所でもある。
追記: 2週間後に摘出したポリープの細胞診検査結果を聞きにいった。
ポリープは全て良性腺腫であった。
最大のポリープは直径25mmと最初のクリニックで言われたが、なぜか17mmとなっていた。
このポリープがギリギリセーフとドクターに言われたが、要するにがん一歩手前ということになる。
1年後に再度大腸内視鏡検査、異常なければ以降3年毎に内視鏡検査を実施するように言われた。