紅葉の季節になってきた。 今日は滋賀・高島市の旧朽木村を徘徊。 昔の鯖街道の宿場町でもある。
スズキのロータリーエンジン車 RE-5発見。 以前に琵琶湖大橋の道の駅でも見たが、別個体である。
1974-1976年製造、車齢40年以上。 シングルローター497cc 62PS。 レシプロエンジン換算は1.5倍で約750cc。
クランクケースにはロータ-形状のルーローの三角形をモチーフとしたロゴ。 良く手入れされているようで、ピカピカの車体。
巨大なラジエータと強制電動冷却ファン、オイルクーラー。 ロータリーエンジンの発熱対策である。
発熱量が多大ということは熱効率が低下するので、実用燃費は推して知るべしであるが、10km/Lと少しだとか。
燃料タンク容量は17Lなので、航続距離は200km余り。
R367から外れ、付近を徘徊。 以前記事にした物件もあり、重複するのはお許しを。
風情ある建物が多い。
ショーウィンドーにあった薬箱。
所謂富山方式の置き薬。 家庭に置いてもらい、後日使った分だけ代金を払う。 右の箱の「熊瀬」薬房は、当地の熊瀬家のブランド?
左の箱の上側には見づらいが、富山縣滑川何とか以下不明。 富山の薬売りがここまで来てたのであろうか。 かぜペニン・回腹散の薬品名が秀逸。
朽木陣屋跡。 以前の記事に書いたので、省略。
朽木渓谷へ。
この区間は昨年の台風被害で道路崩壊、通行止め。
R367-R303で福井県・熊川宿の道の駅まで。 ここもバイク集結。
宿場町沿いの道いつもは走れるが、観光シーズンなのか今日は車両規制で通行不可。
引き返し、R303水越TN手前、旧水越峠にてショートカット。 R367からK23へ。
K23は麻生川沿いに北上するが行き止まり。
すすきの林を見つつ、
K781へ。 こちらは北川沿いを遡上する。 きれいな紅葉を見つけた。 (見出し画像地点)
紅葉はやはり逆光・半逆光で撮影するのが吉である。
途中にある神社。 鳥居は立派だが、本殿?は昔の住宅風。 変な神社。
公孫樹の絨毯が敷き詰められていた。
能家地区へ、杉林の中を走る。
能家分校前バス停。 かつて朽木西小学校の分校があったが、面影はない。
路線はR367朽木中心部から麻生方面と能家方面、R367村井から梅ノ木-平良-針畑方面の3系統。
K781の能家から針畑間はバスは連絡してない。 峠を越えて針畑川沿いを行く。
麻生川・北川・針畑川は、いずれも安曇川の支流。
フリー乗降区間の記述があるが、この区間内では手を上げたら何処でもバスが停まってくれるそうだ。
朽木市立朽木西小学校。 昨年度の児童数は3名だったが。 学校の存続を望むばかり。
校庭の紅葉樹。 ハート形w
柿の木には青空がよく似合う。
見ると、昨年9月に訪れた時にあった校舎が解体されて跡形も無くなっていた。
昨年の画像はこちら。
画像の左下の石碑はそのままだが、、その右手に新たに設置されたモニュメントが何とも寂しい。
峠の下りは急勾配ヘアピンカーブの連続。
台風による倒木。
左手から南下してきたR477は、ほぼ180度転回して右手へ、百井峠を経てR367に向かう。
今日はF38を南下、鞍馬に出る。 叡山電鉄鞍馬線。 台風21号で貴船口-鞍馬間が不通になっていたが、10月末に運転再開。
単線なので、二ノ瀬駅で列車交換。
市原-二ノ瀬間は「紅葉のトンネル」と称し、紅葉シーズンは夜間ライトアップされて徐行運転をするとか。
以下の画像はwikipediaから引用。
鞍馬の山中に分け入る鉄道で、最急勾配は50‰である。
「全国登山鉄道‰(パーミル)会」という鉄道会社の親睦団体があるそうで、叡山電鉄のほか、
南海電気鉄道・神戸電鉄・富士急行・大井川鐵道・箱根登山鉄道が加盟している由。
本日の走行約200km。 秋晴れの一日で、爽快な走行であった。