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昔の知恵は現代でも役に立つ『江戸作法から学ぶ系的暮らしの知恵』

2022-04-28 07:50:41 | 歴史から学ぶ
昔からの言い伝えは現代でも参考(暮らしの知恵)になるものも多い。それに生活そのものが粋だ。自然をそのまま受け入れ感性のまま楽しむなど。「山椒の葉を叩いて香りを楽しむ」「雨の降り始めに魚はよく釣れる」「弱った油に塩」「旬なもの時期」など
『江戸作法から学ぶ快適暮らしの知恵』村石利夫
人情味のある豊かな生活を創造した江戸の知恵と作法を今に生かす。
盛り塩」の由来
    中国皇帝の女宮へは牛が車を引っ張り、その牛が塩を求めて止まった事
「柳行李」やなぎごうり 呼び名理由
    旅などで利用する柳の皮で編んだ荷物入れ
「卓袱台」ちゃぶだい 呼び名理由
    脚を2つ折に持ちハケベル家庭用テーブル
「ぬか袋」の効用
    美白法・洗顔として用いた。由来は中国則天武后
二八そば」の由来
    蕎麦粉8割、小麦粉2割 (2x8=16 16文で販売されていた)
「月夜の蟹は食えね」の意味
    カニは月夜に卵を産むので味が少ないという(エビも同じ)
「夏はカツオに冬マグロ」旬の時期
    カツオだけは5月~7月(美味しい時期)
「5月の腐れ鯛」まずい時期    
    5月の鯛はまずい(産卵後になるから)
「山椒の葉は叩いてから」食べ方
    こうすると香りの成分が出る
「魚は肉から、鳥は皮から」焼き方
    魚は身から焼けば崩れない
「弱った油には塩を入れよ」漁師の知恵
    油が黒っぽくなった時塩を入れると勢いが増す (金魚も同じ)
    (コーヒーに塩を振るのも美味しくなる)
「大きな大根辛くなし」
    辛い時には少量の酢を入れる
「桃栗3年柿8年」
    更に梨の馬鹿野郎16年と続く (みかん6年、橘7年、柚子8年、梅13年)
「スイカの大量出荷の年は台風が多い」
    夏が雨が少なかったことが理由
「池の鯉が跳ねると雨」
    雨の降り始めは魚がよく釣れる
「蟻が卵を運ぶと大雨」
    蟻の予知能力
「爪につめなく、瓜につめあり」
    つめとうり(瓜には棘がある)
「冬至には南瓜を食え」
    土手南瓜ほど味がいい(中気にならないという昔の風習)
    (初物を食うと長生きする)
「暑気あたりに椎茸」
    咳止め、風邪にもより(昔は熱中症にも良いと言われた)
「酒は百楽の長」
    病気は酒で治した(酒は百毒の長・酒はキチガイ水)
「産屋の風邪は一生続く」
    子供の病気は親の責任(幼児期に風邪を聞かせないように)
「火傷にはアロエ」(医者要らずの異名)
    アロエ効果は殺菌力が強い、火傷、切り傷、水虫に効く



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