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投資は情報力と忍耐力、勉強は歴史・哲学、数学『危機の時代』

2024-03-24 12:52:34 | 起業家への知恵
投資は情報力と忍耐力、と言う。経営学以上に歴史、哲学、数学を推奨し、決して米国の有名大学を勧められない(授業料高騰=教授のテニュア「終身在職権」古い考え方の存在・過剰なMBA)だという。注目する国はロシア、中国(人口・天然資源・軍事力)であり、日本は今後さらに低迷化する(MMTによる借金とばら撒き)だが、移民を受け入れれば変化もあるが、人口が減少する国、歴史的に移民拒否・外国人撤退国は廃れるは、と言う今の日本の政治はまさに米国がやっていた政策MMT(Modern Monetary Theopry:国債発行で借金増・ばら撒き政策)であり、それは長続きしないで崩壊すると予測しており、プラントンの言う歴史の繰り返しで、今は民主政治のカオス状態で独裁になりつつある状態、と言える。
『危機の時代』ジム・ロジャーズ
ロジャーズ氏本人が世界的な危機の正体と経済・マネーの行方を詳細に分析。リーマン・ショック、ブラックマンデー、世界恐慌など、過去の経済危機では、何が起きたのか、今起きている危機はどうなるのか、世界はどう変わり、どのように投資すればいいのか、個人や企業はどう行動すればいいのか。
ー政治家は戦争をすることで国民の注意をそらすことができる(選挙への関心事)
    外国人、外国を非難する材料にできる「戦争の最初の犠牲者は真実だ」
ー経済危機で大儲けした人
    「逆張り」他人と同じことをすると他人と同じ結果しか得られない
    悲観的な時が買うタイミングだと鉄則とする
    資金をプットオプション(将来にある価格で売却する権利)に注ぎ込む「忍耐」
ー危機を予測できた理由
    誰もが熱狂的になり、絶好調だと永遠に思う時が崩壊の目標(ブラックマンデー)
    世界の銀行の一つでも不祥事がトリガーとなる
    日本の危機(出生率の低下、莫大な借金、企業の借金増大など)が迫っている
    常識は約10~15年で劇的に変わる(危機に対応するには自分で考え投資する)
    危機の際に持っておくべき資産は米ドル(通貨価値の変動でドルは高くなる)
    災害の時にこそ投資する機会(好況時とは異なるもの)
ー金持ちになるために大事なこと
    バランスシートを読む(損益計算書よりも重要:借金額をチェック)
    個別銘柄よりも株式インデックスが有利
    「考えのない学びは、無駄である。学ばずに考えてばかりいては危険である」
    政府の「このような問題がある」に注目する(投資するチャンス)    
ーお金持ちが不幸になる理由
    愚かな行動に出る時(持っている以上のものを欲しがらない)
    一つの情報源に頼るべきではない(歴史からなど他国関係も知ること)
子供にもお金の使い方を教える
    人生のおいて失敗することも重要(忍耐を知ること)
    幼い時から「稼ぐ」を体感させ、競争させる機会を与える
    経営学より歴史や哲学、数学の方が人生に役たつ
ー世界はどこへ行くのか
    世界の重心は東へ、ロシア、中国(人口も多く、天然資源も豊富、軍事力の強大)
    日本の可能性:借金に歯止めをして移民を受け入れること(特に農業への投資)
    オリンピックで救われた過去はない(政治家と一部の企業への恩恵のみで借金増大)
    米国の大学(授業料の高騰化・教授のテニュア「終身在職権」オンライン化へ進む
    MBAは役に立たない(世界で数十万人が取得だが金融機関にはチャンスが少ない)
    MMT(Modern Monetary Theory)国債発行して赤字を作り金をばら撒く施策の崩壊
    米国は頻繁に戦争(過去50年間)を起こし経済的危機を乗り越えている
    シンガポールは国が望むことではなく、国にとって良いことを選択してきた
    中国のデジタル社会・通貨等は国民の生活一才を可視化させる政府の思惑
ー歴史的背景    
    プラントン「国家体制は独裁から、寡頭政治、民主政治、カオス状態から独裁に戻る」
    1884年アフリカ諸国の分割を決定したのは英国、フランス、ドイツ、ベルギー
    1916年オスマン帝国・中東の分割を決定したのは英国、フランス、ロシア
    外国人に門戸を開かない国は衰える(ローマ帝国・エチオピア)
    インドは5ヘクタール以上の土地所有を認めない(他国との競争力弱体)



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