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「人生に後悔はしたくない」の生き方とは『スタンディングアップ・フォーリングダウン』⭐️5

2020-04-12 07:57:06 | 映画から見える世の中の動き
「人生に後悔はしたくない」といつも悔いていた老医師が、何とか報われようと努力するが虚しいまま交通事故で亡くなる。老医師は、二度結婚するが二度とも死別、人生に後悔はしたくないと力強く生きようとするが、遂に悔いを残したまま心臓発作で亡くなってしまうと言う「虚しく侘しい」映画だ。 「後悔」は誰もが体験する、が最愛の人を二度も亡くすという肉体的、精神的なダメージは計り知れない。同じような環境にいる人と知り合い、世代を超え打ち解けた相談ができたことが大きな力になったのではないだろうか。孤独で悩みつつそれに打ち勝ち、生き抜いていこうとする意欲は素晴らしい。辛いことがあっても悔やまず、今を大切に力強く、生き抜く勇気をもらった映画だ。

『スタンディングアップ・フォーリングダウン』⭐️5
コメディアンの夢を追いかけ突如消えたスコット・ロリンズ(ベンシュ・ワルツ)は、失望し、故郷に帰る。あれから4年間、34歳になり生活資金もない姿に成り果て故郷の家に戻ることにした。スコットは、次に何をすべきかを考えながら、同級生や友だちと再会、その中で既に結婚し写真家として成功した元恋人ベッキー・ブルックス(エロイーズマン・フォード)に昔の想いを取り戻そうと追いかける。ある夜、スコットはバーで風変わりな皮膚科医であるマーティ(ビリー・クリスタル)と出会いで友情を築いていく。マーティーは二度再婚、最初の妻は精神異常で薬を服用し自殺、二人目は胃癌で死に別れていた。最初の妻とは二人の子供を授かり、息子には孫があったがマーティーはその息子から距離を置かれ孫とも会えない状態が続いていた。息子はマーティーの生前の母への仕打ちを恨んでいた。そんな中、マーティーとスコットはどちらもお互いの人生の失敗に立ち向かう勇気を見つけ助け合うようになる。ある日、「人生に後悔はしたくない」といつも言っていた唯一の友人マーティーが心臓麻痺で交通事故を起こして亡くなってしまう。


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