ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

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「出過ぎ」の新たな社会システム

2017-05-03 09:49:10 | 経営・リーダーシップに必要な事

@「出る杭は打たれる」日本の典型的な社会システムになっている。 訪米では出る釘をどんどん伸ばし、起業させ経済発展に貢献させ、国益を興している。 日本の「均一」社会は「皆同じ、黄色の信号でもみんなで渡れば怖くない」式の教育と社会で、全体値は良いがずば抜けた優秀な人材を抜擢し、研究させ、将来の基幹に組み込み、国益を興すようなことにはなっていない。

よって今の教育の学生は何事にも「対処ー言い訳」はうまいが、創造的で応用ができない思考になっているのではないか。 大勢の流れにうまく乗るコツ、改善・改良への対処の仕方などなどは群を抜いてうまいがそれ以上は無い。

国益を伸ばすには、もっと人材を生かす教育が必要であり、VCにももっと独特の活力と投資行動をしてもらいたい。日本の研究等はどうみてもアカデミック的でビジネス直結のシステムがまだまだ足らないのではないかとも思う。 実はできる人材は海外に流出しており、将来日本での貢献は見込めないと言った方が正確かもしれない。

アジア諸国の動きは非常に活発でそれに群がる投資家、資本家、事業家が「起業」を全面的にバックアップし、地方を、国を盛り上げてきているケースが多い。(過去の素晴らしい日本にうぬぼれしすぎで、日本の技術・ものつくりはすでに衰え始めているところが多い。それはアジア諸国が似た物、技術をすでに持ち始め、更に独創性を持ったものを作り始めている)

  • 『人生』  伊達政宗「思いやりがありすぎると、決断力が弱まり、正しさを言いすぎると堅物になる。 礼儀を大事にしすぎると、おべっかになり、知恵がありすぎると、嘘つきになる。人を信じすぎると、時に損をする。 気を長くもって心穏やかにし、常に倹約を第一としてお金を蓄えよ。倹約の仕方は不自由を耐え忍ぶことになる。この世に客としてきたのだと思えば、苦しみもない。 朝夕の食事などもうまくなくとも褒めて食べてやることだ。 もともと客人に身なのだから好き嫌いは言えないはずだ。そのようにして、今日1日、1日と思って過ごし、最後がきたら子孫兄弟あるものによくよく挨拶して、娑婆のお暇をすることだ」

明治への変革(明治裏面史)

2017-05-03 09:18:27 | 歴史から学ぶ

@幕末から明治へ。 世の中が一気に様変わりするそんな世界に今いたとしたらどうしただろうか。 明治政府の政策は主に武士への改革とも思える。 至る所で士族の不平不満が事件を起こし鎮撫する為多くの優秀な、気合の入った若者が犠牲となり、新たな時代を築いてきた。 特に「征韓論」以降からの新政府は多くの功労者を無残にも「暗殺」「斬首」しており、地方においてもその勇姿ある人物があえなく亡くなっている。 特に江藤新平元参議(司法卿)が自分で作った法律で裁かれ(実際にはあまり審議もなく恨みで斬首)、前原一誠元兵部大輔(陸軍大臣)も同じような最後をとげた。

よくよくみるといずれも『仲間割れ』から恨みを買い仲間に殺されたと言っても過言ではない。上に立つ者の「権限」がいかようにでも可能にした政府を作った。 個性の強いその時代の生き様は「命がけで日本の将来を想い、改革に掛けてきた人々」は凄いの一言。安政の大獄から士族不満事件、西南の役まで多くの「燃える魂」が絶たれたのは誠に無念だが、だからこそ今があることに感謝したい。

また、庶民も相当な混乱時期にあり渡辺源右衛門の家族もろとも世を恨み果てたことは酷い時代であったと思う。

  • 明治の政策(武士の特権を奪われた不満)
  •             丁髷を切り散切り頭にすること   
  •             廃刀令
  •             土地の没収、国有化
  •             学問の自由(士族と農民の差別化廃止)
  •             洋風の洋服
  •             将校の刀からサーベルなどなど
    • 『江藤新平の挙兵』
    •             佐賀藩内の征韓論派と憂国党の反目で江藤は不平士族への不満を鎮撫させるべく赴いたが、政府からの刺客で江藤が狙われ仕組まれた罠であった。それは大久保が仕掛けたとも言われ次第に謀反者へとなる。 江藤は最後に拿捕され政府、大久保から極刑にされた。
    • 『長州萩の内乱』
    •             毛利家臣の子孫、前原一誠は、大村益次郎の暗殺後兵部大輔(陸軍大臣)に就任、井上に騙され地方の不平士族を鎮撫させるため辞職、内乱に抱き込まれ首謀者となる。拿捕され死刑となるが父親が自刀し、前原兄弟、仲間も斬首された。中には玉木文之進(吉田松陰の父系)も切腹、乃木大将の実の弟、また、前原と刎頚のまじわりをもっていた渡辺源右衛門も家族もろとも「このような世の中に長く残して、苦しませるのも可哀想でございますから連れて参ることにしました」と妻と、12歳の長男、6歳の長女を刺し殺して家に火を放ち自刀した。

人の欲望

2017-05-03 08:51:45 | 人生を「生かす」には

@人の欲。求め過ぎると周りが見えなくなり自己満足的な世界に陥る。 人間の欲望は限りなく、どんどん増えるのがこの世である。また求め過ぎることで周りが遠ざかり、気がつくと孤立した自分が見える。 「自分ファースト」とはそんな世界なのか、人の世は人によって幸せが作られる。 欲張りすぎる今の世を考えたい。

「捨てること」ことで、周りも見え、自分も見える。 さらに人からの視線も違って見える。 

花にはその力がある。 花の素晴らしさ、魅力とは

  • 『禅の世界で梅が尊重される理由』
  •             寒中に咲くこと
  •             芳ばしい香りがあること 
  •             実を結ぶこと
  • 『花が教えてくれること』
  •             花は無心にしてくれる (何か忘れているものを感じさせてくれる)
  •             自然の力を見せつける(辛い時も、厳しい時も「美」わすれない生き方)
  •             花は咲いている時も、咲いていない時も「花」として、精一懸命生きている