美和山吹の川柳ブログ***「川柳歳時記」「川柳画」など。***

このブログを始めてから、11年がたちました。
「川柳歳事記」は、良い川柳を読む機会のない人のため載せています。

「誹風柳多留」

2024-04-22 07:30:59 | 解説
どこへどこへとおして出る松洞寺
松洞寺は古川柳では毎度おなじみの、浅草竜泉寺町の正燈寺である。紅葉の名所でもある。吉原にも近い。いつものメンバーが遊びに出かけようという相談である。どこへどこへと勢いづくのは、正燈寺から吉原へ繰りこもうというコースだからである。「押す」には、軍勢をおし進めるという意味もあるから、大一座で繰り込もうとする勢いも言いたかったのではなかろうか。

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