賀寿年齢備忘録
長寿を祝う言葉なんて知らないでいた
年配者の仲間のうちのコトバくらいに思っていた
古めかしく覚える気にもならなかったのに 親しみがわいてきた
老いてきた今ごろ 煩悩な凡脳が覚えたがっている
還暦は満六十歳 六十年で生れ年の干支に還る
今どき 六十歳は人生節目の定年期
めでたいけれど 気分は青春回帰でも身は熟秋かな
古稀は数え年七十歳 古来稀なりと昔の詩文に
もう稀ではないか 節目を過ぎて悠々十年もの歳月
めでたいけれど 夢中で十年か 退屈だったかな
喜寿は数え七十七歳 喜の字の草書体が七十七
ラッキー・セブンが重なるのは生涯で一度のこと
めでたいけれど いいところいろいろあったか なかったかな
長寿を祝う言葉なんて知らないでいた
年配者の仲間のうちのコトバくらいに思っていた
古めかしく覚える気にもならなかったのに 親しみがわいてきた
老いてきた今ごろ 煩悩な凡脳が覚えたがっている
還暦は満六十歳 六十年で生れ年の干支に還る
今どき 六十歳は人生節目の定年期
めでたいけれど 気分は青春回帰でも身は熟秋かな
古稀は数え年七十歳 古来稀なりと昔の詩文に
もう稀ではないか 節目を過ぎて悠々十年もの歳月
めでたいけれど 夢中で十年か 退屈だったかな
喜寿は数え七十七歳 喜の字の草書体が七十七
ラッキー・セブンが重なるのは生涯で一度のこと
めでたいけれど いいところいろいろあったか なかったかな