本日から毎週1回、計6回行われる「脳たっしゃ講座」(水戸市保険センタ)を受けてきた。
初回の今日はプロジェクタを用いた認知症予防の講話、それを予防するための一つの有酸素運動についての話であった。
日本人の平均寿命は、男79.59歳・女86.44歳(H22)であるが、介護が必要となる原因は、脳血管症27%に次いで認知症が19%で2番目になっている。そこで、認知症の予防が本日のテーマであった。認知症とは、脳に起きた何らかの障害によって一度獲得された認知機能(記憶、見当識、判断など)が日常生活に支障が生じるほど低下した状態をいい、老齢化などによる単なる物忘れなどとは異なる。
認知機能は時間(年齢)とともに低下するが、それは生活習慣の改善で抑制することができる。そのコツは3つ:
①有酸素運動(ウォーキング:3回/週・30分/回以上など)
②頭を使うことの習慣化(読み書き・計算、日記をつける、趣味などをする)
③食生活(バランスの良い食事:魚・緑黄色野菜、生活習慣病の予防など)
要するに、できることを一つでも生活の中に取り入れ、継続すること、であると。