つれづれ日記

~認知症に備えて~
(H26/11/21geocitiesから"goo"に引越)
(写真はクリックすると大きくなる)

日本最古地層の現地見学

2012-12-02 22:56:00 | ジオサイト

 朝起きると快晴だった。8時自宅を出て、8:20那珂市高齢者福祉センター駐車場に到着。そこから、歩いて集合場所であるリサイクルセンターに集合時間8:45前に到着。
 9時過ぎに出発、9:46かみね公園下日立郷土博物館着。ここでトイレを借り、その後歩いてかみね公園を頂上に向けて上った。途中、「久原房之助翁・小平浪平翁頌徳」碑座、「根本甲子男翁顕彰」プレート取付石、頂上展望台下の花崗岩など6億年前の日本最古の石や、頂上展望台から海岸段丘の様子を遠望した。
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(写真左:久原・小平翁頌徳碑(粘板岩)を載せている花崗岩の台石が5億年前。写真右:根本翁の検証プレート取付石が5億年前の石)
 10:59かみね公園頂上駐車場で待っていたバスで出発。11:10大雄院橋そばJX日鉱日石金属(株)日立事業所前にバスを止め、南側斜面をよじ登りそにある5億年前の変成花崗岩と3億5千万年前の変成礫岩の不整合境界面を観察。さらに、前の県道を西に少し歩いてその左手の崖を形成している大理石質石灰岩を観察。その後元に戻って不整合境界面のあったところから東側にあるこれまた5億年前の変成花崗岩を用いた日立製作所「創業小屋の趾」碑を見た。
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(写真左:高い位置に5億年前の変成花崗岩、下位に3億5千万年前の変成礫岩の不整合境界面。写真右:5億年前花崗岩を用いた創業小屋趾の碑)
 11:57バスで出発県道日立山方線を北に進む。途中、バス車窓から宮田川にある大きさ7.5mx6mx3m、重さ約1000トンの「座禅石」を見て、12:05日鉱記念館駐車場に到着。バス車内で各自持参の昼食を済ませ、12:30から記念館内部見学をした。1905年日立鉱山として開業以来の会社および鉱山の歴史、鉱石資料などのほかに模擬坑道も見物できる(すべて無料)。坑道は、今年4月19日に見学した足尾銅山の実際の跡を見ていた。
12120205zazenishi 12120206nikkokinenkan写真左:宮田川にある座禅石。5億年前のポーフィリィで、文明年間の1470年頃、天道山大雄院開祖である南極寿星禅師が修行したと伝わる。写真右:日鉱記念館正面
 13:45日鉱記念館駐車場を出て、本山トンネルを抜けすぐの向陽台駐車場に13:50到着。すぐに御岩山頂上をめざし登攀。途中何度も留まりながら15:10山頂。この山体はカンブリア紀の御岩山流紋岩である。
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写真左:御岩山。常陸風土記にある賀毘礼の高峰はこの峰と思われている。現在はロッククライミングの練習場となっており、本日も5・6人のグループが練習をしていた
 15:42駐車場に帰着。15:46に出発、15:58玉簾の滝に到着。この滝は玉簾層の角閃石片麻岩で、この滝上流で採取の岩石から5億7百万年前の年代が計測されている。
 10分ほど見学したのちいよいよ帰路に着く。16:47、出発した那珂市リサイクルセンターに到着。挨拶を済ませ、朝自分の車を駐車した場所まで歩き、16:55到着。16:59駐車場を出発17:25自宅に無事到着。
 昼過ぎになり曇り、夜になって雨となった。

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多賀山地の日本最古地層

2012-12-01 22:12:41 | ジオサイト

 那珂第2回市民公開講座として、本日9:30~11:30の那珂市高齢者福祉センターで催された「多賀山地の日本最古地層」を受講をした。講師は茨大名誉教授・日立市郷土博物館特別専門員の田切美智雄氏。
 PowerPointで作成された資料(コピーは席上配布)をプロジェクタで投影しての講義で、立派な資料だった。
 日本最古の地層が日立にあって、それがどこに繋がっているか、どのように移動してきたかなど、5億万年前からの変遷が興味深かった。
   
 明日は、今日の講義に関係するカンブリア紀層やそれに関連した史跡の現地観察会がある。今シーズン一番の寒さとなる予報である。暖かい恰好をして行こう。

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茨城県北ジオパークから学ぶ(県民大学)10回目(最終回)

2012-07-28 20:20:00 | ジオサイト

 今日は最終回。茨城大学がオープンキャンパスで、車での乗り入れはできない。水戸生涯学習センターの駐車場に停め、約20分をかけ、かんかん照りの中を、歩いて会場に向かう。途中多くの高校生がぞろぞろ帰って来ているのに出会う。

12072901  本日は、これまでの講座の纏めで、北茨城ジオサイトから2名の方(茨城県北ジオパークインタープリタ)から、その活動の概要の説明があった。

 この講座を通じて、今後県北ジオパークの活性化についての議論がなされた。

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茨城県北ジオパークから学ぶ(県民大学)7回目

2012-07-14 19:29:05 | ジオサイト

 今日はフランス革命記念日(1789年)。未明の4時~5時にかけてかなりの降雨量があったようだった(53㎜ほど)が、起きた時には上がっていた。曇時々晴で、最高気温31.4℃だった。

12071401geo7  今日の題目は、「ジオパークと地域の文化を考える~五浦海岸を中心に~」で、講師は茨城大学教育学部教授・茨城大学五浦美術文化研究所副所長小泉晋弥氏。

 ジオ的にみると、五浦海岸は波食地形が広がっており、過去のメタン冷湧水の跡が路頭として広範囲に観察できる場所はきわめて珍しい。このメタン冷湧水起源の炭酸塩コンクリーションの中や周囲に当時の海底に済んでいた化学合成群集の化石が観察できる。2008年にはこの炭酸塩コンクリーションの中からムカシオオホオジロザメの化石が発見されている。

 岡倉天心がこの場所に移った理由、六角堂の意味あい、インドとの関わりなどなどの説明が資料と、写真によってなされた。非常に興味深かった。

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茨城県北ジオパークから学ぶ(県民大学)6回目

2012-07-07 19:06:58 | ジオサイト

 昨夜の雨も上がり、朝は曇空。気温も左程上がらず比較的凌ぎ易い(本日の最高気温は8:39で22.9℃だった)。今日は七夕なのに、空模様があやしい。年に一度の逢瀬も旨く行くのか心配だ。昼過ぎからはポツ雨も降りだした。

12070702  この県民大学講座は茨城大学との連携講座となっており、会場は常陽亀山記念館(茨城大学地域総合研究所)3階研修室である。現在、茨城大学水戸キャンパスではあちこちで工事が行われている。工事脇の道路には、そのための、通行制限標識が置いてある。それが、”サル”が一役買っているのである。猫の手ではなく、猿の手を借りているのだ。面白かったので、写真に撮った。

12070701 今日の講師は元常陽銀行で茨城大地域総合研究所客員研究員・永盛清氏。題目は「ジオを活用した地域振興②~茨城モデルを考える~」だった。パワーポイントにより作成の資料をプロジェクターでの説明だった。

 前半は前回までの説明の重複。本ジオパークは、日本に今ある多くのジオアークが自治体・地域が中心となって推進しているのに対し、大学が中心になって発足したもので、それ故に未だ自治体などからの積極的取り組みが少ない。インタープリター(ジオサイトを通訳して訪問者に伝える者)養成や、児童・生徒などへの展開はそれなりに進んでいるように見られるが、その他は低調。

 目的が、地域振興・活性化であるなら、もっと幅広く訴え地域や自治体の積極参加が不可欠だろう。単独のジオサイト如何に結びつけるか、地域の持つ観光・文化・歴史・物産・自然などの資源を有効に組み合わせたジオツアーの早期確立が望まれる。それらからの一つの成功体験を得ることにより、消極的な自治体・地域を引きこむことが重要である、と思った。

 夕方からは、ポツ雨が小雨に変わった。これから雨が明日明け方まで続き、6時からは曇りの予想。でも、雨はしとしと程度で、風もなく静かである。

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茨城県北ジオパークから学ぶ(県民大学)5回目

2012-06-30 21:53:22 | ジオサイト

1206301omotechou3  梅雨のシーズンというのに、今日も青空に陽射しが強い。6月19日に雨が降って以降、雨が降っていない。どういうことなのだろう。(写真は茨城大学へ行く途中、表町3丁目交差点で南から北方向を望む。水戸芸術館の塔が青い空をバックに光っている

 今日の講師は、茨城大学卒で天野先生の元で博士課程を修了した、兵庫県立大学松原典孝氏。題目は「ジオを活用した地域振興①~山陰の取り組み~」と題し、山陰海岸ジオパークで行っている色々な活動のパワーポイントによる紹介・説明だった。その資料の配布はなかったが、パンフ2冊が席上配布された。

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 盛沢山の内容だったなので、筆記する間もない。ただ、ふむふむと聞くだけだった。どれだけ頭に残っているのやら。この山陰海岸ジオパークは2008年12月に日本ジオパークに認定され(茨城県北ジオパークは2011年に日本ジオパークに認定)、2010年10月世界ジオパークに認定され(茨城県北ジオパークは未だ認定されていない)ている。地形・地質・風土などもバライティに富んでおり、活動内容も、その定着ぶりなどもすべて茨城県北ジオパークよりは先進であるように思った。

 帰路には、小生の普段着の御用達店、UNIQLOに立ち寄り、パンツとブリーフを買った。パンツの裾上げをして貰う間、近くのドトールコーヒーショップでアメリカンコーヒを2杯飲んだ(Sサイズ、2x@¥200=¥400)。35分ほど待って、帰宅。

    

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茨城県北ジオパークから学ぶ(県民大学)4回目

2012-06-23 22:51:03 | ジオサイト

12062314  今回の講座は、茨城大学連携で茨城大の水戸キャンパス内にある茨城大学地域総合研究所というそうな。建物には「常陽亀山記念館」の看板が掲げられている。前を通る学生に聞いても亀山の由来も、何故亀山なのかも分からない、という。

 今日は前回の残り部分と、「ジオをみつめる~地震の教訓より~」である。

 前回の続きは茨城県の新第三系(久慈山地の地質)から始まった。日本列島の骨格は1500万年前に日本海と拡大とグリーンタフと西黒沢海進により形成された。まず1500万年前日本海盆が開き、次に大和海盆が開いた。これらによって棚倉破砕帯ができた。茨城県の中生界(八溝山地の地質):これは中生代の付加体で、海底プレートの上に玄武岩その上に放散虫などの石英質の殻をもつプランクトンの遺骸の堆積物であるチャート、次に珪質泥岩、その上に泥岩砂岩が堆積したものが、プレートの沈み込みにより剥ぎ取られたものだ。次には、筑波山の造山作用。後期白亜紀(約7500万年前)のはんれい岩、筑波花崗岩は古第三紀初頭(約6000万年前)に貫入したものである。中生代(白亜紀後期)と新生代(第三紀)の堺は6500万年前であるが、この年代は記憶に留めるように、とのことだった。これは隕石の衝突による恐竜絶滅の時期であるからである。茨城県の古生界(阿武隈丘陵の地質):5億年前(カンブリア紀)の日本最古の岩石がある日立の話。そのころゴンドワナ大陸の東の縁に火山弧として日本は誕生した。

       

 次は、本日予定のテーマで、「ジオを見つめる~地震の教訓より~」である。パワーポイントによる講義。それは、資料としてコピーと、パンフレット「防災書」が配布された。先の東日本大震災の災害の津波、液状化、地滑りの原因の説明と、茨城県の被害状況、それにそれらを今後に生かすべき防災についての説明だった。

         

 今まで教科書やジオサイトの本で独習してきていたので全ての話が理解できた。本だけでは必ずしも十分な理解ができないところがあるが、説明を聞くとそれがよく分かるようになる。やはり、本のみでの勉強には理解度とその深さに限りがある。

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#3「茨城県北ジオパークから学ぶ」(県民大学)

2012-06-16 19:02:25 | ジオサイト

 今日は昼前から小雨が降り出した。いよいよ梅雨の本格化と思う。

12061613  前回6月9日に続いての3回目。今日は「茨城のジオ~地形・地質・自然を学ぶ」と題し、茨城大理学部天野教授による。パワーポイントで作成されたスライドによる講義。その資料はコピーが配布された。

 今日の講義は今まで自分で高校教科書で勉強してきたもので、よい復習になった。この歳になると、何回も繰り返さないと、特に非日常事は、すぐ忘れてしまう。

 最初は地球構造の説明からプレートテクトニクス、世界の地震と火山の発生地分布、などの説明。プレートテクトニクスでは3種のプレート境界を想定、①生産境(海嶺)では正断層型地震、火山活動では玄武岩が卓越する、②すれ違い境界(トランスフォーム断層)では横ずれ断層型地震であるが火山活動は貧弱、③消費境界(島弧ー海溝)では、逆断層型地震、火山活動では安山岩が卓越、褶曲(日本列島が典型)などがある。その他衝突境界(ヒマラヤ・アルプス山脈)がある。

 プレート運動の原因は諸説あるがどれも完全ではなく、不明であった。近年地震波トモグラフィーで地球内部構造が明らかになりつつあり、そこでプルームテクトニクス説が出てきた。マントル内での物質の対流が起っているという説である。

 次に、茨城県のジオにフォーカスした話で、茨城県の地形・地質の特徴についての説明。そこで、12万年前の下末吉海進、6000年前の縄文海進による(陸地ー海底)化の話があり、これは、ミランコビッチ・サイクル(地球紀行変動は、地球の離心率変化・地軸傾度変化・歳差運動による天体運動によりきまる)により地球温暖化変動が決まる。これによって、今まで第四紀の始まりを160万年前としていたのが、260万年前と変更になった。

 今日はここまで、後は、次回。

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#2「茨城県北ジオパークから学ぶ」

2012-06-09 18:08:00 | ジオサイト

 本日関東・甲信(平年より1日遅・昨年より13日遅)、北陸(同3日早・同9早)、東北南部(同3日早・同12早)などが梅雨入りしたそうだ。水戸も、今日は朝から雨が降り続いている。夕方からは風も出てきた。

12060912  前回6月2日に続いての2回目。今日は「世界のジオパーク・日本のジオパーク」と題し、産業総合研究所・日本ジオパーク委員会事務局の渡辺真人氏。 パワーポイントで作成した説明と写真でのお話は膨大な量で、メモする暇もない。せめて写真以外の資料をコピーして貰えればありがたかったが、配布資料はなかった。

 欧州のジオパーク・日本のジオパークの例が紹介され、また、室戸ジオパークの世界ジオパークの審査、マレーシア・ランカウイ島ジオパークの再審査の様子が詳細に紹介され、何が必要なのか、何が問題なのかなどがクリヤーに理解できた。

 やはり、長続きされるために、組織、資金、地域、それに支える人、訪れる人が重要な役割であるが、ジオサイトを物語(ストーリー)をもたせた紹介が重要であることも分かった。

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県民大学受講(#1)

2012-06-02 20:46:00 | ジオサイト

 今日から毎土曜日計10回の茨城大学連携講座県民大学の講座を受講。「知的観光力UP講座~茨城県北ジオパークから学ぶ~」というものだ。ジオパークということで、現在独学で勉強している地学に関するものとして受講を決めた。でも、どうやら、地質・地形などよりも、タイトルにあるように、それらを利用した観光・地域振興などがメインの講座のようだった。

 小生の目指したものとは、少々異なるが、これも一つの見かたであり、それに全くの地学的勉強に関係していなくもないので、これから受講しよう。

 初日の今回は、パワーポイントで作成した資料を用いて、ジオパークの説明から、ユネスコとの関係、歴史的な経緯、茨城県北ジオパークの内容・取組、目指そうとしているところ、それに、県北ジオパークとして選定しているジオサイトの紹介があった。

 今回の講師は、茨城大学理学部教授・天野一男教授。

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