つれづれ日記

~認知症に備えて~
(H26/11/21geocitiesから"goo"に引越)
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植村直己について

2007-03-18 22:28:40 | テレビ番組

 本日21時から1時間NHK総合テレビで放映された「ラストメッセージ④植村直己」を観た。小生とは3歳上で、同時代を生きたものとしてその偉業は同時進行で知っていた。しかし、植村の生い立ち、ひととなり、何を考えていたか、などは余り知らなかった。本番組をみて初めて知り、時には涙ぐみながら観た。その悲劇的な死に対してではなく、けなげな生き方、考え、頑張りにである。

 彼の考えは、成功しようが失敗しようが、金持ちであろうがなかろうが、頭がよかろうがそうでなかろうが、結果ではなく、夢-大きかろうが小さかろうが-持ち続け、それに向って諦めないで努力する過程が大事だと云う。

 直ぐに結果を求め過ぎ、その結果の良し悪しを言い過ぎる風潮の現在、改めてその考えの重さを噛み締めた。小生も若くはないが、これからもこれを肝に銘じ、努力していきたいと思った。


最後の将軍徳川慶喜

2007-03-17 23:55:00 | 学習・講座受講

 本日14時から1時間半、県立図書館で行われた三の丸アカデミーIN図書館「最後の将軍徳川慶喜」(講師:茨城県郷土文化研究会副会長久野勝弥氏)を受講した(無料、参加自由)。

 慶喜まわりの人物関連の系図、略年譜、一橋相続略記(一部)の資料各1枚計3枚(B4サイズ)を受領。 今日の講演は、時間の制約もあってか、系統的な話と云うよりもエピソードに富んだ、かつ関係者とのからみを含んだ講演であった。

 徳川慶喜そのものの本は一冊しか読んだことがないが、幕末時代に関する書物を読み、慶喜の言動なりは理解していた。徳川慶喜はあまり好きでがなかった。天狗派が敦賀で投降した際の仕打ちが大きな理由である。立場・面子があり止むを得ないこともあったろうが、もっと違ったやり方があっただろうと思う。しかし、大政奉還したときの水戸徳川の尊皇の考え、慶喜のとった行動、その後の新政府に対する対応は立派と思う。