goo blog サービス終了のお知らせ 

せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

自分に自信があるとはどういうことか

2019年11月04日 | 合気道に学ぶ

秋晴れの熊本です

秋の行楽シーズン、
三連休をいかがお過ごしだったでしょうか。

被災の再建に尽力された方
ボランティアに精を出された方も多かったこと思います。

私自身がお手伝いできていない分、
ありがとうございますと言うしかありません。

こちら熊本では、仕事の合間に、久しぶりに合氣道の
稽古に行きました。
そこで、習うことによる氣付きについて、本日は綴ります。

体を動かすのは、本当に気持ち良いですね。
その反動が、、、腰にきますが、笑。

お恥ずかしいことに
次の日は、筋肉痛にも。。。

久しぶりに稽古すると、技を忘れているし、
体の動きもぎこちないので、
毎回、氣を取り直して、望みます。

身体能力アップだけを考えたら、
もっと通わないと身につきません。

週2~3回は稽古されている方は、
やはり上達が早いです。

それでも、続けているのは、目的が
自分の軸を作る=心の鍛錬だからです。

情けないな〜と思うこともしばしばですが、
このマイナスイメージを自分に課すのがよくなく、
「できない」「むり」という言葉は稽古中も日常もご法度です。

これまでも、いろいろと心の持ち方も習ってきました。
今回、「基本の最初からね」ということで、
私に合わせてくださる優しい先生から

「皆さん、自信はありますか?」
という質問。

その後、「自信とは何ですか?」

「自分を疑わない?」と、私。

答えは丸ではありません。

心身統一的には、
「天地と一体になっている」ということが自信になる
とうことです。

そうそう、そう習っていたのに、、、
つい習う前の答えをしてしまいました。

自分の殻に閉じこもっていることではなく
天地と一体となって、周りと一体となることが大切。

その教えから、
生かされている自分を感じることが、
生きていく上での自信となるのだと、
解釈しています。

宇宙とのつながりや
感謝の気持ちを持ち続けられることが、
幸福感にもつながりますね。

その日の、学んだことを、稽古終了後に振り返りながら、
気づきメモというものを取っています。

それを読み返してみると、ちゃんと過去に書いていました。

稽古内容の、具体的な内容は掲載不可ですが、
氣付きメモは良いかなと

これまで学んだことを、記してみますと、
  • 目先のことにとらわれない、そこだけを意識しないで大局を見る
  • 目標は遠い方(大きい方)が氣が出る(達成しやすくなる)
  • 自分をぶれさせないためには、支流でなく、本流であると思うこと
などなど、です。

情報過多に敏感に反応してしまったり
あれこれと思いをめぐらせ過ぎてしまったり

仕事で迷いが出たりするときに、自分に戻ろう、原点に戻ろう
と思えるようになったことも大きいですね。

まだ達成できていないことが、相手を上手に導くこと。

先に先に行こうとして、動きも強引になってしまう。
せっかちな自分が出てしまいます。
稽古で同じような方と組むと、痛いなぁ〜と、自分も感じます。

上段者の方と組むと、
倒されること(=崩れること)が気持ち良いのです。
あれっという間に。

仕事でも、子育てでも、強引ではなく、導きなのです
と、ここを学びに来ているのですね。



本日の、テーマの「自信」

今回の稽古で、先生に問いを投げかけていただいて
自信について、解釈を広げてみました。

自分を信じる=自分が天地と一体となる

=他者とも一体となる=他者を信じる

=自分が周りを支えている中心軸だと認識する

=周りに支えられている自分の中心を感じる

などなど、、、と

「自信」と「氣」について考えるだけでも、
楽しくなってきました。

稽古は日常で生かすもの。。。

私も、ブレない自分で、ちゃんと軸をつくって
周りを支えられる人間となり、
支えてもらえる自分になりたいものです。

中心軸がないと、支えようもない。。。

建築の木のものづくりで
いろいろな方と一緒にやるには、
自分自身の仕事で本領が発揮するためには、

自己主張ではなく、
自分の中心軸(哲学や思想)をつくり
それに沿って行動できる人間になること

という、目標がはっきりとしてきました。

今年も、11月に入りましたが
この学びを来年にも引継ぎ、
学び、実践を繰り返す人生にして参ります。

ご指導いただく先生、一緒に学んでくれる
道場の皆様、誠にありがとございます。

これからも、不定期な参加となりますが
どうぞ宜しくお願い申し上げます!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心身統一合氣道熊本20周年記念講習会に参加して

2019年09月21日 | 合気道に学ぶ
本日は、とてもおめでたい場に参加させてもらった
嬉しさと共に、プライベートな人生の学びについて綴ります。

熊本地震の後、熊本でも合氣道の稽古を再開しました。

被災した建築をめぐる中で、
自分自身のブレない心を保つためです。

建築から、ちょっと横道に逸れますが、
人生についての学びは
すべての道に通じると思っています。

1)まず、合氣道を始めた経緯から、、、

もともとは、子どもが生まれて、
少しでも身を守る術を身につけられればと、
関東に居るときに親子で通い始めたのが、
合気道を始めた最初でした。

熊本では、これまで、関東で通っていた「合気会」ではなく、
「心身統一」という別の流れの会とは、
実はよく知らないままに、、、

近くで通えるところと検索した結果
出てきた道場でした。

しかしながら、通ってみますと、「気を合するの道」
とは、どういうことか、

体系的に指導いただける教室で
私にとっては、本当に良い出会いとなりました。



2)道というものは枝分かれしていく

合気道とは、もともと植芝盛平氏が開祖です。
会自体は、息子さんが引き継がれました。

高弟の中の一人、藤平光一氏が始められたのが
心身統一合氣道なのです。

関東では女性の先生に習おうと
子どもへ指導も熱心になさっていた方につきました。

自宅からは、電車で1時間弱の道のりを通いました。
女子学生さんも多く来られ、女性としては安心できました。

通われている方々は皆さん素敵な方々で、
稽古の後は、毎回お茶を用意してくださり
お茶菓子をつまみながら、交流するというのは
その先生の師匠からのお気遣いなのでした。

その先生の師匠が、
この藤平先生の一番弟子だったという
ことを、後ほど知ることとなり、
不思議なご縁を感じました。

関東に戻った時、道場を尋ねると
ご本人から、一番弟子であったが、合気会をでて、
藤平先生についていくことができなかった経緯もお聞きしました。

何事も、本家があれば分家ができるように
様々な流れの中で、少しづつ教えも形を変えながら
発展していくのでしょうね。

図にするとこんな流れです。
3)本質を掴み取る

3年探してでも、良い師匠につけ!
とは、習い事の世界。

私自身、年の半分ほども熊本の道場には通えていませんが
それでも、こうして細々と続けさせていただいているのは
本物だとの確信があるからです。

ある方にこんなことも言われました。
「世の中って、本流が本物とは限らない」

いろいろな会の流れは分かりません。
私自身は、会云々よりも
先生についていこうと決めたのです。

今は、私より後に通い始めた方々に
どんどん進級されていく様を横目に、
完全にマイペースでさせてもらっています。

そして、この熊本道場がなんと、20周年を迎えられ
宗主の息子さんである会長さんが、指導に来られました。

こちらも親子で継がれましたが、内弟子であることは
熊本の先生とは対等なのでした。

合氣道は、
『力技ではない。相手を導くことである』

という、宗主の指導の肝の部分をしっかりと
今の会長にご指導いただきました。

実際に、力ではなく「氣」で、相手を崩す(倒すではないですよ〜)
という取り組みをしました。

相手に触れるのは、ほんの指先。

これが非常に難しい、笑。

『始める前から、相手を受け入れていますか?』

と、指南されました。

「自分と相手は一体である」との気持ち、
心持ちになっていますか?ということですね。

家族も、子育ても、仕事の人間関係も。。。
相手と向き合う時は同じということです。

次の熊本道場での稽古の時に
この稽古を踏まえて、

「相手によって出来る時とできない時があります」
という質問に対して

熊本の先生は
「それは自分の心に思い込みがあるからです」と。

そう、自分の中に、「この人は体が大きいから
倒れない」という思い込みが無意識に生じているというのですね。

この無意識の部分を変えていく作業でもあるわけです。
だから、稽古するのですね、笑。

4)力ではないとはどういうことか?

最低限の筋力や力は必要です。
氣も出しておくことが大事なので
健康体であることも基本ですね。

合氣道の基本姿勢「一点から、動く」ことが大事で、

力を入れないという感覚は、
実は、自分の力だけではなく、
天と地の力も加わって動いているということなのです。
 (これは足裏の感覚で味わう必要あり)

現在、ラグビーのW杯が開催されていますが、
会長は、以前代表選手に、稽古をつけられたこともるそうです。

具体的な稽古の内容は掲載不可なので
ここでは、概念と報告だけに留めておきます。

まずは、相手を受け入れつつ、自分が天地と一体となり
ぶれない心身を保つ、心静まった人間になれるよう
日々の生活で、生かしていきたいですね。

祝賀会では、
「長く続けることが大切だよ」と長年稽古されてきた方の
お言葉を頂戴しました。

熊本城の詩吟も来賓がお披露目されて、盛り上がりました。



会長のサイン本もビンゴで当たりました。
(心が静まっていないことが見抜かれた!?、笑)



記念品も大事に愛用します。
導いていただいている諸先生方
稽古仲間のみなさまに感謝して。

段をとることに焦らず
息長く、続けて参ります。

ありがとうございました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お祝いの月を素直に喜ぶ。これからも、氣を出して行こう!

2018年07月30日 | 合気道に学ぶ

↑雨は降りつつ、虹に染まる空


今年の7月も残す一日となりました。
暑さも、あと少しの辛抱と思いたいものです。

週末の28日は、月食の満月でしたね。台風の心配もしつつ
感謝の祈りを捧げました。

今日は、月末の満月感謝祈りに関連して、
今月の嬉しかったことを綴り素直に喜びたいと思います。

熊本では、お祝い事、うまくいったことが続き、嬉しい月でした。
関係者のみなさまには、感謝です。ありがとうございます。

依頼主さまが、完成お祝いの席をご用意くださり
関わった職人さん方と、宴会にお呼ばれしてご馳走になりました。

こちらからは、お祝いの品と、竣工写真をご用意しました。
完成した空間に身を置くと、感激もひとしお。
現場での苦労も吹き飛びます。

また、別のクライアントさんからは
新築の完成お礼にと、大きな天草スイカをいただきました!



我が子が喜んで、夏祭りのヨーヨーと大きさ比較の写真をパチリ。
お気遣いには、感謝いたします。

私が留守の間に完了した関東の工事では、
依頼主さまが写真と「快適、素敵!」の感想を送ってくださり、
私も嬉しくなります。横浜に戻ったら、確認に参りますね。


↑床をヒノキで、腰壁はモミの無垢板張り

それから、それから、(キリがないですね、笑)

施工者不足に、設計のご依頼を引き受けられるか思案していたら
以前、お付き合いのあった工務店さんが、
急ぎの依頼に対応してくださったり、

補助金申請したプロジェクトが審査を通過し、
親身になってくださる大工さんとご縁をいただいたりと、
嬉しく動き回った月です。

今月は、本当に様々な良いことが重なりました!!

これも、氣を出しているお陰!?

プライベートでは、合氣道の昇級審査に合格。

なんと、予定よりも9ヶ月遅れで審査。
実は、事故に遭った次の週が、昇級審査だったのです。

稽古すらできない体調で見送り、
やっと稽古を再開しての、審査。

すっかり技を忘れていた私をお仲間が励ましてくれたり、
相手になってくださったりと、無事に合格だったのも、
周りの方々のおかげですね。

腰痛が完全には治っておらず、稽古の再開は正直痛かったです。

しかし、いつまでも放っておくと、筋力も衰えていき、、、
どこかで、踏ん切りをつけねばと、
治療しながら、少しづつ運動も試していることろです。

なかなか事故前の身体に戻らず、
落ち込めばきりがないのですけれど
できないことより、できることに目を向けようと思えるのも
氣を意識した生活のお陰でしょうか。

9ヶ月もあくと、後から入会された方に
さすがに先を越されます。

悔しいなぁ。。とちらりと思います。
人と比べない。比べない。と心で言い聞かせながら、そうでもしないと
大人の習い事は続きません、笑。

今年の氣のカレンダーには、
運を開く五原則が書かれてあり、
「何事もプラスに考える」というのがその中にあります。

心が落ち込みそうになったり、
身体がしんどくなったりするたびに
何回も、何回も、読み返しています。

昇級お祝いでは、先生と一緒に
久しぶりに皆さんと会食。
良い氣の流れる時間を過ごさせてもらいました。


↑さすが熊本。新鮮な刺身がてんこ盛りです。


これからも、様々な人に支えられていること
良きご縁をいただいていることに、感謝しながら

これからも氣を出して、人のためになることをやる!
生き方を心がけて行きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心身を整えて気持ち新たに、旧暦利用で焦らない。

2018年01月23日 | 合気道に学ぶ


先週、西暦1月17日には新月を迎え、
旧暦カレンダーでは、12月最後の月に入りました。
20日は大寒と、暦通りの寒さと雪でしたね。

今日の熊本は、晴天。朝散歩できました。
冬でも青々とした楠の下での森林ヨガも復活しました!
まだ、寒さには慣れないので、日が昇ってからやっております。



仕事も、ライフワークも多くの方に支えられて、
滞りなく進行し、本当に感謝の念が絶えません。

不慮の事故後、
実は、現場やイベントなどには、コルセットを着けての参加。
ずーーーーっと、腰の痛みを押しての活動でした。

運動も、ストレッチもできず、体はガチガチに。
筋力は落ち、さらに両親の入院や通院への付き添い
自分の病院通いとめまぐるしく、心休まらず。

立っても痛い。座っても痛い。横になっても痛いで
不眠や疲労との戦いのような日々。

それでも!

長めのお休みをもらったと、働き方の見直し期間と捉えて
気持ちを前向きに過ごすことを、心がけてきました。

毎日習慣にしていたことが、
当たり前のようにできるようになることが、
これほど喜びとは!
と、ここに振り返りを綴っています。

一度、ブログに良くなっていると書いたのですが、
冬の寒さで、実は痛みが増し、治療を続けながらの日々でした。

昨日、やっと、氣圧の先生(合氣道の師匠)のところに伺うことができ
自分の体の状況、そして治る事例もあることを伺い
前向きに、また頑張ろうと決意しました!

身体が不調だと、心も不調。
ネガティブな感情が湧いて来やすいことを実感しました。

私の仕事は、クリエイティブ=創造力がないと務まりません。

肝心要の腰がそのエネルギーの源であることも
身を以て、感じました。

先生に、氣を身体に送っていただいたことで、
書く字の力強さも違っていて、早速帰ってきて手紙を書きました。

自分で、手当てする方法も教わりました。
こんな時こそ、心を臍下の一点にしずめ、物事を対処することも。

事故後パニックにならなかったのも、
心身統一の精神のおかげでしたものね。

「心身の健康の大切さ」これを噛み締めて
命あることに感謝して、命輝かせて生きる道を
しっかりと歩んで行きます。

残り、1ヶ月で、昨年やり残したこと
クライアントさんに、待っていただいていること、
などに積極的に取り組み、

旧暦カレンダーを眺め、焦らない、焦らないと
心落ち着けながら、ブラッシュアップして参ります。

賀状も今年(旧暦では来年)はゆっくりです。

旧歴で動いていると、
のんびりしているように見えるかもしれません。
同じ一年ですけれどね。

これが惑わない、流されない自分らしさの生き方と過ごしております。
どうぞ、お許し下さいね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

縄文時代の大工道具を使ってみる。

2017年05月30日 | 合気道に学ぶ

↑甲州の道祖神信仰跡地

今日は前々回のブログ予告、
合氣道と道具使いの共通点の話題です。

本題は、日本民家再生協会の研修で、
甲州の雨宮大工のレクチャーの後
道具体験をした時の気づきです。

まず、体験した場所は、、、

「甲州の道祖神」とされる丸石信仰の公園。
丸石信仰は、この辺りの地域でしか見られないそう。

熊本出身者としては初遭遇。不思議〜な感覚に。

ご指導いただくのは、縄文時代の道具を自作し、
その方法で建物を建てることを試みている
とってもユニークな雨宮大工。

↑石器だけで、柱のほぞが出来上がりました。

地球愛レクチャー(演劇)から始まり、
ぽかんと聞き入るお仲間をよそに、ほくそ笑む私。

木のことを突き詰めていくと、そこ(地球愛)に行くよね〜と、
お仲間発見と、嬉しくなりました。
私は、縄文まで遡れてはいませんが。。。笑


↑日本民家再生協会の方が、撮影くださいました。
私って、こんなに嬉しそうだったのね、恥ずかしや〜。

道具とは、、、、使うことは、、、
いろいろと考えさせられます。

森と樹と暮らしを繋ぐコミュニティラボでも伝えていきたいテーマ。

ここでは、まず今回の体験に絞って綴ります。

1) 縄文土器での作業は、音色も心根も美しい

です。機械音で(ドリルや電動ノコ)での作業は、人間にとっては不快な音です。
ということは、道具を使い人も、周りの環境も不快にさせるってことですね。

大工さんが、とんとんする音は、人間のリズムですから、
周囲から工事騒音だと言われることはありません。
かえって、手仕事ご苦労様と声かけしたくなるような音です。



雨宮大工は、電動道具が嫌になり、伝統的なノミやノコの手仕事に移行し、
さらに、それよりも、もっと人間らしい道具へと、
縄文時代の石器での道具を再現した日本人初の方。


↑伝統構法の体験で子供達が土塗りをしたという建築も
公園内にありました。

その貴重な道具を使わせてもらいました。

その音は、トーン、トーンと優しく、木と一体感を感じる音でした。
惚れるのも分かる気がするなぁ。。。。

2) 道具を使うのは、力ではなく氣である。

縄文から比べたら、近代的とも言える鉄の道具も使ってみました。
大鋸で、昔は板を挽いていました。
(今でも板材を作ることを、板を挽くというのはそのためですね)

この感覚は、力ではなく、タイミングだよと雨宮大工とは別の
地域の大工さんに教わり、挑戦。


押す、引くの動作だから、もしかして、
合氣道の舟こぎ運動の要領でやってみたらどうかなと、
リラックスして、ギコギコやってみると、とても上手くいきました。

筋がいいねぇ〜の声に、いやはや合氣道のおかげと心の中で。
体の中心軸ができていないと、道具は使いこなせないものだ。
という貴重な体験となりました。

武道の多くはまだ、力だと思います。
しかし、合氣道は力ではなく、リラックスして「氣を出す」こと
相手を見て相手と一体感になることが目的。

うん、大工さんはきっとすでにその技を身につけていらっしゃると
学んだ次第です。

だから、職人さんは優しい方が多いのよね〜。相手を慮れるから。
などと、想像して、そんな方々と仕事をしている私って
なんて幸せ者〜と、嬉しくもなる建築士でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする