せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

一年点検のアンケート

2009年05月30日 | a07監理_滋賀県 東近江市M邸新築工事

インフルエンザの騒ぎもそろそろ収束を迎えたでしょうか。

本日は関西方面への出張を予定していましたが、延期としました。

一応、今よりは後日の方が良いだろうと先方と相談して。

そこで、住まいの引渡後の一年点検として、ヒアリングしたいと考えていた内容を、アンケート形式にまとめて送ることにしました。

これまで、一年点検で雑談としてなんとなく聞いたりしていたことを、まとめてみると以外と沢山ありました。

建て主さんの実際住んでみての評価は、設計監理者としては、やっぱり気になるところ。

建て主さんの想いはもちろん、こちらが意図した設計・空間が生活に生かされているか興味深いものです。

ですので、不具合がないかのチェックに加えて、感じたり気になったりしたことなども記入してもらえるものとしました。

どんな回答が来るかは楽しみです。


励ましの気持ち

2009年05月28日 | 子ども・環境

今日は半年振りに、子育てサークルの仲間の会合。

個人的に会ったりメールをやり取りしたり、というのはそれぞれにあったりもするけれど、一度に揃って会うというのは、なかなか難しい。

仕事の調整をして駆けつけたり、幼稚園の送り迎えの合間に、とメンバーも入れ替わり立ちかわりしながらのランチとなる。

私も今日は長めのランチタイムと決め込み、腰を据えて皆と会う。

というのも、仲間のお友達が入院されていて、みんなで励ましたいという想いからメッセージを集めていたところだったのだ。今日はそれが全員分揃って完成し、最後のチェックとなる。

お子さん連れには、会わないうちに大きくなっていることに皆、感嘆の声をあげたり、お友達のことを心配したり、想いを語ったりする。

そして、いつものように子育ての状況報告。

それぞれに子どもに対する考え方や接し方は少しづつ違うけれど、お互いの子育てに一緒に一喜一憂。

こんな時間を持てることに、いつもこの仲間達には感謝の気持ちで一杯になる。

そして、お友達の回復を心から祈りながら、お開きとなった。


ポートフォリオ

2009年05月27日 | a05監理_神奈川県 藤沢市H邸新築工事

先月撮影してもらった住宅のデータを写真家から受取ったものの、印刷がまだだったので、今日はポートフォリオを作る。

見学会に参加したかったけど、どうしても来れなかったという方がいらして、ぜひ写真を見せて欲しいと頼まれたことが良いきっかけ。

データのままでも十分に楽しめるのだが、大きめにプリントすると、空間の迫力が少し増す気がする。

時間のかかる作業だけれど、一度やっておけば良い資料になる。

今回子ども目線ではどうなるかしら?とかなり低い視点でも撮影してもらったので
少々ゆがみはあるものの、ちょっと面白いアングルもあり。

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玄関を入って見上げると、小さな吹抜けから2階の窓の明かりが射して来る
壁は斜めなので、何だか不思議な場所に


マスクの効果は?

2009年05月25日 | インてリア

店頭で売り切れ!となる前に一応購入しておいたマスク郡。

抗ウイルス(←やたらと高価)と謳われているものから風邪用、就寝用まで。

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店頭には子ども用の抗ウイルスタイプがなくて、やや小さめというものにしてはみたが、いざ出かける時に付けてみようとするとやはり大きくてダメ。

しかたなく、給食用というものを付けさせ、昨日は人ごみへ。

随分前から予定していたイベント。インフルエンザのことで直前まで迷ったが、結局うつる時は、どこに居てもうつるだろうなという結論で出発。

私の方は抗ウイルスマスクを付けてみたが、飛沫がもし近くに来たら鼻とマスクの隙間から入って来そうと感じたし、息苦しいばかり。

子どもは、気になってかえって鼻に手をやってしまい、予想はしていたものの逆効果のよう。

イベント先でも、帰りも結局付けずに電車に乗ったのでした。

マスクの効果はないという説もあり、有効という説もあり。

使ってみて思うのだが、人に移す立場の時は、必要かもしれない。ウイルスを出さないマスクというのは、果たしてあるのか?そのまま考えると抗ウイルスタイプのフィルターが逆になるのだろうか・・・。

電車の中の様子はというと、昨日の横浜線は一車両に10人もいないという状態。東京で乗った車両も似たようなもの。あまり緊迫感のない関東でしょうか。平日も休日も電車の中はさほど変化なしの印象でした。


面積調整

2009年05月23日 | a04監理_東京都 西多摩郡Y邸新築工事

設計中の住まいで、基本計画もまとまるかなぁというこの時期に、敷地の面積に修正が出てしまい、プランを修正することに。

既存建物があり、敷地の図面と面積などの情報も一通りもらっていたのだが、何か手違いがあったようだ。

建主の話では、敷地面積が小さくなるらしく、当然住まいも縮小。

若干の修正だが、もともと目一杯の容積なので、修正もけっして楽ではない。

小さくなったからと夢をあきらめないで欲しい。譲れるところは譲ってもらいつつも魅力的な計画を提案したいと、また新たな気持ちで取り組もうと思う。

いずれにせよ、ローンの関係で分筆が必要となり、測量が発生することになった。建物をいざ建てるという段階で敷地が小さいということにならずに良かった。

住まいづくりにはいろいろな諸条件が発生するもの。ひとつづつ、建主と一緒に力を合わせて解決して行けたらと思う。