
熊本復興住宅の一年点検に伺ったのですが、
(コロナの影響で、ちょっと延期になってました。)
とても綺麗に住まわれていて、
人が住むということは、
空間に命が吹き込まれることなのだと
空間に命が吹き込まれることなのだと
しみじみと実感しました。
地震前の家にあったレンガタイルを再利用した
玄関のアプローチは、ローコストな仕上げですが
センス良い鉢植えのグリーンで
来客を心地よく迎えてくれます。

家族5人で各自の寝室と
皆が集えるリビングダイニングのご要望。
30坪の小さな木造平屋で、どこまでできるか。
いろいろと設計段階で一緒に悩み
ご家族とアイデァを練っていきました。
嬉しかったのは、
その工夫をちゃんと活かされて
とても素敵に過ごされていたことです。
何回も間取りや断面計画を練った
甲斐があるというものです。
その工夫の実際は、HPに写真をアップしました。
どこを切り取っても、オシャレに生活されていて
雑誌の取材を受けたいくらいです、笑。
アンケートの回答なども
おいおいアップさせてもらいますね。
毎日、「いい家だなぁ〜」と
思って過ごされているそう。
特にお気に入りで
木を眺めていらっしゃるという
リビングの吹き抜け天井には、
五木村の葉がらし乾燥材の綺麗なヒノキの梁。

もちろん、木は生き物ですから、
建具の不具合が出てきたり、
外壁の板の釘の部分が浮いてきたりと
その場で大工さんが直して
くださるところもありました。
木の家は、出来上がってから
経年変化を楽しめる住まいです。
これからも、末長く、気持ち良く
愛着を持って、暮らしていただけたら幸いです。