せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

こどもの美術展

2008年07月28日 | 子ども・環境

市民ギャラリーに我が子の絵が展示されているらしい。親子でどうぞと保育園より案内をもらい、昨日出かけた。小学生以下の絵画の展示会を毎年行っており第43回目だそうだ。その歴史に驚き。

080727 自分の絵が展示してあるという気持ちは、きっとうれしいに違いない。会場のこども達は一目散に自分の作品のところに行ったり、親子で記念撮影をしたり。

また、こどもとアートのワークショップも開催されていて、賑わいを見せていた。障害者のアート活動の支援プログラム等の最新の技術も体験出来るようになっていて、幼子は興味津々で参加していた。

作品には賞がある訳ではないが、一つ一つに「構図がいい」とか「色合いが素敵」といったような運営側のコメントが付けられていて、その手間はいかばかりかと思う。

親と子、先生と子といった普段の関係性とは違う、第三者の評価やその関係性は子どもの生育環境にとってはとても重要だと思う。そして、それはまた、親にとっても大変ありがたいものである。息の長い活動に感謝すると共に、ぜひこれからも続けていって欲しいと願った。

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申請とIT化

2008年07月24日 | a05監理_神奈川県 藤沢市H邸新築工事

このブログの帯以上に澄み渡っている晴れ間の中、昨日、事前申請の提出に行った。確認申請以外の3つの内の一つ。

役所機関とはいえ電車を乗り継ぎ駅からバス20分の立地。暑さの中、ややバテながらも図面の説明と内容確認があるので、直接担当者に会う。

結局こういったことは人と人のやり取りなので、話をすると審査もスムースに行くし、先方も柔軟に対応してくれるのがうれしい。

IT化が進んでも結局は人と人でしか物事は動いていかないものだなと感じる。

しかしながら、もう10年以上まえから申請関係の受付がデータで良いという動きもあったが、いっこうに進まないし、やはり行政機関の体質自体が変えられないのかもしれない。申請書類のファーマットはダウンロード出来るようになって来たが、まだまだIT化が遅れているなと思う。

人と人が会うこと自体はけっして否定しないが、メール、FAX、宅配便など他の手段はいくらでもある時代なのになぁとバスに揺られながらつい考えてしまう。

確定申告などもインターネットで出来る時代だが、申請関係はお役所には呼ばれるというスタイルは、いつまで続くだろうか。建築の審査関係は私が現役時代には、きっと行ったり来たりを繰り返す方法は変わらないのではないだろうか。

あるいは、結局はITはツールであり信用に足らず、人と人の顔を合わせること自体が建築という行為には残されていくのかもしれない。

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地盤調査&役所訪問

2008年07月17日 | a05監理_神奈川県 藤沢市H邸新築工事

今日は夏日である。
朝から地盤調査に立ち会う。

早朝はやや曇りだったので、このままの天気なら暑さがしのげるかとも思ったが、現地に付く頃は、すっかり日差しは強くなっていた。

080717 その後、役所の事前相談の書類提出へと移動。

今回の敷地は確認申請の前に必要な申請関係が3つかかっている地域である。
全て該当する訳ではないが、念のため事前相談には全て足を運んで確認を取っている。

その中で、提出条件に該当しなくても事前相談書類を提出するよう、ある窓口ので求められた。そのために今回は書類を整えて足を運んだ訳だが、窓口の担当者が変わると、その必要も特にないという。

???

担当者もせっかく持って来たのだからと収受の印鑑を押してくれた。
後ほど指導内容が変わるとこちらも困るので、これはきちんとした証拠になり、まずはほっとする。

まぁ、これまでもそういうケースがあり、また逆もしかりなのでそう驚きはしないのだが、、。

何でも安全側に取りたい役所なので、その指導には従う訳だが、写真、図面、書類と整えた時間と往復した時間を考えるとう~む。最初に判断して欲しかったなぁと思いつつ、問題ない方向に運んでいるので、まぁ、良しとしよう。

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土地購入の前に

2008年07月12日 | 事前相談・事前調査

今日は土地を見学する。購入前の相談である。080712

土地を購入してから設計者あるいはメーカーに相談と考えがちだが出来れば購入前が望ましい。というのも不動産情報だけでは分からないことも沢山あるからだ。

お勧めするのは、専門家による周辺状況の確認と法的なチェックの2通りである。

例えばこれまでの経験事例の中から

周辺状況のチェックでは、
建主がとても気に入ったので購入寸前というところで、見せて頂くと
敷地内に近隣の電線が渡っていて電柱は動かせないという。それに全く気がついていなかったということもあった。(もちろん、見送りました)

法的なチェックでは、
大手の不動産会社であったが、土地の公開情報と役所で調べたことの内容が異なり、結局は不動産情報が誤りであったということがあった。そのネタはもちろん、建主の値段交渉に役立ったが、むやみに信じてならないという教訓になった。

やはり、法的な最新情報と建設時に必要な事柄は土地の購入前に抑えておきたいし、少しでも不安材料は取り除いておきたい。
それに少しでもお役に立てればと考えている。

それから、
個人で出来ることとしては、可能なら
デジカメで周辺状況や敷地からの周辺の見え方等を撮影することである。

レンズを通じることで客観的になれるし、見返した時に冷静な判断がしやすいからだ。

価格や日当りなど、こだわった部分だけ見ないで、様々な視点から考察すると、いいなと感じていた土地に欠点が見つかったり、逆に一般的に条件が悪いと思われていても、工夫次第でいいものが出来そうなど、違ったもの味方も出来る。

専門家としては建主の考えに寄り添いながらも客観的判断の手助けが出来ればと思う。

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逆の立場になってみれば

2008年07月10日 | ワーク・ライフ・バランス

ホームページが実は容量一杯で更新出来ていない。プロバイダーとの契約を変更すればいいのだが、いっそのことリニューアルしたい。

これまで自己流で作って来たけれど、日々進化するWebの世界、プロのアドバイスも受けてみたいと漠然と思っていた中、素敵な出会いがあった。

数社に問い合わせたところ、金額がかなりかかるのは何処も同じであったが、あるところは、段階を追ってつきあってくれるという。つまり費用も段階に応じて発生なのでコストを抑えられるし、何よりデザインは自分自身で考えたいので、それに沿って技術のサポートをしてくれるというところがうれしい。

そして、一番決め手になったのが、

サイトのデザインの善し悪しではなく、Webの奥から「人」を感じることができたところ。

また、メールのやり取りで信頼とか優しさ、やる気のようなものを直感で感じたからだった。ご本人にお会いして、まさに私がイメージしていた方以上。

まずは、カウンセリングを受けた。
目的やイメージを話合い、方向性を見つけていく。

普段、住まいや建築づくりでヒアリングをする立場が逆転。

あれこれ迷いが出て、揺れる揺れる~。

「イメージが大事」ということは百も承知していたのではなかったっけ?
依頼者の悩みや揺れる心などを実感し、普段の仕事への反省や発見が沢山。

それにお会いして元気をもらったりして。
私自身も依頼者に寄り添いながら、元気一杯、夢一杯、楽しく一緒に走っていきたいものだ。

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