日常の些細なこと。
子どもが話してくれると嬉しいものです。
良かった出来事も、辛かった出来事も、帰宅後食事をしてほっと落ち着き、お風呂や布団の上での会話にさりげなく出て来ます。
何だか、にやにやしているので、はは~ん、良いことがあったなと勘を働かせて、話しだすのを待っていると、
「明日、お礼を言おうかな。でもやっぱり恥ずかしいから止めておこう」などとブツブツ言っています。
何かあったの?としびれを切らして問いかけると、ある子が、おんぶを何回もしてくれたと言うのです。我が子よりかなり小さい子のはず!重かっただろうな。
どうしてそう言う経緯になったか話す本人も不明なのですが、きっと新しいお父さんにいっぱいおんぶしてもらっているのではないかなと、最近のその子の様子を見て思います。
落ち着いたというか、とてもいい感じなのです。以前、その子とは言葉ではないやりとりで、登園拒否になってしまったことがありました。
子どものコミュニケーションの力を信じて待った甲斐あって、しばらくして仲直り。そして今では本人はすっかりその出来事を忘れているようです。
子どもって、いいなと思います。いつも「今」を生きているからです。
過去にとらわれず、未来に不安も抱かず。
毎日、今、一瞬を生き切っていれば、不平や不満や愚痴もないのかもしれないと思えて来ます。
見習って、実践したいものです。