せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

梁の模型

2011年04月29日 | a02監理_神奈川県S保育園新築工事

バルサを使ってのモデルづくり。

ホールの天井に掛ける梁の組み方を検討する。

失敗しないように、まずは割り箸で組んでみる。こちらはスケールは無視。

110429

バルサの方は、25分の1のスケール。

110429_2

丸太の柱の大きさに合う模型材料の径から、作れるスケールが決まる。

今回、国産の材料でしかも製材(無垢材)で梁を掛けたいので、梁背がどうしても大きくなる。それを重ねて組上げるのだから、なかなかの迫力。

更に圧迫感のない空間を目指している。うまく行くといいなぁ・・・。

丸太柱と梁の仕口を削って本日のところは終了。プチ大工工事な一日でした。

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実施設計の調整

2011年04月28日 | a02監理_神奈川県S保育園新築工事

実施設計を進めて行くと、全く図面が描けないという事態も多い。

意匠的な部分と設備の取合いの検討、構造のチェック、今回は開発行為もあるので、その設計者とのやり取りなどなど・・・

調整することが盛り沢山だからだ。

時間を取られる訳だが、共同作業がまた楽しいと思える時期でもある。(互いの会話から、アイデァが出て問題が解決した時は最高!)

特に、今週はそんな週であった。

たぶん、電話をかけたけども、話し中で、なかなか掛からなかった方もおられよう。(すまない!)

何にしても、アレコレ検討し、何がベストか考え込む時期でもある(設計っていつも悩んでいるような、いないような・・・)

アイデァを練る時、細かい納めを検討する時、ひたすら図面を起こす時、、、
まぁどれをとっても至福の時間、であることは間違いない。

加えて言えば、脳が疲労する時期でもある。

脳は使わない部分を刺激することでしか疲労回復しないらしいから、こんな時は映画でも見るのが良いのでしょうが・・・。

まぁ、佳境に入ると寝ていてもディテールを考えているらしいので、(過去に家人に寝言を指摘されている)しばらくは脳は休まらないでしょうか。

明日は休み返上で、ちょいと模型つくりなど手を動かしてみようかな・・・。

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支えられて、春

2011年04月23日 | ワーク・ライフ・バランス

気がつけばもう連休まで一週間。
めまぐるしく過ぎて行く春です。

今年は、我が家も変化がありました。

学校が始まり、行事、平日学校での懇談会、家庭訪問、記名にプリント記入に、親のやることもわんさか押し寄せて・・・。

一日の仕事の前後の時間は、全く自分のことをする余地なし。

加えて、子どもの心理的なことも含めて体調管理なども要注意時期。親があたふたすれば子どもに伝わるし、で、深呼吸が欠かせないこの時期です。

学校、PTA、学童、子ども会、、、、全部別々の行事日程。
これだけでも、一年の大半が埋まってしまいます。恐るべし。

働く母親の「一年生は難関」と昔から言われて来ました。でも、乗り越えて頑張っているお母さん方もすでに多くいらっしゃいます。

一年生を迎えるために、どうすべきかアレコレ作戦も考えました。

1)仕事は代わりに任せられる人材を育てておく。
2)子どもが熱を出した時に、面倒を見てもらえる親代わりの人を確保。
3)学校情報に乗り遅れないように親同士のネットワークづくり

1)はスタッフに助けられてOK、2)は義理両親の力を借りてます。3)保育園時代のママ繋がりにとても助けられています。

今、私が倒れていないのは、本当に周りの方々のお陰。どれだけ沢山の人に支えられているか、それが人生の幸せに繋がるなぁと、実感している春です。

追伸:震災後、余震と地震対策で早めた就業時間ですが、残業なしはやっぱり量がこなせず追いつかない部分も。更に早く事務所に来てくれて頑張ると言うスタッフ。お~、感激です。ありがとう!

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発達障害の環境整備を考える

2011年04月18日 | 子ども・環境

研究会、発足しました! といってもまだ名前を検討中。

土曜日には、昨年の研修会の先生のところに有志の建築士が集合し、方向性を探りました。

皆さん熱心で頭が下がります。

私が一つ提案したことは、言い出しっぺなんだから、まとめてみたらと言うことになり、えっと思いましたが、皆さんの助けをお借りしながらぽつぽつやって行ければとても楽しかろうなと。

各自の検討事項と次回の打合せを決めて解散。

発達障害の方については、震災の避難場所での対応や、地震によるパニック等への対処など、メディアでもとりあげられていますね。

障害という言葉も、イメージが良くありません。発達課題と書かれている文章を読んだことがあります。

課題・・・・

そう、広くは社会全体の課題として捉え、環境を整備することは、人間らしさを取り戻すこと、こころの豊かな人間関係を広げることにつながると信じて、出来るところから始めて行きたいと思います。

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