せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

くまもと型復興住宅のやりかた完了

2018年01月29日 | くまもと型復興住宅01


これまで、月曜日がくまもと型復興住宅W邸の打合わせのリズムでした。

監理もそのリズムで行きたいなと思っていたところ、

ちょうど金曜日に、監督さんより「やり方完了」の報告を受け、
朝から確認に出かけました。

予定を空けておいてよかった!

きちんと配置が出されていました。



仮設の電気も引き込まれ、いよいよ基礎工事が始まります。



現在、熊本では復興工事のラッシュ。
人手も資材の手配もおおわらわです。

基礎工事の着工にも時間がかかりました。
それでも、こうして一歩一歩進んでいることに感謝です。

今回、被災した住宅の建て替えなので、
既存の水道引き込みの水道メーターがあり、それを避けて配置しました。

現場で、施工者、建主さんとも確認して、決め、
図面を描いた経緯があります。

しかし、土の中に隠れていた分岐の配管があり、
それを移動してもらってからの基礎工事です。

事前相談で、役所を周り、台帳で水道の引き込み位置を確認した
情報の中にはなく、現地を確認しても、わからなかった部分。

現場に入ると、こういうことが起きます。

最初は、配置をずらさないとダメなのか?と、
ちょっと焦りましたが、水道管の移動ができて、ほっ。

手配してくださった工務店さんにも感謝して
これからの工事の安全を祈願して
現場を後にしました。

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心身を整えて気持ち新たに、旧暦利用で焦らない。

2018年01月23日 | 合気道に学ぶ


先週、西暦1月17日には新月を迎え、
旧暦カレンダーでは、12月最後の月に入りました。
20日は大寒と、暦通りの寒さと雪でしたね。

今日の熊本は、晴天。朝散歩できました。
冬でも青々とした楠の下での森林ヨガも復活しました!
まだ、寒さには慣れないので、日が昇ってからやっております。



仕事も、ライフワークも多くの方に支えられて、
滞りなく進行し、本当に感謝の念が絶えません。

不慮の事故後、
実は、現場やイベントなどには、コルセットを着けての参加。
ずーーーーっと、腰の痛みを押しての活動でした。

運動も、ストレッチもできず、体はガチガチに。
筋力は落ち、さらに両親の入院や通院への付き添い
自分の病院通いとめまぐるしく、心休まらず。

立っても痛い。座っても痛い。横になっても痛いで
不眠や疲労との戦いのような日々。

それでも!

長めのお休みをもらったと、働き方の見直し期間と捉えて
気持ちを前向きに過ごすことを、心がけてきました。

毎日習慣にしていたことが、
当たり前のようにできるようになることが、
これほど喜びとは!
と、ここに振り返りを綴っています。

一度、ブログに良くなっていると書いたのですが、
冬の寒さで、実は痛みが増し、治療を続けながらの日々でした。

昨日、やっと、氣圧の先生(合氣道の師匠)のところに伺うことができ
自分の体の状況、そして治る事例もあることを伺い
前向きに、また頑張ろうと決意しました!

身体が不調だと、心も不調。
ネガティブな感情が湧いて来やすいことを実感しました。

私の仕事は、クリエイティブ=創造力がないと務まりません。

肝心要の腰がそのエネルギーの源であることも
身を以て、感じました。

先生に、氣を身体に送っていただいたことで、
書く字の力強さも違っていて、早速帰ってきて手紙を書きました。

自分で、手当てする方法も教わりました。
こんな時こそ、心を臍下の一点にしずめ、物事を対処することも。

事故後パニックにならなかったのも、
心身統一の精神のおかげでしたものね。

「心身の健康の大切さ」これを噛み締めて
命あることに感謝して、命輝かせて生きる道を
しっかりと歩んで行きます。

残り、1ヶ月で、昨年やり残したこと
クライアントさんに、待っていただいていること、
などに積極的に取り組み、

旧暦カレンダーを眺め、焦らない、焦らないと
心落ち着けながら、ブラッシュアップして参ります。

賀状も今年(旧暦では来年)はゆっくりです。

旧歴で動いていると、
のんびりしているように見えるかもしれません。
同じ一年ですけれどね。

これが惑わない、流されない自分らしさの生き方と過ごしております。
どうぞ、お許し下さいね。

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インテリアの仕上げとともに、家具選び。

2018年01月22日 | A06設計監理_熊本県M邸古民家再生


古民家再生の現場も、仕上げの時期を迎えました。
いよいよ、内装の状況が見えてきたので、
クライアントさんと家具選びです。

国産の家具で、
なるべく国産の木を使っているメーカーさんをご紹介。

地元熊本人吉の家具屋さんも、
ちょうど百貨店で展示会とのことで見に行きました。

以前、伝統工芸館で商品を見ていたので、
品質に間違いはありません。

それから、九州といえば、大川家具。
私の日頃おつきあいのある飛騨家具。
そして、北海道の旭川家具。


この3大地域の家具を、公平な目で見ていただきました。
私がお勧めするのは、品質のみ。


メーカーさんと結託しているわけではないので
その中で気に入られたものがあれば、見積もりを取ります。

それから、新横浜にある家具屋さんも、
今回熊本に展示にこられていたので
併せてチェック。

さぁ、どれにいたしましょうか。。

色、形、品質、価格。。。
最後は、座ってみて、寝てみて。
決めていただきます。

色味は、現地にサンプルを持ち込んで最終判断します。
家具は、ほとんどが一生モノ。

あかり、照明、空間の雰囲気。
全てに合うものを慎重にチョイス。

住み手の毎日使う場所こそ、
妥協しないで選びたいものです。

良い家具とのご縁がありますように!


ps:今回、熊本では私が、福岡はチームメトシェラのKさんが案内してくれました。
お疲れ様でした。また、対応くださった各家具店の皆様もありがとうございます。

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自分のペースで幸せに生きるには?

2018年01月20日 | ワーク・ライフ・バランス


↑新月直前の朝焼けの月。空の月はマイペースです。見ていると、癒されます。


自分の人生を、人と比較して生きるのは、つまらない。
周りからどう思われようと、周りがどうなろうと自分は、自分。

そんな風に、しっかりと自分で根を張って、
右往左往せずに、どれだけの方が、生きておられるでしょうか。

義務教育でもずっと比較される学生時代の日本。
情報が過大な社会。
賞を取ることに躍起になる各業界。

成熟社会というのは、マイペースに幸せに生きることの方が、
精神的に難しい時代なのかもしれない。。。

そんなことも考えてしまいます。

今日は、他人と比較しないで、
どのようにしたら、気持ち良くブレないで生られるか。。。
自分の経験を元に、綴ってみます。

私を知る古くからの友人は
「明るくて、元気をもらう。頑張っているね。」と言ってくれます。

仕事で忙しくしていることを知る人は、
「いつ会っても、お忙しそう。ご活躍ね。」と、労ってくれます。

働く女性というだけで、同性からは、
少し羨ましがられてきました。

一方で、私自身の葛藤も実は、多いにあるのです。

このブログは、感謝日記であり、私の本音の場所でもあります。

ちょっと、凹みそうになりながらも、
比較しない、比較しない。。。と、
自分に言い聞かせた今年最初の出来事を紹介します。

このお正月、横浜に戻った際に、
働く3人の女性と連絡を取り合い、お会いしたりしました。
私が、熊本との行き来をする前からのお付き合いのある方もいます。

一人目は、同じ職業の方。
彼女は、私の売り上げの3倍以上に。
数年でうんと売り上げを伸ばしておられました。
素晴らしいですよね。

母のケアで、小さい仕事しかできないと
大きなプロジェクトのお声かけを、
幾つか見送ったことを、ちょっと悔やみます。

二人目は、女性経営者さん。
海外との取引も始まり大躍進。
メディアでも取り上げられ、商品生産が追いつかない程だとか。

私も、間伐材を生かしたものづくりを商品化したいと温めていても
実行に移す余裕のなさ。う〜ん、あやかりたい。

三人目は、ママ友。
プライベートなこと全般、夫婦生活や子育ての悩みをお互いに話して、
励ましあう仲だった、ママ友の中でも、コアなお付き合いのある方。
主婦だったのが会社を起こし、経済新聞で連載を任されるされるほどに。

もう、プライベートなことで、悩んでいる暇なし!
彼女も、吹っ切れたのね〜と感心する次第です。

数年間、都心を離れていて、
感じるのは都心の物事の実現のスピードの速さ。

私も、そのスピード感が大好き。

しかしながら、今は、
体にも心にも重しが付いているような。。。
自分自身を省みて、そんな感じです。

どんどん、実現していく私の大切な友人知人たち。
活躍を喜ぶと共に、では、自分はとつい振り返ってしまいます。

ここで、結果だけ見ると、
私自身は落ち込むしかないですね、笑。

ふる里に帰らず、自分の人生だけを考えて
進んでおけば良かったかなぁ。。。
などと、ネガティブな感情が出てこないかといえば、嘘です。

やりたいことを、やれる人というのが、
私自身は、一番羨ましいからです。

では、人と比較しないで
心の平穏を保つには、どう思考したらいいのでしょうか。

ここからが、本題です。

活躍するということは、何かしらの犠牲も払っている訳です。

あるいは、誰かに頼ったり、
任せたりする部分が多いにあるわけです。
入ってくるものが多ければ、出て行くものも多い。。。

手元に残るモノ、コト、ヒト、、、
それらが本当に本人を幸せにしているかどうか。。。

そこを見極めないとなりません。

明るさが有れば暗さがあるように。
その人の裏の苦労、何かしらの諦め。
そういったものを想像しないで、表面だけばかり見ていると
勘違いしますね。

私も、子どもの乳幼児期と責任ある仕事の両立時には
睡眠を削り、娯楽は一切なし、でやってきました。
(これからの働くお母さんには、そうなってほしくないですけど、笑)

ですから、活躍する=苦労する(苦労というよりは、頑張りでしょうか)

人間って、そんなに違いはないですよ。
脳みそが2つあったり、手が4本あって、仕事が倍できるとか
そんな人、いないんです。

行動する時間の使い方が、違うだけ。

だから、活躍する部分を集中して頑張ってきただけなのですね。
それができる背景には、信念があります。
頑張れるということは、本人がちゃんと信念を持っているのです。

ですから、最初に自分はこうありたい、こうしたいを
潜在的にず=っと考えていて、行動して、周りから助けられて実現する。

そのサイクルに入った方々なのですね。

先の女性たちからは、
悩んでいたり、あるいは失敗したり
の話も聞いてきたから分かることです。

共通点は、一つ。「人のせいにしない」です。

失敗も、「こんな大変なことがあった。」だけど、「こう解決した。」
時に笑い話にして。

「あの時、あーすれば良かった。こうすれば良かった。」
ではないのです。

「︎◯◯は残念だけど。。。◯◯したから、いっか!」
という具合で割り切ります。

人って、信念を持って頑張ってきたことに、
後悔したくないですものね!

ネガティブな話って、実は自分を傷つけてしまうのです。

ここで、私自身の話に戻ると、、、
私の割り切りは、自分以外でできる活躍は人に任せるです。

日本の木を使った建築のものづくりも、
森と樹と暮らしを繋ぐプロジェクトも、
私と同じ信念でやってくれる人がいればです。
いないから、やろうとしている訳ですね。

それから、家族のこと、

1に親孝行、2に子育て、3が仕事

これだけは、熊本に戻ってくるときに、自分に課しました。
家族からもらった恩を返して、自分から次世代につなぐ。。。
これ以上の大きな仕事は、ありません。

家族のことは、他人にも任せにくい部分
いえ任せたらおもしろくない部分ですね。

ですから、自分の面白いと感じるところ
やりたいと思うところ、優先で人生を歩んでいたら、
人は人と比較しないで、楽しく思えてきますよね。

それから、多いに、今の状況を楽しむ!というのも
おすすめです。

両親のケアで病院通いの日々も、
院内で、建築のサインがわかりにくいとか、
動線は良いが、照明が良くないとか、
看護士さんの目線は届きやすいかどうか、などなど、
ちゃっかり建築チェックで楽しんでいる私です。

本日のテーマ、自分のペースで幸せに生きるには、、、

1) 信念を持って、行動=結果は後から付いてくると信じて。

2) 自分で選択し、そぎ落としてきたことには、納得して、前に進む。

3) 状況を面白がって、自分にしかできないことをする。

どうでしょう?
これが、私が出した結論です。

一人一人、考え方も行動の仕方も違います。
心での捉え方も違うことでしょう。

参考になれば幸いです。

本日は、「大寒」。熊本は暖かいですが、
雪の地域の方々には、お見舞い申し上げます。

月曜日に、アップできなかった分。ちょっと長文でした。
お付き合いいただき、ありがとうございます。
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鏡開きに思う、餅を飾る空間のある意味は。

2018年01月11日 | 季節感のある暮らし


鏡開きの今日、事務所の出入り口のしめ縄を外しました。

皆様の仕事場でも、新年の挨拶回りや新年会を終えて
お正月気分にさようならし、お仕事が、本格始動でしょうか。

家庭では、鏡餅の解体作業!?の日でもあります。

最近の鏡餅はプラスチックで出来ていて、
中に小餅が入っているものもあるようです。
綺麗だけど、味気ない感じも。

そこで、私はあえて、大きなものは飾りません。

いただいた丸餅を、神様が入って来られるよう
玄関先、台所や、仕事場や、要所要所に飾るのが好きです。


↑みかんの方が大きくて、笑っちゃいますね。

毎日、目にする場所に置くことによって
感謝の念が自然と湧いたり、
忘れていたことを思い出したり出来るからです。

このことは、日々の暮らしに欠かせません。

ちなみに、固くなったり、乾燥したりしたお餅は
割って、素揚げしてあられに。

美味しいですよ〜。
これは義理母に習いました。

残ったお餅をぜんざいやお汁粉にするものこの頃です。

本日は、季節感のある暮らしがもたらす幸せについて
鏡餅を飾る場所の意味から少し飛躍して、
住まいの中に飾る場所のある暮らしについて、綴ります。

幸福学では、幸福感が長続き続きするをための要素の一つに
「感謝の心が湧く」ことが挙げられるそうです。

参考ページ
https://www.recruit-ms.co.jp/research/2030/opinion/detail29.html

私が追求しているHAPPY LIFEを実現する空間とは?
の中に、『季節感を感じる暮らし』があります。

季節感を感じる=感謝の気持ちにつながっていくと考えていたので、
この4要素にも当てはまるなぁ。。。と思っている次第です。

私の考える、季節感を感じる暮らしは、

庭づくり、通風や日当たりだけのことではありません。

季節感を感じさせる装飾や演出ができる場所を、
住まいの中に散りばめるという手法です。

飾り棚だったり、ニッチ(隙間の棚)だったり、カウンターだったり。


↑干支にちなんだ小物をさりげなく置いて

それらをつくるねらいは、

1. 家の中で、美を感じる場所があること
=心も美しく、生活の心のゆとりを生み出す。

2. 花や緑や季節のグッズを飾ることで、
自然の中で生きている自分を思い出す
=自分とつながる、感謝の念が湧く。

3.飾るためには、片付けないとならない
=家が散らからず、整ってくる。

それらが、無意識につながって、、、
家にいる心地よさを感じたり、嬉しくなったり、
家族がリラックスできたりするのです。

趣味の部屋で自分の好きなものに囲まれる。。。
それも大事です。

家庭になった時は、家族みんなが気持ち良く過ごせるように、、、
仕掛ける。それは主婦の役割なのかもしれません。

もちろん、食器の片付け、洗濯物の片付け、掃除など
毎日の家事は家族の協力があってこそですけどね。

主婦で頑張っておられる奥様やフルタイムでのお母さんなど
週末だけでも、お花や、季節グッズを飾って欲しいですね。
自分ご褒美として。

それには、木の空間が一番合うと思います。
木のカウンターが一枚あると、

そこが、
自然・天・自分・につながって、、幸せにつながる磁場になる。

日々の生活で実感しながら、設計で提案しています。

今年は、もっと、もっと、面白くて、温かくて、それでいて
感謝の念が湧く、、、木の使い方に取り組んでいきます!

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