せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

北はまだ梅でした

2010年03月30日 | ワーク・ライフ・バランス

日曜日は、天気は余りよくは無かったのですが、久しぶりに友人を訪ねました。

北は群馬の温泉どころ。梅どころ。

双子の赤ちゃんの子育てが大変と聞き及んでいたので、お揃いのプレゼントとお土産を持って訪問。
100328
色違いの布の組み合わせで作ってみました

友人家族は、私が建築をやっているのだからと、古民家を改修した隠れ家的なおそば屋さんに連れて行ってくれました。確かにガイドブックには出てない!「こういうの好きでしょ」ですって!ピンポーン。

木格子に土塗り壁、黒々とした大きな柱と梁。書院造りのところもお座敷も広縁も全て一つの大空間にしてあり、木の大テーブルに、こだわりのおやじさんがうったそばは、最高に美味しかったですね。

友人曰く、この辺りはそば処。長野より群馬に軍配を上げたいとのこと。へぇ~、結婚して住んだ土地なのに、すっかり愛着が湧いている様子に、こちらも嬉しくなりました。

桜よりまだ梅が満開できれいでした。

温泉地は、妙義山というちょっと山の温泉に浸かったので、なんと雪景色の中の露天風呂。しばし、贅沢リラックスして来ました。

双子ちゃんがが大きくなったら一緒に温泉に入ろうねと、誓って帰路につきました。


100328_2

山の上は半分霞んで。幻想的な風景

コメント

住環境整備の研修会

2010年03月29日 | 模型・実験・見学・講習・イベント

建築会主催の「介護保険制度と住環境整備」の研修会が週末に開催され、一般参加もOKだったので、これから高齢化社会の対応として、住宅の改修を検討したいという友人と一緒に参加。

まずは、身障者のスポーツ文化センターの見学。週末で春休みということで、利用者は多く、広い通路も見学者が通るのが、はばかられる程の賑わい。

導線を多く取ってあるんですよ、という解説に、一般の施設との違いも感じながら、またこういった施設の需要の多さも目の当たりにして、普及が望まれるなぁと実感する。

プールで泳ぐ姿あり、体育館でバスケの試合あり、ステンドグラス製作教室や料理教室等様々な利用のプログラムがあり、20年利用者に愛されて来たんだなと感じる。(プライバシーのため、人の入った写真は掲載しませんが多くの利用者がいらっしゃいました)

↓上下に高さが変えられる調理台(シンクとコンロ付き)のある調理室
100327
見学後はリハビリセンターでの、みっちり2時間の研修。介護保険制度の復習、横浜市の助成金制度のことなど、ケースワーカーである現場を良く知る方の生情報が聴けて、勉強になる。

最新の福祉機器、社会情勢、現場の課題から私達の役割まで、話は多岐に及んだ。

↓バリアフリーやリハビリ後の住まいへの復帰(住環境整備)がシュミレーション出来る模型
100327_2

専門家でなくとも、人生の老い方の問題としても考えさせられる話であり、こういう研修会は、もっと広く一般の方にもアナウンス出来ると、いいのかもしれないと考えさせられた。

コメント

建築の彩色画に感動

2010年03月26日 | 模型・実験・見学・講習・イベント

昨日は、講習会やスライド上映会等が重なり、イベントづいた一日でした。

会場を移動する合間に、県立歴史博物館に立ち寄り、「彩色立面図による日本の近代建築」展を、閉館ギリギリの滑り込みだったので、駆け足で観ました。

↓会場の公式本を購入
100326_2
建物は現存するものとしないものあり。

写真と並列して、建築家が描いた彩色図面が展示されており、簡単な解説がついているという展示。

歴史的建物が好きな人にはたまらない展覧会でしょう。

彩色画は、時に本物以上の迫力と存在感。

柱のふくらみがゆがんでいるなぁ、と詳しく観るとなんと線は手描きでした。定規を当てて描いた線ではなかったのです!

細かい手仕事に、唸りました。

久しぶりに図面を手描きしたくなりました。

線の強弱、影の付け方、色のグラデーションなど

いくらコンピューターとソフトの開発が進んでも、手描きの味にはかなわないものがあります。

線一本、一本の中に込められた想いが全然違います。

溜め息をつきながら会場を出ました。

手を動かすこと、図面に想いを込めること、忘れないでいたいものです。

余談、、、

ミュージアムショップで、こんな本を見つけました。

100326

最近は学生時代に勉強した建築用語や知識が、え~っと何だったっけ?と混乱したり。かといって教科書を開き直す時間的余裕はなし。ということで、これは便利。

知らないことも多々あり。脳のストレッチにはいいですね。持ち歩いて、電車の中で読もう!現役の学生さんにはまだまだ負けられませんよ~(笑)

コメント

最初の配筋検査

2010年03月24日 | a04監理_東京都 西多摩郡Y邸新築工事

これは、昨日の配筋検査の様子です。

地下の最初のコンクリートの部分です。

100324

構造担当者にも、しっかりとチェックしてもらいました。

今回の工務店さんは、手順も良く、監督さんは設計事務所から名指しで仕事をもらうと評判のベテランの方。

段取りも良く、工程に沿って質疑も来るし、施工図も上がって来るので、とても安心感があります。

こういった方ですと、たいてい職人さんも安心して仕事ができるので、現場はスムースです。

とは言っても、人の手仕事。

勘違いや、間違い、などがゼロになる訳ではありません。

設計事務所の役目は、間違って図面情報が伝わっていないか、監督さん(工務店の管理者)が忘れているところはないか常に確認しながら、フォローして行きます。

基本は自主性に任せて、ポイントは念押しながら、現場監理を進めて行く、そんなところでしょうか。

コメント

先輩を偲んで

2010年03月23日 | ワーク・ライフ・バランス

昨日は、先輩の偲ぶ会でした。

早いもので、もう七七日忌法要も営まれたとのこと。

都内の公園内にある老舗の会場で、窓からは桜の蕾みが、今にも弾けようとしている中、静かに、そして親しみを込めて温かく、行なわれました。

設計事務所勤務時代の大先輩方の中に、私なども入れてもらい大変恐縮でした。

参加出来ない若手の方の分も含めて、祈る気持ちで参加して来ました。

スライド上映会では作品を観て、先輩の建築に対する熱い想いと情熱を感じ、各方面の方々のスピーチでは、その人柄を讃え、偲びました。

もう、元気のいい声が聞けない。

もう、一緒にものづくりに取り組むことが出来ない。

とても残念気持ちは、会場の皆さんと同じでした。

新人の私を、檄を飛ばしながら、けれど頭越しに叱るではなく、寄り添いながら一緒に考えて、導いてくれた先輩。

先輩の環境を考えた建築づくりに早い段階から積極的だったこと。集まって住むことの面白さ、集まって住むことのデザイン手法。様々なことに共感していました。

もう、相談もできない。頼ることも出来ない。

けれど・・・

私自身、しっかりと自立して、そして志しを少しでも引き継いで行けたらと、心を奮い立たせました。

これまで、本当にありがとうございました。

そして、これからも天の上であたたかく見守っていて下さい。

祈る気持ちで、会場を後にしました。

コメント