せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

今年も素敵なご縁に感謝して

2017年12月31日 | ものづくり


みなさま、どのように大晦日をお過ごしでしょうか。

旧暦での生活でい言えば、気分はまだ年末ではないのですが、、、

旧暦カレンダーも、手帳も、やっぱり西暦での1月始まり。
どうしても、区切りの時期になります。

暮れの小片付けなどが終わって、行うのは、手帳の入れ替え。
カレンダーの入れ替えです。

手帳を見返して、
行きたかった場所、お会いしたかった方、、、。
本当は、まだまだあります。

残りは、旧暦の新年(2018年2月16日)までにやろう!
と誓うのでした。

仕事の方も、思った以上に進んでいなかった部分もあり
思った以上に良い方向へ進んでいるものもあり、、、

全ては出会いと、
それを活かせるかどうかは、自分次第だなと感じます。

今年もお世話になった皆様方、本当にありがとうございました。
賀状は省略させていただきますが、感謝の気持ちは一杯です。

今年の反省点といえば、

横浜に住所を戻したため、郵便が転送されず、
留守の間は、手紙が溜まり、ご返事が送れて無礼したことです。

仕事関連の支払いや急ぎの件は、
何とか横浜事務所で対処してもらうのですが

問題はプライベートのお手紙。

素敵なお届けものや、頂き物のお礼が直ぐには出来ず
しまった〜と言ったことがしばしば、でした。

本当にごめんなさいね。

今回も、クリスマスに届いたものの中に
こんな素敵なものが!

「水の記憶」というCDです。

木のことを考えることは命を考えること。
地球規模でのお話に、
とっても意気投合してしまったA氏から

素敵な樹のイラストと共に届いておりました。
ありがとうございます!!

人間の生き物としての本能としての力を取り戻すべく
縄文時代の道具を自ら作り、その道具で家づくりをしている方。

ものづくりが機械化の方向に進めば進むほど、
世の中のバランスを取るために
こういった方の活動が必要なのだな〜と感謝すら覚えます。

彼が取材された雑誌には、、、
なんと縄文の服をお手製で作って、それを着ている姿が!!

お会いした時よりさらに進化!?(時代を逆戻しにしつつ)
している格好に、思わず、お〜〜と声がでてしまいます。

自分のこだわりをとことん追求する姿に
その使命感に燃えている姿勢に、
私も勇気をもらうのでした。

いろんなことがありました。
いろんな出会いもありました。

皆様もきっと、予期せぬ出会いと思わぬ展開!?
などあった面白い一年だったでしょうか。

試練も苦労も自分の糧になったそんな一年だったでしょうか。

いろいろとあっても、私自身は、皆様方のおかげで、
心穏やかに、そして新鮮な気持ちで明日を向かることができます。

西暦2017年、最後の夜に。
感謝して。


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大掃除日和。年末年始もお世話になることに感謝して。

2017年12月30日 | ワーク・ライフ・バランス

↑飛行機から夕景の阿蘇中岳

今日の熊本はとっても良い天気です。
まさに、年末の大掃除日和です。

朝からできるだけの片付けと、窓拭きも気持ち良く行えました。
皆が泊まる用の布団も、しっかりと干して、ふかふかに。

自分の腰痛による掃除機かけの辛さは、
腰にホットカイロを貼って、乗り切りってます、笑。

仕上げに、母が花を活けて、
鏡餅と、しめ縄も飾り、母を病院に送り、、、。

今、フライトの合間に綴っています。
空港も家族連れで賑わっています。

お正月過ぎには、兄弟が交代で両親の見舞い、通院や検査のために
来熊してくれるので、助かります。

珍しく今日のフライトは、夕方の便。

進行中の工事現場が、年末までかかるということで
このような年末にフライトを予約していたのです。

横浜の家族を思うと、ちょっとギリギリすぎるかなぁ。。。
と、やや後悔もしていた中、結果的には、ギリギリで良かった!

暮れに慌ただしく、両親の毎日の病院通いで
自分の通院もままならならないほど、になってしまったからです。

公私ともに、熊本に居れて良かった。

普段は、お姉ちゃんに任せておけば良い。
スタンスの兄弟もさすがに今回は、休みを融通してくれるようです。

これで、安心して私も自分の家族の元へ帰れます。
今日は馬刺しを買って帰るよ〜と昨日、連絡したら

大晦日は義理両親共いっしょの忘年会を計画中だとか。
ありがたいことです。

明日は、横浜の大掃除だなぁ。。。
と言っても、念入りにはできませんけどね。

水周りの手入れと、床の雑巾かけと、窓拭き程度。
窓ガラスは、新聞紙で仕上げ磨きをして、ピカピカにする簡単掃除です。

サッシの溝のホコリなども落とせればベターですね。
寒くても、しっかりお掃除で汗を流して、夜は美味しいお酒を飲むぞ〜。

空港を利用していても、病院に通っていても

思うことは、こうして年末年始も、休日も
働いてくれる方が、大勢いらっしゃるということ。

普段、新横浜から羽田までのリムジンバスは朝の5時代ですが、
バスの運転手さん、お土産売り場の売り子さん、整備士さん、、etc
様々な方が、みなさまに本当に朝早くから働いてくれてるから
飛行機に乗れるなぁと思いながら利用してます。

病院の先生、看護士さん、ケアの方も
夜中も、ずーっと続く勤務での対応。
本当にありがたいことです。

今年一年、無事に、行き来できた生活。

そして、自分自身や両親の通院や入院でお世話になれたことも
見えないところでの、皆様の働きのおかげです。

ありがとうございました!

これからも、知らないうちに見ず知らずの多くの方々に
支えられて、

このように自分で思ったような生活が送れていることに
感謝して過ごしたいと思います。
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人との出会いは、心の栄養ドリンク。

2017年12月25日 | ワーク・ライフ・バランス

↑朝散歩で通るクヌギ林、苗から随分伸びました。

22日、冬至が過ぎました。

これから少しづつ、日が長くなると思うと
朝の暗いうちからの起床が、楽になると喜びます。

23日、退位が決まっての天皇誕生日には、おめでたいと思うと
同時に、激務であった公務からの解放も、良かったのではと思ってしまいます。

24日、クリスマスイブには、ちょっと赤いセーターを着て、サンタ気分。
クライアントさんには、設計の力で、ご家族を幸せに、出来ますように。

プレゼントは、もらうより、選ぶ方が好きな私です。
その人を想いながら、ワクワクしますし、
驚く顔が浮かぶのも好きです。

受け取るのも何でも嬉しいデスけどね、笑。

25日、家族や友人、周りの方々には、笑顔で接し、
元気を与えられますように、、、と過ごすクリスマス。

みなさまは、いかがお過ごしでしょうか。。。

暮れも差し迫り、振り返りも兼ねて、
今日のお題は、人との出会いです。

よく、あの時、あの人に出会っていなければ、
人生は違ったものになっただろう、
というキーパーソンが、みなさまにもおられることと思います。

恩師や、友人や、恋人や。。。

著名な方やスポーツ選手に感銘を受けるなど、、、。

私にも、この出会いがなかったら、
今年を乗り切ることはできなかっただろうな
という方が何人もおられます。

今日はその方々に感謝すると共に、
最近の日常のふとした出会いに、とても心が助けられているので
そのことを綴ります。

秋から暮れにかけて、
プライベートで、メチャクチャめまぐるしい日々です。

自分自身のアクシデントに加え、
兄弟や親戚、家族も様々あり、(今年はそういう年回りなのでしょう)

普段は夜の残業は、頭が冴えなくなるので行わないのですが、
自分も家族の送迎やお見舞いも含め、ほぼ毎日病院へ通っているので、

夜も仕事をしないと追いつきません。

そんな、ヘロヘロ状態なので、
先週の新月に3ヶ月ぶりに復活した朝散歩も時間がまちまちに。

それなのに、偶然、ママ友に会い、笑顔での挨拶に心が洗われます。
彼女も早朝から仕事で、このあたりまで来ているとは!

そして、役所周りで、ある意味たらい回し状態になっていて
遠方の機関まで行かねばならず、渋滞での運転で、
これまたヘロヘロとなっていた先に、待っていたのは、同志。

建築家協会の若手(私もまだ一応)は、熊本ではその方と私2人!?
これまでの会合で会ったのは、彼だけ。あとは先輩方。

彼は、阿蘇方面の仕事で来ているとのこと、「遠いね〜。」
お互い、ここは「初めて来た」場所でした。

彼も復興に関係することに取り組んでいます。
「お互い頑張ろうね!」と思わず声にでます。

人に声かけしながら、
自分自身を励ましている私なのかもしれません。

少しの間のこの交流で、帰りの渋滞はまぁ良しとしようと、
心に余裕ができて、あがくのをやめました。

そして、次の日の道中、、、。ご近所の方にお会いして、

「あなた横浜と熊本の行き来で忙しいでしょうに
生き生きしてるわね〜。」

なるべくそう振舞うようにしていますが、
実は体調はそうでもないという話をすると

「腰が痛いなら、うちのマキストーブにあたりにいらっしゃいよ」
との嬉しいお言葉。

はい。図々しい私は、参りますよ〜。

なんだかんだと、心身共に疲れたな〜と
ちょっと思っていると、

ハッ!と元気になるような
人との出会いが用意されているなぁと感じます。

本当にありがたいことです。

まるで、心の栄養ドリンクです。

まだまだ、現場でのブラッシュアップ、図面のアップ、
打ち合わせと続く師走です。

自分も誰かの、心の栄養ドリンクになっているかな〜と
振り返りながら、乗り切って参ります!
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125年間_踏み続けられた板

2017年12月18日 | A06設計監理_熊本県M邸古民家再生


木は生きている!を実感する
古民家再生の現場です。

今回の古民家再生の現場では、
玄関の上り框の位置が変更になります。

以前は連続した式台がありました。

土間から大きな踏み台で靴を脱ぎ、その次に式台に足をかけ、
部屋に入っていました。


今回玄関周りを新しくするにつけて、
式台も新しくする予定でした。

しかし、大きな一枚板が何枚もあり、もったいなく
再利用できないものかと、あれこれと検討。

「もう古いから使わなくて、いいですよ。」と依頼主さま。

それでも諦めきれず、
「一度磨いてみてください」と大工さんに頼みました。

そうすると、綺麗な木目が出てきました。
表面が黒ずんで、痛んでいても、中はピカピカなのですね。

無垢の木の木肌は、ず〜と美しいことに感動です!

さらに大工さんが面取りをしてくださったりと
優しく生まれ変わりました。


依頼主さまの言葉が忘れられません。

「この板は、もう何回踏まれたことでしょうね。」

そうです。築125年、毎日出入りの人が踏み続けた板です。

125間_踏み続けられた板、
それがまた再生して100年は踏み続けられるでしょうか。。。

木が人のために役立ってくれていることへの
大きな感謝とともに、

その木を生かしてくれた大工さんの手間に

そして、理解ある住まい手に
感謝した現場監理のひと時です。
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くまもと型復興住宅の起工式 〜家づくりを料理に例えるなら〜

2017年12月11日 | くまもと型復興住宅01


週末は、設計監理で関わらせてもらっている
くまもと型復興住宅の起工式が執り行われました。
建主様、関係者の皆様おめでとうございます!

平成28年くまもと地震後、
走り続けているような状況の地域工務店さん

日が良いと幾つも掛け持ちでお声がかかる神主さん

その方々と、

お仕事もされながらの建主さんの予定が
やっと合いました。

「大安」の幾日か候補日は見送られ、
これ以上遅くなると、予定がずれ込んでしまいそう。

ということで、「先勝」にさせて頂きました。

懸念された寒さもそれほどではなく、
無事に開催できて設計者としては、ほっとしているところです。

家を建てるのは、「出来合いを買う」のでは、なく
お互いにいろいろと話し合いながら、進めていきます。

今回は、ガイドブックに掲載した「くまもと型復興住宅」の案がベースです。

ほぼほぼ、同じような内容で、まさに
今回の建主様が想定されていたのかも!?
と驚くような感じで、敷地にぴったり。

それでも、方位や道路との関係で、間取りを反転させたり
扉でどこを区切るのか、水周りの配置は、、、使う材料は、、、
など、ほぼほぼ、注文住宅に近いかたちで
打ち合させて頂きました。

地震被害にあったための建て替えとはいえ
依頼主さまにとっては、一生のお住まいです。
なるべくご要望に沿えたいからです。

ベースの案がある程度あっても、
やはりオリジナルな仕事だと感じます。

そこで、家づくりの方法の違いを
料理に例えてみます。

その違いは、、、

1)分譲住宅を土地ごと購入するのが、
「外食」(全てあるメニューから選択)なら

2)ハウスメーカーなどで、おきまりの内容から、
自分の土地に合わせて建てるのが、「中食」(お惣菜を買ってきて食べる)

3)設計者に依頼しての注文住宅は、
材料から購入して作る「創作料理」と言えるのではないでしょうか。

どれだけ新鮮で、安くて、体にもよくて、美味しくて、、、と
お客様の味の好みやアレルギーの有無をお聞きしながら
さらに、ご家族の構成、大人と子ども、高齢者の食べやすさなど
ヒアリングしながら、ご予算に応じて、
最大のコストパフォーマンスを実現する。

設計料には、そのコーディネーター部分やアドバイスも含まれています。
ここまで出来て、この価格なんて!
というのを目指します。

けして設計料は高くないと言ってもらえるように
頑張っています。

工務店さんも、適正な価格(大工さんなどの職人さん)の人件費を
きちんと見ていただけるところにお願いしています。
なぜなら、手抜きがないからです。

手間賃を惜しめば、人はどこかで嫌気がさします。
見えないところで、気も抜いてしまいがちです。

以前、見積もったら、
相場より大工さんの人件費が高めの工務店がありました。

クライアントさんの予算に近づけるために、
私が相場価格に減額できないものかと社長さんに相談した時、
社長さんは、「うちの大工はしっかりとした仕事をするから
そこは下げられない」と、はっきりとおっしゃり、
逆に信頼が高まったものです。

もちろん、木材を目利きの社長さんが市場で買い付けてくるので
材料は、相場の半値に近く、その分、全体の見積もり価格は安く
とても質の良いものが出来ました。

完成後にクライアントさんから伺ったのですが
30坪ほどの家ですが、ご近所では「豪邸」「高級」との噂になっていたようです。

美味しいお料理を食べたいときに、
シェフの腕を下げても良いから、なんて頼みませんものね。

その工務店さんとのやりとり以降は、
人にお金をかけ、その分企業努力で
良いものを、適正な価格で、仕入れている工務店さんかどうかも
お付き合いするポイントとして見極めるようになりました。

おかげさまで、私のお付き合いのあるところは、
どの工務店さんも社長さんがそのタイプなので、
現場にこちらがびっくりするくらい良い材料が
予算内で入ってくることがあります。

依頼主さんにどれだけ良いものが提供できるかと
いつも考え行動している、労力を惜しまない方々ばかり。

それでも、私も設計者としては構造面や機能面で譲れない部分もあり
ときに議論が衝突したり、
アイデアがあちらこちらに飛んだりすることもあります。

エネルギーは使います。
それこそがものづくりの醍醐味でしょうか。

「何も議論しないで、図面通り施工するのは簡単ですよ。
それでも、より良くしようと話し合うのが大事です。」

と、今回の社長さん。これからの現場も
一山あり、二山ありとの予感大。

それも、楽しみに変えて、
取り組んでいきたい気持ちを新たにした一日となりました。

土地に舞降りられてこられた神様に
工事の安全祈願と、関係者の多幸をお祈りしながら
これからのものづくりの現場での、
設計監理者としての邁進も誓った、初冬の良き日です。

みなさま、ありがとうございました。

当事務所のHPでも随時紹介して参ります。
http://www.mk-ds.jp/newworks/2017/12/201712.html





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