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せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

中間検査無事終了

2011年11月01日 | a01監理_神奈川県 横浜市S邸新築工事

横浜市S邸の中間検査が無事終了。

木造工事で横浜市の場合、金物の緊結を見る検査機関の中間検査があります。111101_3
事前に監督さんがチェック。更に監理者(当方)がチェック。そして検査機関がチェック。沢山の目で見るのが大事。

在来工法の木造にとって金物は命綱。全箇所確認します。

地震時の柱の引き抜きを防ぐ重要な役目があります。配筋検査時にアンカーの位置で確認しますが、今回は柱頭も確認。

そして、今日はいよいよ屋根工事。
111101_4
建主様と悩み悩んで選んだブラウン色の横葺き金属屋根。

とても良い色合いで品良く仕上がっていました。

ココにキャッチ工法で太陽電池を載せます。施工性の確保、これからも足場に登って確認して行きます。(高いところは気持ちがよくて好きですね)

順調な工程で安心です。段取り良く進めて下さる監督さんはじめ、正確で手の早い大工さん、職人の方々に感謝です。今日は社長さんも現場にいらして下さいました。お忙しい中、Thanks!!

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現場の定例打合せ

2011年10月26日 | a01監理_神奈川県 横浜市S邸新築工事

昨日はS邸の現場打合せでした。

上棟したので、土台に合板を渡してテーブル代わりとし、土台に腰掛けて話します。

夏の暑さ、冬の寒さはこのスタイルはなかなか応えますが、この季節はとても過しやすいですね。

お陰で打合せもサクサク(!?)進みます。

本当は、事前に質疑を挙げてもらっているからなのですけどね。

111026

↑登り梁を採用し屋根の空間の一部も室内の空間に取り込み広く見せます。

細かい納めなどは、構造体や現場の様子を見ながら決めて行きます。

来週には中間検査を控え、軽微な変更届提出、検査の申請など雑務も行いながら現場での納めを決めて行くので、ここしばらくはやや大変でしょうか。

週末には、建て主様のご厚意で、構造見学会も開催予定。
工事途中の珍しい見学会です。
工務店さんも施工に自信があるからこそです。

ご興味のある方、良かったらいらして下さい。

詳しくはHPのニュースにて
http://www.mk-ds.jp/news/2011/10/1026up1029.html

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空を見上げて~S邸上棟式~

2011年10月14日 | a01監理_神奈川県 横浜市S邸新築工事

おめだたい日を迎えました。

上棟です。

11101403
空間が出来上がってくる感激の瞬間。

今日は8人もの大工さんが駆けつけてくれました。

建て主様のご配慮で、上棟式も開催。

乾杯と笑い声の絶えない歓談に、楽しいひと時でした。

11101402
木組みを見上げながら、何か天に感謝したい気持ちで一杯に。

建て主様との出会い。

工務店さんとの出会い。

設計をさせてもらったこと。

沢山の手と手が関わっていくこと。

到底一人の力では出来ないものが、ここにあるんだなぁと・・・。

これからも、どうか無事故で完成を迎えられますように。

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土台確認

2011年10月13日 | a01監理_神奈川県 横浜市S邸新築工事

昨日はS邸の土台敷きを現場確認してきました。今回は120角ヒノキの土台です。

建て方前に搬入された材料の確認も兼ねています。

111012
打合せと段取りを重ねて来たけど、やはり手仕事。
不具合な点は、現場にて修正を依頼。

今日はプレカット工場の営業さんも現場を確認してくれて助かりました。
迅速な対応に感謝です。

それから、今回もっとも難しい部分、

登り梁×斜め壁×ナナメ梁の加工は工場で大工さんが事前に手加工。

場所を変えて見に行きました。
う~ん、なかなか神業。

(写真左下ナナメのところ)

111012_2
やや無茶な設計でごめん。と思いながら、いやぁ、嬉しいものです。
信頼している大工さん方がやって下さるので、任せて安心です。

工場ではついでに破風板(はふいた)材料の確認も。工務店の社長さんの目利きで入った材料たち。

外部に使う木材なので、いいものを選ばないと腐れの原因に。杉板の赤味の良い部分しか使いません。

111012_3
材料の選定も任せて安心なところ、そして、国産の木が沢山使えるのは、これもまた嬉しい限りです。

自然素材の良さで、
上部で長持ちの家になりますように・・・。

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アンカーセットのチェック

2011年10月03日 | a01監理_神奈川県 横浜市S邸新築工事

先週の横浜市S邸の配筋検査の様子。

今回、制振ダンパー設置のため、アンカーの位置をずらしている部分がある。

ココを間違うと、後が大変である。そこで、2段階で検査。

111002
まずは、全体の配筋検査を構造担当と担当スタッフに任せ、夕方セットが出来たところで、確認に出向いた。

それでも、日が暮れるまでに全部は終わらなかったので、後は写真報告をもらうことに。

現場に行くと、どうしても口うるさい小姑のようになる自分に苦笑いしながら。

通り芯、間違えてないね。確認した?、型枠の剥離材事前に塗ってるね?(後からはダメ)、スペーサーちゃんと入れて。アンカーの倒れがないか設置状況を触ってみたり。

まぁ、監督さんにしてみれば、当たり前のことかもしれないが、其の当たり前のことが出来ていないことが、多々あるのだ、過去に。

今回は、配筋検査時までにコンクリートの配合表が出ていなくて、ちょっと注意する。

次回は外構部分の打設なので、まだ先だが、打設の1週間前には出すように指示。

監督さんは、勉強熱心な若い方で慌ただしい現場に、いつもきちんと対応してくれているので、問題はないのだが。

誠実な対応と、丁寧な現場に建て主様の評価も上々である。

なのでこちらも期待大。だからこそ、プロらしくきちんとやって欲しもの。私が知らない部分や、最新情報も教えてもらいつつ、お互いに切磋琢磨出来れば。

そうそう、前回は出来なかった柱のR面取りも、今回はやってくれるらしい。材木やさんとの交渉力もさすがですね!

どんな柱に仕上がるのか、楽しみです。

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