乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

ロープウェイ「昂坪360」(香港・ランタオ島)

2011-01-07 | 香港
 今回は香港国際空港のすぐ近くにあるランタオ島(大嶼山)を見物したときの話です。ランタオ島を代表する観光地は昂坪というところで、そこに向かうロープウェイ「昂坪360」にまず乗りました。
 昂坪360の起点はMTR東涌線の終点東涌駅の近くです。昼過ぎに東涌駅に着き北側に出ると市内バスの大きなターミナル(東涌鉄路站巴士総站)がありました。2階立てバスがなんだかおもちゃに見えます。


 ロープウェイ乗り場に上がる直前にランタオ島のローカルバスを運行する新大嶼山巴士(NLB=New Lantau Bus)のバスターミナルがあり結構熱心に客引きをしていました。

 昂坪まではこのバスでも行くことができるので商売敵というわけです。島内一日乗車券なんてのも用意されていたり普通運賃であってもバスのほうが安いもののロープウェイに比べかなり遠回りをしている上、ロープウェイは乗ること自体が観光みたいなものですからバスはちょっと不利という感じです。


 ロープウェイ乗り場に上がってみると平日の昼過ぎだというのに行列が長くてびっくりしました。まず切符の窓口まで並びさらに乗り場まで並ぶという順番で、並び始めてから乗るまで50分もかかりましたから休日なんか一体どうなっちゃうんだろうと恐ろしくなります。これなら本来の所要時間は長くてもバスの方が早く着けるかもしれません。
 私は行列がキライなので(好きという人もあまりいないと思いますが)1人だったら即バスにするところですが今回は乗り物酔いしやすい同行者がいるので並んでもロープウェイの方がいいということになりガマンして待ちます。訪問時は12月だったので気候はよかったものの、もし暑い季節に乗ろうという場合は行列に備えて飲み物なんかも用意しておいた方がよさそうです。


 というわけでやっと順番が来てゴンドラに乗れます。カメラマンがいて乗るとき写真を撮られるので思わずピースしたらこれが降りる頃にはちゃんとできていて販売されるという寸法でした。観光地によくあるワザですね。路線は直線ではなく途中2回方向を変え距離が5.7キロもあり20分ほどかかるのでだいぶ乗りでがありました。

 海を渡る箇所や山越えがありなかなかスリリングです。

 ただこのロープウェーは試運転中に無人のゴンドラが落っこちたことがあるというのでシャレにならないスリルですけれども。乗ったゴンドラは台湾人家族4人と中国人2人組とこっち2人の合計6人で3国相乗りということになります。20分もあるとなんとなく会話が始まるものでみんなで写真の撮りっこしました。すれ違うゴンドラを見るとやはり座がほぐれているようで一斉に手を振ってきたりと皆さんテンション上がっている様子を見るのも面白いものです。


 幸い落ちることなく昂坪に到着しました。

 降りると名物の「天壇大仏」が見え記念撮影の格好の背景になっています。こちらもマネして記念撮影をしました。


 今回はここまでで一旦切り、大仏さん見物は次回とします。

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