乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

ローマで乗りスクーター

2012-05-28 | イタリア
 先日イタリアに行ってきたので何回か引っ張ります。今回の旅行は同行者がいて観光が主目的、行先はローマやフィレンツェというスケジュールでした。となると乗り鉄・乗りバスに精を出すというわけにいきません。
 そこで思い出したのがスクーターに二人乗りするシーンが印象的な映画「ローマの休日」です。以前「乗りバス」したときずいぶんとバイクを見かけたし乗りやすいっぽいなあ、なんか面白そうだし、ということで国際免許証を持って行ってローマでスクーターを借りることにしました。幸いそれこそ「ローマの休日」のおかげかレンタバイク店はテルミニ駅周辺などにいくつもあります。乗ってみると狭い街中でも路上に駐輪スペースが数多く設置されていて大変便利でした。問題点は一方通行の多さで、旧市街らしい直交していない道路状況とあわさると街全体がさながら立体迷路のようです。何度も同じところをぐるぐる回ってしまいなかなか目的地にたどり着けないこともありました。それはそれで楽しくはありましたが。

 口に手を突っ込むシーンでおなじみ「真実の口」のすぐ近くにあった駐輪スペースです。こんなスペースがあちこちにあります。

 スクーターのおかげであまり歩かずに済み楽でしたが、さすが一大観光地ローマだけありどこも長い行列でこれはちょっと疲れました。

 しばらく並んで真実の口に到着しました。

 ウソです。これは高松市の女木島(鬼ヶ島)洞窟にあった「真実の『岩』」でした。我々のつまらない顔が映った画像しかないのでこれで代用しときます。

 街中を巡るのはもちろん郊外にも楽に足を延ばせます。画像はアッピア街道の旧道です。古道ながら一方通行の標識があるくらいでクルマやバイクも通行可できます。ただ拡張されていない箇所は昔ながらの敷石(画像中央部の大きい石)だけがぼこぼこと並び凹凸が激しく二人乗りではまともに走れませんでした。一人乗りでもちょっとつらそうです。


 という具合で小回りがきき駐輪にも困らずの「乗りスクーター」はなかなか楽しいものでした。


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